ミチヨミノウミウシ

先週、谷津で撮ったミチヨミノウミウシ。

ミチヨミノウミウシ
これも1cm未満のサイズだったかと

谷津の美人のガイドさんはやたらと小さい個体、例えば数ミリ単位のウミウシ類を次々と見つけてくれます。

私としてもそのサイズは望むところなのですが、谷津の海は岩場の起伏が大きく(隠れるところが多いので伊勢エビ類がたくさん)、マクロ生物も斜面にいることが多いため、なかなか体を安定させられずに狙いが定まらないのですよね。肉眼では見えているのにファインダーでは見失うこともしばしば。

おまけに左手で岩を掴むのでマニュアルフォーカスができず、ピントが甘くなりがちだし。

 

マツヨイミノウミウシ

マツヨイウミウシ。

マツヨイウミウシ

マツヨイウミウシ

今回は先客の都合もあってポイントも恩納村ばっかりだったため、あまりいい写真がありません。

それに台風のせいで海の中の地形なんかも大きく変わったらしく、いるはずだった生き物が蹴散らされてたりもするようです。

そもそも沖縄では珊瑚が死にまくっているし、あまりに海中が殺風景なので、いつでも充実しているフィリピンの海が恋しくなる感じでした。亜熱帯と熱帯では海水温上昇に対する生態系の耐性が違うのでしょうね。

今年ほど台風が立て続けに沖縄本島に接近、上陸し、かつ近隣で停滞するような年は珍しいものの、次に沖縄に行くなら台風シーズン前の方がいいとつくづく思いました。

クロスジリュウグウウミウシ

リロアンのクロスジリュウグウウミウシ。

クロスジリュウグウウミウシ

クロスジリュウグウウミウシ

私はこのウミウシを見かけると、ついついパリパリ細麺の長崎皿うどんを思い浮かべてしまいます。食べ終わりそうなときに皿に残っている細切れの麺に似ているので。