直前のブリーフィングでレンベピグミーシードラゴンが見られると聞いていて、実際にそれっぽいのを見せてもらったのですが、これは違いますよね。
指示棒と比べて解るように確かに小さいのだけど、まだ肉眼で魚として認識できたから。 で、レンベピグミーシードラゴンってのはおそらくこれ(↓)と同じ種。
たいがい小さい水中生物を見慣れた私の目にも、この魚は糸くずにしか見えません。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
レンベのメジロダコ(ココナッツオクトパス)シリーズ。また別の個体。
やっぱりインドネシアではタコは食べないのでしょうかね。生息数がやたら多いです。これがフィリピン人ならタコだろうがナマコだろうが、食えるものは何でも食うのに。
このときは殺風景な砂地でたまたま指示棒を地面に突き立てたところ、砂に潜っていたこのタコがにゅっとわき出てきました。そう、ちょうど舞台の底から噴煙とともにジャンプして登場したマイケル・ジャクソンみたいに。
写真には写っていないけど、体の両脇に二枚貝の貝殻を1枚ずつ携えていました。
で、これ幸とばかりに私が写真を撮っていたところ、二枚の貝殻を放り出してそそくさと逃げていきました。
体長20cmほどのタコにしてみれば、人間は化け物っぽく見えるのでしょう。まるで得体の知れない巨人に襲われる『進撃の巨人』の人間の感覚なのかも。
追跡はしないであげたので、せめて私が立ち去るところを見守って、貴重な貝を回収してくれてればいいけど。