使いにくい自販機のUI

私は外食チェーン店のタッチパネル券売機が嫌い。あれ、使いにくいですよね。メニューから料理を選んで料金を確認した上でお金を投入したいのだけど、料理に触れたら「先にお金を入れてください」と言われて選択をやり直させられます。割とどこのチェーン店でもそうなっていますよね。

なか卯の自販機画面
それでも一品しか頼まないときはまだいいけど、例えばメインの料理の他にも野菜サラダなどを頼みたい場合には、先に合計金額を自力で計算する必要があります。3〜4桁の足し算に苦はないにしても、メニューが多ければ階層を辿る作業まで発生して金額の和を出すのが面倒になってしまいます。

それに、ちょうどの額のお金を入れた後で、値段が少し高い他の品に変更したい場合は、またお金を足さなければなりません。面倒ったりゃありゃしない。

券売機なんだから支払いが先だろうが後だろうが構わなと思うのだけど、料理を選ぶ前にお金を入れさせるってのは誰の都合を優先しているんだか。面倒だからと1,000円札を入れさせて客単価を上げようって魂胆かな?投入金額内で気が緩むのを狙っていると。

今さら押しボタン式にするのは無茶だろうから、せめて手順だけ見直して欲しいものです。「先に1品以上を選ばせて累計金額を表示しておき、客がお金を投入したら確定」って流れの方が、ユーザーにとってずっと素直だと思うので。電車の券売機はお金が先でも後でもいいようにできているし。

旅の小ネタ

私の特技(?)は南国の旅先で現地人に同化すること。薄曇りの日が3日もあれば現地在住の日本人並の黒さになれるので。

過去には、例えばパラオで日本人観光客に「日本語通じるんですか!?」と驚かれたり、グアムでは空港職員に「おまえはここのローカルだろう?」と言われたり。

ミクロネシア方面だけではなく、フィリピンでも現地の人に「あんた本当に日本人?」的に訊ねられることもしばしば。

そういや沖縄に行っても「ウチナンチュみたい」と言われます。見るからに南方系なんでしょうね。大昔、北回りで大陸から渡来した弥生人ではなく、もっと昔に東南アジアから海流に乗って日本に辿り着いた縄文人の血が濃いのかも。

そんなわけで、先日のインドネシアでも帰りのガルーダ・インドネシア航空の国内線で、機内食を選ばせてもらう際にCAさんに一言も理解できない言葉で話しかけられました。インドネシア語だったのでしょう。困った私が「Please once again. 」的なことを言うと「Oh.」と驚かれたものの、その後は英語で言い直してくれました。まあ「ビーフ or チキン?、お飲みものは?」ぐらいのことだけど。

ガルーダ・インドネシア航空の機内食
15時台の3時間かそこらの国内線でも機内食が出ます。 ちゃんとAsliサンバルも付いてます
ガルーダ・インドネシア航空の機内食
その後もあんパンが出ました

そしてさらにジャカルタから乗った羽田行きのANA便では、日本人のCAさんから、何も訊かれずおもむろに税関への申告書類などを二枚渡されました。そう、外国人向けの英語バージョンです。一週間ちょっといたので、すっかりインドネシア人っぽくなっていたのかも。

そんな私ですが、マクタン島の田舎町を一人で歩いているときには、やっぱり「マッサージ、マッサージ」と言って近づいて来る人がいます。そんなときの私はたいてい着古したTシャツ・短パンにサンダル履きという貧相な姿ですが、それでも現地の人にしてみれば日本人観光客に見えるのでしょうね。もう少しくたびれた服装にすれば、わずらわされることもなくなるかな。

マルクダイバーズのごはん

アンボンで利用したダイビングサービスはマルクダイバーズ。宿泊施設とレストランが一体となったリゾートです。

食べられないものが少ない私が言っても参考にならないかもしれないけど、食事は総じて美味しかったですよ。基本は洋風のものとインドネシア料理の組み合わせです。

朝食は利用客が多いときはブッフェ形式。少ないときは前夜にメニューから選んだものを出してくれます。選択肢はナシゴレンやミーゴレン、お粥、フレンチトースト、ポーチドエッグなど。加えてトーストやフルーツ、シリアルなどの定番の品は自由に取ってこられるし、別途、卵も焼いてくれます。黄身が半熟のフライドエッグをミーゴレンやらに乗せると旨いですよね。

ミーゴレン
ミーゴレン
ナシゴレン
ナシゴレン

お昼と夜は、前菜・メイン・デザートのコースです。スープはどれも美味しかったなぁ。

そして素晴らしいのが手製のサンバルが素晴らしく美味なこと。サンバルはインドネシアの甘辛いチリソース。市販のボトルはオレンジ色のソースのみですが、マルクダイバーズのそれはガーリックなどの刻んだ薬味が入っていて、食べるラー油っぽい感じです。これを料理にかけると、いっそう美味しくなります。

ランチプレートとサンバルソース
ランチの一例。左の小皿がサンバル

人によっては辛いかもしれないけど、激辛党の私にとっては甘味の強いチリソース。そんなわけで私がサンバルを毎食時に必ず頼んでたら、当然のように料理と一緒に出してもらえるようになりました。

もちろんサンバルをかけなければ辛くない料理ばかりなので、マルクダイバーズの食事は平均的な味覚の日本人でも美味しくいただけるでしょう。

酒類はBINTANGビールの大瓶が$6。ちと高いですね。出されたビールはしっかり冷えてるけど、あっという間にぬるくなります。

BINTANGビール
BINGANGビール

他にあったのはワインとスピリッツ類。ジン、ウォッカ、テキーラが1ショットで似たような値段だったかな。残念ながらラムはありませんでした。まあいいや。南の島でラムがあると、ついつい飲み過ぎてしまうから。

ちなみに、おつまみのピーナッツが食べ放題でした。

マルクダイバーズでの食事への不満点を強いて挙げるなら、毎食野菜が少なめなところ。私も以前は好んでは食べなかったけど、今は糖尿病よけってことで、なるべく食事の始めに野菜を食べるようにしています。おかげで今年の健康診断でもまだ数値的には安全圏。尿酸値は高いけど。

よって朝食のブッフェに生野菜のサラダバーなんかがあると尚いいかな。

魚の旨い店

私は魚介類好きです。見るのも撮るのも食べるのも。何てことない店も多いけど、店を選べば魚料理って美味しいですよね。

ほんでもってランチのお気に入りのお店の一つが「魚の旨い店」。飯田橋にもお店があるようですが、私が行くのは池袋店。JUNK堂の正面に向かって左隣のブロックにある小さなお店です。以前はアゴ(トビウオ)の出汁を使ったそば屋さんでした。あれはあれで良かったんだけどな。

で、月曜日に行ったら黒板に気になるメニューを発見。「ブリ・サーモン・脳天・ねぎとろ丼(850円)」だと。

魚の旨い店のメニュー
お店の入り口の黒板。一番上のメニューは初めて見ました

脳天はマグロのおでこ辺りの肉ですね。美味しんぼで読んだことがあります。作中では例によって大げさな登場人物達がえらく感激して食ってたのでもちろん注文。

ブリ・サーモン・脳天・ねぎとろ丼
中央の赤い刺し身がマグロの脳天です

なるほど脳天のお刺し身、旨いです。口の中でとろける感じでトロとも違う味わい。うまく表現できないけど、一切れ食べた後、ふと気づくとすべてなくなってました。

てなわけで昨日もまた行って食ってしまいました。いかんいかん。もっと日を空けないと脳天の味への感受性が鈍りそうだ。

でも何日か後に行ってもまだあるかは解らないんだよな。黒板の一番上、いつもは「おまかせ4色丼」(脳天は入っていない)だったりするし。あれも旨いのだけど。

ワニづくし

Izooではワニ肉を食べると決めていました。17年ぶりぐらいかな。

よってIzoo内のレストラン『DRAGON Lunch』では、メニューの中から一番ワニ色の強い『ドラゴンランチプレート(1,800円)』を選択。

ドラゴンプレート
ドラゴンランチプレート

ドラゴンランチプレートのシーザーサラダにはワニ肉が入ってました。リブと竜田揚げもワニ肉、ほんでもってカレーもワニ肉入りというワニづくし。ワニの種類はシャムワニだそうな。東南アジアのクロコダイルですね。

で、ワニのお味はというとチキンみたいな感じです。ただし歯ごたえがかなりしっかりしています。頑張って噛まなきゃいけないのでワニ肉はダイエットに良いかも。

ちなみに他のメニューとしてはこんなのがありました。

  • クロコダイルラーメン
  • クロコダイルカレー
  • ワニ&チップス
  • クロコダイルとカンガルーの串焼き
  • クロコダイルバーガー

ただし、さすがにワニ入りだけではなく、ワニ抜きのメニューやキッズ向けもも用意されていました。