BAYSIDE English CEBU RPC留学の成果

BAYSIDE-English-Cebuこれからフィリピンに語学留学しようと考えている人が最も気になるのは「どれほど成果が上がるか?」という点でしょう。

BAYSIDE English Cebu RPCで2ヶ月間勉強した私の場合はペラペラの内の「へ」が「ぺ」になった感じです。これでは伝わらないかな…。

入学時の私のレベル判定は「Beginner 3」で初心者3段階の上級。簡単なことは話せるけど、相手の言っている英語があまり聞き取れず、会話をスムーズに成立させるのが難しいという感じでした。

で、2ヶ月の留学を経てどうなったかというと、バッチリ聞き取れるようになったなんてことはなく、全体的にそれなりに進歩したかなという感触。「前よりも聞き取れて、会話が成り立つシチュエーションが増えた」「以前よりは的確に質問できるようになった」「英語の知識が増えた」「英語でも笑いが取れた」など。でも相手が言っている事が解らない事も多々。言いたいことが英語では的確に言えないことも同様。つまりそういうことです。そもそも2ヶ月程度の留学で「英語ができない」→「できる」に切り替わろうはずもありません。

ならばあまり意味がなかったかと言うとそうでもなく、日常的に英語を使う生活に慣れたり、基礎作り・基礎固めとしてとても有意義だったと思います。その目的ならBAYSIDE English Cebu RPCは良い学校だろうとも。

でも同校は日本人が常に何十人もいる環境。短期で集中的に英語力を伸ばしたいなら、日本人の留学生が少ない学校を選ぶ方が良いかもしれません。

ああ、もちろん私よりもスタート地点が高かったり、若くて伸び盛りだったり、賢い人ならば、BAYSIDE English Cebu RPCでも、短期間でも私より多くの成果を得られることでしょう。

BAYSIDEの授業はプラス2時間

BAYSIDE-English-CebuBAYSIDE English Cebu RPCの授業は一日4時間・6時間・8時間という3コースから選べます。私の場合、一般的な6時間コースを選んだため、以下のようなスケジュールでした。

  • 08:10〜09:00:Reading(マンツーマン授業)
  • 09:10〜10:00:Grammer → Vocabulary(変更。マンツーマン授業)
  • 10:10〜11:00:Pronunciation(グループ授業)
  • 11:10〜12:00:Speaking(マンツーマン授業)
  • 13:10〜14:00:Speaking(マンツーマン授業)
  • 14:10〜15:00:Writing(マンツーマン授業)
  • 15:10〜16:00:Free time
  • 16:10〜17:00:Free time

3時間目のPronunciationは発音の訓練ですね。この通り15:00には規定の授業がすべて終わっていました。

ただし、BAYSIDE English Cebu RPCでは以下の追加授業が用意されています。

  • 18:10〜19:00:Free class 1(グループ授業)
  • 19:10〜20:00:Free class 2(グループ授業)

このフリークラスは自由参加です。Beginner 1 〜 3のレベルごとに別々開催されます。講師は一ヶ月交代制。授業内容はその日によって違います。私が在籍していたBegginer 3の内容で覚えているのはこんな感じ。

  • 英単語の聞き取り&スペル書き取り
  • 伝言ゲーム
  • ロールプレイング(レストラン、道案内、電話応対など)
  • スピードリーディング(英文の読み上げ訓練)
  • ディベート
  • Impromptu Speaking(準備なしのスピーチ)

多くはゲーム形式で楽しみながら英語力を上げようという内容です。2時間ぶち抜きのことも多かったな。

ちなみに私はこのフリークラスが好きで可能な限り参加していました。英語の勉強うんぬんというよりも純粋に愉快だったので。フリークラス終了後の20:00過ぎに学校外に飲みに出かけるのが日課でした。

BAYSIDE English CEBU RPCの教師たち

BAYSIDE-English-CebuBAYSIDE English Cebu RPCはマンツーマン授業が多いのが特徴の語学学校です。私の場合、一日6時間授業のコースで5時間にマンツーマン授業が割り当てられました。他の人も同じだったはずです。

そして同校は一度に100人以上の留学生を受け入れる大型校。そのため教師も大勢になります。毎日何人かは休むので、誰かが代行できるよう常に十分な人数が学校に滞在しています。

また同校が採用する教師は大卒が条件で、採用後も定期的にTOEICテストを課すなどして厳選しているようです。そのため教師のレベルは比較的高い水準が保たれていると聞いています。そうして英語の言語能力が試され、ティーチングの技量は生徒達へのアンケートで採点されます。

ただし教師の大半は短期契約。フィリピンの法律でも事業者は誰かを所定の期間以上雇う場合、正社員として採用しなければならないとのこと。そのため多くが短期契約で働いています。

それに語学学校では学生ごとに留学期間が違う上、同校は中高生数十名を2週間程度受け入れることもあるため、その期間だけ急きょ増員されたりもします。

加えて妊娠中の女性教師も少なからずいました。かの国では7〜10人兄弟の家庭も多いので、そういうことにもなりましょう。私の場合もある妊娠中の先生が最初の2週間リーディングの授業担当してくれていたものの、3週目の月曜日に代行の先生が来て「彼女はまさに今出産中」と告げられました。そんなタイミングまで働くのですね。しかも彼女とはその1ヶ月後にまた学校で再開したし。大家族が当たり前なので早い産休明け復帰も可能なのでしょう。

そんなわけでBAYSIDE English Cebu RPCでは教師との出会いも多いけど別れも多く経験することになります。

フィリピン生活の便利グッズ

近年、フィリピンへの英語留学が流行ってますよね。円安が進んで昔ほど格安感はないとも言うけど、それはどの外国に行っても同じだし、欧米への留学と比べれば依然として割安です。

ただし留学となるとホテルに泊まる4〜5日の観光旅行とは違って住環境への慣れが重要です。フィリピンは途上国なので快適に暮らすには工夫が必要になります。

フィリピンで生活する際に便利だと思うのがこちら。フィリピンのトイレ事情を知っていた私も先日の旅に持って行きました。

加圧式 シャワーウォッシュ F8240
加圧式 シャワーウォッシュ F8240

フィリピンではトイレットペーパーをトイレに流さず備え付けのゴミ箱に捨てるのが基本です。これは下水のインフラが脆弱でトイレットペーパーをトイレに流すと配管が詰まりやすくなるから。また現地で調達できるトイレットペーパーが水に溶けにくいという理由もあるようです。

さすがに主な留学生が日本人の語学学校ではこのルールは適用されていないようだけど、それでも配管が弱いのだからトイレットペーパーはあまり流さない方が無難でしょう。また、ホテルとは違って学生寮ではトイレットペーパーが切れても補充されないので、留学のように長く滞在するならあまり使わない方が得策です。

よってフィリピンでは上の写真のようなポータブルタイプのお尻洗浄器があると重宝します。

ちなみに私は安価かつ電池要らずで十分な水圧が得られるという理由でこの製品を選びました。

検索すると他にもさまざまな製品が出てきますね。

BAYSIDE English Cebu RPCの子供たち

BAYSIDE English Cebu RPCの敷地内にはインターナショナルスクールが併設されています。いや、元々インターナショナルスクールがあって、そこを語学留学の学校に拡張したのだっけ。

ともかく制服を着た子供たちが毎朝登校してきます。8時には国旗を揚げて国家(Lupang Hinirang)斉唱です。生徒は日本の幼稚園児ぐらいから中学生ぐらいまでで数十人いたかな。


BAYSIDE English Cebu RPCの朝の光景
BAYSIDE English Cebu RPCの朝の光景
BAYSIDE English Cebu RPCの朝礼
BAYSIDE English Cebu RPCの朝礼

時には中庭にテントを張ってキャンプファイヤー&お泊まり会なんてこともやっていますね。

BAYSIDE English Cebu RPCのキャンプファイヤー
BAYSIDE English Cebu RPCのキャンプファイヤー

校内のカフェテリアにはWi-Fiがあり、インターナショナルスクールの子供達はもちろん保護者も入れるので、フィリピン人と在留外国人と留学生が混在して利用する愉快な空間です。

バレンタインデーイベントの準備
バレンタインデーイベントの準備

当然ながらインターナショナルスクールの生徒は年少の頃から英語で教育を受けています。あるとき私がカフェテリアで教科書を読んでいたら10歳の少年が寄ってきました。そこで試しに読んでくれるように頼んだら、実に滑らかに読み上げます。ならばそのまま宿題までやらそうかと思ってしまいました。まあ、問題の解読能力まではまだ身に付いていないだろうからやめたけど。