アンサー野本の水中天国 Vol.4

Impress Watch Videoのサイトでアンサー野本の水中天国の第4回が公開されました。新宿西口のアンサーは私もお世話になっている水中カメラ関係の専門店です。

今回の特集はNauticamのSONY αNEX5用ハウジング。実はこれ、私も一時期欲しかったのですよね。ちょうど1年前ぐらい前、NEX5が出たての頃に。結局、Eマウントのマクロレンズが一向に出る気配がなかったのと、ハウジングの発売が遅れに遅れたので(半年ぐらい後にずれ込んだ)NEX5ともども買うのをやめちゃったのですが。

ビデオの途中、ニコノスレンズのくだりがありますが、懐かしい…。そうそう、当時はフィルムなので液晶モニタもなく、焦点距離も目視で合わせていたのですよね。ちなみに私はニコノスより安かったSEA&SEAのモーターマリンIIを買ったのでニコノスレンズは持ち合わせていません。他にもあの頃はポラロイドカメラのハウジングなんてのもあったなぁ。

そして今回の耳寄り情報は、水中カメラセットの乾燥させ方の解説でしょう。なるほど、時々「シリカゲル入れてるのにハウジング内が曇る」という人に会いますが、こういうことだったのですね。15:45秒あたりからの3分半は特に初心者ダイバーには必見です。

ナイトホークBCDを検証

先日届いた新しいSCUBAPRO KNIGHTHAWK(ナイトホーク)BCDの各所をチェックしてみました。

私のSCUBAPRO CLASSIC(1993年モデル)とは比べようもないのですが、さすがにいろんなところが変わっています。

まずはインフレータホースの付け根。謎のレバーみたいなスイッチが付いていますが何なのでしょうかね。マニュアルを読んでみないと。

インフレータホースの付け根

付属するパワーインフレータはずいぶん小型のもの。ただしAIR2に換装したらせっかくの真新しい中圧ホースも口径が合わず使えなくなりますが。

小型のパワーインフレータ

ウエストの両サイドにはてっきり大型のポケットがあるのだと思いきや、丸々ウエイトバッグの収納場所になっていました。そういやカタログにそんなことが書いてあったような…。

収納(右側)

ウエイトバッグを引き出すとこんな感じ。

ウエイトバッグを引き出したところ

左右のウエイトバッグにはウエイト玉を2個ずつ収納できるようです。私はベルトしか使ったことがないのでこの方式の利点は解りません。

同じくBCDの裾の排気バルブもクラシカルなBCDユーザだった私には未知の世界だったりします。排気バルブは内側に付いているのですね。

裾の排気バルブ

そして困ったのが左右のポケットの容量。隣接するウエイトバッグの収納にスペースを取られたせいでとてもこぢんまりしてて、小降りのナイフぐらいなら何とか入るかなというサイズ。常時携行しているシグナルフロート(使ったことはないけど)がまるっきり収まりません。

ポケットとシグナルフロート

と思っていると、右側のポケットの奥に拡張ポケットが収納されてるのを発見。引っ張り出してみるとシグナルフロートも収まるサイズ。でも、だらしなく舌を出しているようでちょっと見栄えが悪いなぁ。

予備ポケットを引き出したところ

というわけでナイトホークBCDは今のところポケットの容量不足だけが不満点です。

ナイトホーク購入記

Knighthawk BCD参考までにSCUBAPRO KNITEHAWK(ナイトホーク)購入の経緯を書きます。でも届いた品が不良品だったときの対処や故障した際の保証が不安な人にはお勧めしません。

当初、以前使ったことのあるニューヨークのLEISURE PROあたりで買おうと思ったもののナイトホークは一番大きな2XLサイズ以外が欠品中でした。いつなら入荷するかを問い合わせても満足な返答はなし。他にも何社か当たってみても似た状況か、意外に高価で…。

そうして探し回って見つけたのがこちら。香港のお店です。

品揃えの中にちゃんとナイトホークがあり$479とリーズナブル。さっそくメンバー登録して購入手続に進んだものの、チェックアウトの段階で以下のメッセージが表示され、先に進めなくなりました。

No shipping available to the selected country

そこでメールで訊ねると、すぐに「送料込みの526USドルをPayPalで送金してくれればOK。日本にもちゃんと出荷するよ」という返信あり。

ならばとPayPalの手続きを行ったのが8月7日(日)。9日(火)には商品が出荷され、昨日13日(土)に自宅に配達されて来ました。前にLEISURE PROからダイコンを取り寄せたときは商品の入手まで3週間ぐらい待たされたものの、さすがに香港からだと1週間で届きますね。

それからLEISURE PROのときは日本のクレジットカードの有効証明が必要で結構面倒だったものの、今はPayPalで先方のメールアドレス宛てに送金するだけという簡便さ。いい時代になったものです。

香港からダイビング機材を輸入することになるとは思っていなかったものの、近年では中国系ダイバーも増えてますし、香港では毎年DRT Show(アジア最大のダイビングイベント)も開催されています。それに考えてみれば私の水中カメラのハウジングも香港製。そんなに無茶な話でもないですね。

ちなみにクレジットカードの引き落とし代金は8月10日の換算レートが適用されて42,156円でした。

ナイトホーク到着

歴史的な円高ドル安のメリットを享受すべく個人輸入で購入したSCUBAPRO KNIGHTHAWK(ナイトホーク)が到着しました。

SCUBAPRO KNITEHAWK BCD

スキューバプロ・アジア株式会社のサイトには…

スキューバプロおよびウワテック製品は、日本国内のSCUBAPRO UWATEC JAPAN正規製品取扱店からご購入なさることが大切です。
海外あるいは、インターネットやオークションをはじめその他のルートで製品をお求めになった場合、SCUBAPRO UWATEC JAPANの製品保証制度は適用されない場合がございます。

とありますが、私が欲しかったKNIGHTHAWKは日本向けのラインナップに入っていないので輸入も仕方なかろうと。

いや、一応ダイビング機材量販店のAQROSが取り扱ってはいるものの、今回のテーマは「円高の恩恵を受けよう」なので。

でもまあ届いた品が不良品だったときの対処や故障した際の保証が不安な人にはAQROSでの購入をお進めします。

ちなみに同じく日本向けのラインナップにないSCUBAPRO GEOはmic21が扱っていますね。

SCUBAPRO GEO BCD

 [rakuten]mic21:10028922[/rakuten]

BCD個人輸入計画(2)

個人輸入でBCDを購入すると仮定して機種選定。要件は以下の通り。

  • AIR2対応
  • 黒赤基調(他の機材がそうなので)
  • なるべく軽い

私は機材をシンプルにするべくオクトパスは付けないのでAIR2対応は必須。他者にエアを分け与える場合は自身がAIR2をくわえてレギュレータを渡すことになります。不意にレギュが壊れた場合もAIR2が頼りですね。

ただし、聞けばインフレータの仕様はメーカーによって異なるとのこと。だったら今持っているAI2Rを使い回せるよう同じSCBAPRO製品から選ぶのが無難です。

ということで候補は4つ。

  • CLASSIC UNLIMITED
  • GEO
  • LIGHTHAWK
  • KNIGHTHAWK

bcd4種類

すべて日本向けには発売されていない製品です。

 

【CLASSIC UNLIMITED】

今と同じジャケットタイプなので面白みがありません。私の好みからするとカラーリングも不満です。

【GEO 】

これは良さそうですね。旅仕様らしく、この通りコンパクトに畳めて小さなずた袋にすっぽり納まります。

GEOの折り畳み状態

ただしアクセントがブルーなのが難点。でも染めQのブリリアントレッドあたりで塗り替えれば好みの色合いになりそうな気がします。

【LIGHTHAWK】

LITEHAWKは最近欧米で流行らしいバックフロートタイプで、これまた旅仕様ですが、正直なところちょっと不細工すぎるかな。何もそこまで切り捨てなくても。

【KNIGHTHAWK】

同じくバックフロートタイプのKNITEHAWKは理想ですね。他と比べて重量があるものの(Lサイズで3.6kg)、形といい色といい断然カッコいいです。

実は結論は最初から出ていた気がします。昨年、マレーシアのカパライリゾートでKNIGHTHAWKを見かけたときに一目で気に入ってしまったので。