BCD個人輸入計画(1)

円高止まりません。震災直後以来の77円台ですか。なにしろ米国もユーロもデフォルト問題に直面していますからねぇ。 さてこういうときは円高メリットを活かしたいところ。とはいえ海外旅行に出かけるには燃油サーチャージが高すぎる気がします。パラオやフィリピンまででも片道1万円ぐらい。まだ許容できなくもない額ですが割高感は否めません。 そこで考えたのが輸入品の購入。私は過去にダイビングコンピュータ、水中ライト2機種、ゲージなどを個人輸入で買いました。ダイビング機材は送料を入れてもアメリカのお店で買った方が明らかに安かったりしますので。 今一番欲しいのは新しいウェットスーツなのですが、さすがに無理があるのでパス。 ならば次に欲しいのがBCD。なにしろ未だに18年前に買ったものを使っているので。

BCD 1993年モデル
私のBCD。SCUBAPRO CLASSIC 1993年モデル。 まだ裾の排気バルブが付いていません

まだ十分に使えはしますが当時とは自身の体型も体重も変わっているため(もちろん太った…)、どうにも浮力が適性ではない気がしています。水中では気にならないものの水面でボートを待つときに沈みがちなのは致命的です。 ちなみに今のBCDはSCUBAPRO CLASSICの<S>サイズ。直系の後継モデルの対応表を見ると胸囲が〜95cm、体重〜65kgだそうで。今となってはどちらも全然足りてません。胸元にもエアが入るジャケットタイプなので浮力に至っては<S>が約16.3kgで<M>の約21.3kg、<L>の約27.7kgよりも圧倒的に劣ります。ジャケットタイプは体重に合ったものを使わないとダメなのかもしれません。 ということでアメリカのショップから気に入った製品を取り寄せてみようかと。海外流通品のBCDはメンテナンス性に難がありますが(おそらく国内向けとは扱いが変わる)、そもそもBCDの本体はよほどのことがないと壊れない代物なので、まあ良かろうと。

FIX LED 1500DXを手放しちゃった

3週間前、マリンダイビングフェアのフォトコンテスト表彰式の抽選会で貰ったFIX LED 1500DXライトですが、使い道が思いつかず手放すことにしました。

いや、とてもいい製品(しかも私の一押しでもあります)だとは思うものの私のNikon D7000水中カメラセットは約7kgあって、すでに片手撮りには精一杯の重さ。現在ターゲットライトに使っているのがINONのLE250で208.5g。これをFIX LED1500DXに置き換えると250gぐらい重くなってしまいます。D7000 + 105mmマイクロレンズで動画を撮る気はない(おそらく手ぶれして気持ち悪い映像になる)ので、その大光量も不要です。

ということで行きつけのダイビングショップに出向き、馴染みのスタッフに「ライト買いたがっている人いないか?」と聞いていたところ、顔見知りの客の一人が来店して開口一番「ライト買いたいんですけど」と。そのまま商談成立、未使用品を5万円でお買い上げ。

意外なことにその女性は私とは逆でFIX LED1500DXの軽さに感激していました。これまでダークバスター LED12(飛行機に乗せられないやつ。830g)を使っていたらしく、それに比べれば目に見えて軽いのだそうで。

良い取引になりました。向こうは量販店よりも1万円以上安く買え、私は新しいウェットスーツの購入資金ができたので。世の中うまく回っていますね。

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ストロボを強く炊くと撮影枚数が目に見えて減る

D7000で撮れる水中写真がやや暗く感じるので少し明るく撮ってみようとINON S-2000の光量を1段階上げて撮っていたら、120枚ぐらいでストロボ光なしの写真が増えてきました。

私はS-2000に単4のエネループを入れていて200枚ぐらいは撮れることを確認済みなのですが、+1でストロボを焚くと撮影枚数が6割ぐらいに減るようです。まあ、TTLなので撮るときの状況にも左右されるわけですが。

で、あれこれ考えた揚げ句、S-2000から拡散版を外すことにしました。マクロ撮影に限っていえば、あれは光を拡散しているというよりも、単に弱くしている側面が強いようですし。

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追伸:

後日、再検証したら1,000枚ぐらい焚けることが解りました。このときはたまたま状態が悪かったのでしょう。

ウェットスーツのケツが裂けた

今回のダイビングの初日には既にウェットスーツのお尻の縫い目に穴が空き、最初は小さい穴だったのが潜る度に広がって、3日目の3本目の終わりには裂け目がとうとう20cm超の長さに。おかげで途中からは海パンのオケツ丸出し状態でした。ちなみに海パンは黄緑系のガラだったので、ちょうどピスタチオ状態だったかも。もちろん自分では確認できませんが、いい笑いものでした。

まあ、そのウェットスーツは2mm厚なので損耗も速かろうと。しかもほとんどが水温30℃前後の南の海で150本以上で使ったので、まあどこかしら穴が空いても無理もないところです。

さて、悩ましいのが次をどうするか。補修しても、その周りに圧力がかかって早々に破れやすいとのこと。諦めてまた新調すればいいのですが、無類の暑がりの私が望む2mmのダイビング用ウェットスーツはオーダーメイドすると往々にして3mmよりも高くなります。流通量が違いますので。

ならばサーフィン用にするか、いっそのことウェットスーツを着ないってのもありかな。クラゲ・ガヤ除けに全身を覆う必要があるものの、私は南の海の水温ならTシャツ海パンで十分なので、体にフィットするタイプのトレーニングウェアを数十ダイブごとに使い捨てていく方がいいようにも思えます。

地球の海フォトコンテスト2011 受賞パーティ

昨日、マリンダイビングフェアの会場で開催された地球の海フォトコンテストの受賞パーティに参加してきました。初参加です。

ちなみに私の入賞作品はこちら、このblogの右肩の画像の切り出し元写真。ネイチャー部門。

カエルアンコウ

17:20分、受け付けを済ませた参加者はフェアのフォトコン会場に通されます。受賞者とその連れでざっと500人ぐらいいたでしょうか。ちなみにパーティといいつつもドリンクは有料で食べものはなし。常連さんらしき人は、おつまみの類いを持ち込んでビールを買って酒盛りを始めていました。

各部門の上位入選者にはステージ正面にイス席が用意されているのですが、私は入選止まりなので地べたに座って審査員方々のスピーチと表彰式を見守ることに。正直これがかったるい…。アカデミー賞のようにその場で初めて上位入賞が発表される形式ならともかく、順位は3月の時点ではっきりしているので表彰式に楽しみはありません。ステージは見えず、審査員のスピーチもよく聞こえませんし。なお、自由部門の最優秀賞作品はステンドグラス化されて贈呈されていました。

さて、開始から一時間ちょっとが経過したところで表彰式が終わり、審査員の方々がはけて抽選会が始まりました。進行のお姉さん曰く「1/10ぐらいの確率で商品が当たる」とのこと。なるほど入選者の連れが大勢いたのはこれだったのでしょう。

カメラバッグ、パソコンソフト、ストロボなどが続々と抽選されていきます。中でも市川ラボラトリのSilkyPixは私も欲しかったもののあえなく落選。でも次の「シュノーケリングセット(子供用)」の時は貰ったらどうしようかと。20個ぐらいありましたし。

その抽選が終わって当たらなかったことに安堵。次なる商品は水中ライトFIX LED 1500DXが一個。ここで私の番号が呼ばれました。量販店でも64,000円(税込)ぐらいする人気商品です。私の人生の中で最高額当選かな。いや、8年ぐらい前のダイビングフェスティバルでもっと高価なEPSONのフォトプリンタが当たったけど、あれは既に値崩れ後の在庫一掃っぽかったので…。

あのまま最後まで見届けたかったものの、直後に人と会う予定があったので商品を受け取るとそそくさと会場を後にしました。その後もラッキーな人は高価なハウジングやら旅行券などが当たったことでしょう。

てなわけで表彰式は退屈きわまりない儀式だったものの、抽選会は大盤振る舞いで素晴らしかったです。もし来年も入賞できたなら、私も仲間を連れ立って参加しようと思います。確率が今年並の1/10なら5人で行けば二人に一人一人ぐらいは何かしらの商品を貰えそうです。もちろん5人とも当たることもあり得ますし、誰かにペア旅行券が当たればお相伴できます。ここでそれを言ってしまうと抽選の競争率が上がりそうな気もしますが…。

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◆◆◆

追記:

マリンダイビング誌を見返してみたら旅行はエリア賞の景品のようで。つまりニューカレドニア、パプアニューギニア、タヒチ、沖縄で撮った写真で一等賞になると貰えるのだと。抽選会では当たらないのかな…。