Cebwayのチラシ

九段下の英会話スクールCebwayのチラシをもらってきました。いわゆるセブ留学の英語学校から優秀な講師陣を連れてきた新進のスクールです。

Cebwayのチラシ Cebwayのチラシ

ここには「日常英会話コース」だけが紹介されているけど、園児向けレクリエーションからビジネス英語まで、あらゆるニーズに応えてくれます。英会話スクールと名乗ってはいるけど、英会話だけでなく英語そのものも多角的に習えますよ。

このCebwayの強みは英語教育のスペシャリストを揃えていること。名の知れた街の英会話スクールなんかだと「ワーキングホリデーがてら英語を教えてみるか」的な、ほぼ素人のネイティヴ講師が多いとも聞くけど、Cebwayの講師は英語教育を生業と決め、修士課程を修めた人たち。因みにフィリピンは世界で三番目に英語を話す人が多い国です。しかも彼ら彼女らは教育によって後から英語を習得しています。そう、英語学習の初期段階ではネイティヴよりも習得した人に習う方がいいと言われていますよね。かつての長嶋茂雄さんのバッティング指導みたいなもので、無意識にそれができる人から教わろうとしても、感性が追いつかない人にはなかなか理解できなかったりします。

日本人にありがちなのは、英語の知識はそれなりに詰め込んでるけど咄嗟に活用できないパターン。知っている言葉なのに聞き取れなかったり、必要最低限の語録はあるのに上手く言えなかったり。でもネイティヴではないからこそ、そのあたりも察知して導いてくれることは多々ありそうです。

また、「英語は習いたいけど欧米人が相手だと身構えてしまう、緊張しがち」という人にもいいかも。フィリピン人講師たちは常に朗らかな雰囲気を作ってくれるので。

もちろんフィリピンに飛べば同様の授業を受けられる(ただし個々の講師のレベルは保障されない)のだけど、それには最低一週間はまとまった日数が要ります。でも、九段下に通える人なら好きなタイミングで小分けに受けられるし、通えない人でも寮には泊まって土日や三連休とかで集中的に学習するのもありです。

九段下駅前でセブ留学?

先日、九段下の某所でZumbaに参加してきました。Zumba、他人がやっているのを見たことはあったけど参加するのは初めて。私も毎日ジムには通っているものの、筋トレとエアロバイクとヨガだけでダンス系はまったくやっていないので、なかなか思うように動けないものですね。

CebwayのZumba


順を追って説明すると、6月30日、九段下駅前に『Cebway』がオープンしました。サンドイッチ屋さんでも立ち乗りの電動二輪車でもなく、フィリピンのセブに縁のある英会話学校です。近年、セブ島への英語留学が流行ってるので、あれのエッセンスを東京でやろうというコンセプトの。

Cebwayのバナー

かくなる私も2年前に2か月間、Bayside English Cebu RPC校という英語学校に宿泊して英語の勉強をするふりをしつつ、休みの度にダイビングに出向くという生活をしていました。あれは楽しかったなぁ。フォトジェニックな被写体が多い海に集中的に潜ったことで写真の腕前はずいぶん上達したし、それが今年のフォトコン準グランプリとして実を結んだとも言えましょう。英語の方の上達はというと…。

で、Cebwayが開校するに当たってBaysideに在籍していた顔見知りの先生4人が移籍してきました。皆、日本人の癖をよく知っている教え上手な先生ばかり。もちろんフィリピン人特有の陽気な人たちです。ここでの勉強は笑いが絶えず、きっと楽しいと思いますよ。

とはいえ正直なところ、この学校が末永く運営できるかは不明です。なにしろ東京にも英語・英会話学校はたくさんあるわけで。最近ではRIZAPなども参入してきているし。RIZAP ENGLISHは高い料金に見合うだけの徹底的な指導をしてくれるんだろうなぁ。

それにセブ島留学が流行っているのはフィリピンという国やフィリピン人に惹かれてというよりも「日本から近くて行きやすく、お値段的にも手ごろだから」というのが一番の理由かと。よって留学先としてのセブは魅力的でも、日本で通うなら英語を母国語とするアメリカ人、イギリス人、カナダ人、オーストラリア人などから教わりたいと考える人も多そうな気がします。

加えてBayside English Cebuは英語の学校。最低でも一週間は滞在して1日あたり4〜10時間、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング、グラマー、発音といったカリキュラムを組んで毎日多角的に勉強するのだけど、Cebwayではどうしても日を空けて1〜2時間単位で断続的に参加する英会話訓練に終始しがちです。

もっとも、それだけでも需要はあるかもしれないけど。例えば五輪までに観光客相手の英会話が成り立つぐらいになれれば十分な人とか。幸い東京にはウンザリするほどの人がいます。他との差別化や優位性のアピールが難しくても経営していかれるだけの客が得られればいいわけだし。

さしあたり今は夏休み。8月いっぱいまでの日中は小中学生なんかが相手の教室運営で賑わうかもしれません。

夜は当面、Baysideの経験者が続きをやるために利用する感じになるのかな。先生も交えて同窓会っぽくなるのも楽しそうです。実際は在学期間が重なっておらず面識のない人と会う方が多いのだけど、在学経験という共通の話題があります。

でも、四人の先生が来日してしまったので、今後はBaysideで彼ら彼女らに教わる人はいないんだよな…。

Cebwayの挿絵

ともかく、フィリピン好きでかつBayside経験者でもある私としては、この学校がいつまでも続いて欲しいと願っています。コナミスポーツのダイビング部門が潰れて以来、久々に面白い立ち寄り場所を見つけた感じなので。

まあ、そう言われても、英会話に興味はあるけどフィリピン留学は未経験だったりで何となく足が向かないって人も多いかと。そんな人はまずZumbaに参加してみてください。毎週木曜日の18:30から実施していて参加費は初回無料(2回目以降500円)です。エクササイズを通じて社交的なフィリピン人先生たちと触れ合ってみれば「ここに通うのは面白そうだ」と思えるでしょう。

ちなみにZumbaはコロンビア発祥のダンス系エクササイズ。フィリピンでも親しまれていて、ショッピングセンター内外の広場などで集団で踊ってたりします。

ガイサノグランモールのZumbaの光景
ガイサノグランモールにて

 

ゴールデンウィークなんていらない

世間はゴールデンウイーク突入ですね。5月の1日、2日を休めば9連休ですか。日数的にはいい感じです。インドネシアの離島に行っても6日潜れそうだし。

でもゴールデンウィーク、私は大嫌い。どうにも前時代的な慣習ですよね。大勢が工場労働者とかで生産ラインを止めるために一斉に休むのが合理的だった頃の。それが職業が多様になった今でも続いていると。

そんなわけだから多くの人がここぞとばかりに旅行やレジャーに繰り出すのだけど、わざわざ混んでいて高額な時期に旅するなんて馬鹿げています。

とはいえ中小企業では有給休暇数が年間10日なんて会社も多いはず。そんなのインフルエンザの罹患2回で終わってしまいます。まあ年に2度はかからないにしても、子供が熱を出したとかで半日休んだりを繰り返せば、あっという間になくなるので迂闊には使えません。結局、ゴールデンウィークとか年末年始でしか長く休めなくなるわけです。

また、皆で一斉に休めば企業の経営者側は人員を最小限に抑えようとするし、その人数でやりくりできるなら賃金が上がらない上、好きなタイミングで休みを取りづらい空気が醸成されてしまう悪循環に陥ります。

ちなみに日本の祝祭日は年間17日で先進国トップ。今上天皇のご譲位後は2月23日が新しい天皇誕生日として加わるし、12月23日も祝日(「平成の日」かな)として残るのでしょう。また増えるわけだ。こんなことしていれば日本の労働者のワークライフバランスなんて一向に改善されっこありません。

そんなわけで、せめて「祝祭日も出勤日にするけど年間の有給休暇数を17日増やす」って企業が現れ、その考え方が普及してほしいものです。サービス業の多くは祝祭日関係なしに営業しているわけだし。

年間の有給休暇が1ヶ月ほどあれば、土日と合わせて様々な可能性が出てきますよね。例えば仕事の閑散期に2〜3週間、欧州各国を旅したり、フィリピンの英語学校に短期留学するとか。学校に通う子供と休みを合わせたい人は祝日に休暇を取ればいいし。

そうして休みのタイミングが分散すれば、何かといい時代になると思うのですよね。人手不足が顕著になって労働者の賃金も上がるだろうし。

マダライロウミウシ
マダライロウミウシ

ONE PUNCH

CSのアニマックスで『ワンパンマン(ONE PUNCH MAN)』の放送が始まりました。どんな敵でもパンチ一撃で倒してしまうヒーローの活躍を描いたギャグ・バトル作品ですね。

ワンパンマン
ワンパンマン
でも、フィリピンで「ONE PUNCH」というと、こちらのことになるらしいです。英語教師のフィリピーナに教わりました。

ONE PUNCH
ONE PUNCH
なるほど、あんパンは外国の人に謎の食べ物だから、必殺技の「アンパンチ」と引っかけて「ワン・パンチ(ONE PUNCH)」をキャラクター名にしたのでしょう。それがフィリピンだけなのか、それとも英語圏向け全般なのかはあえて調べてません。

ちなみにドラえもんは、あちらでは「ドリーモン」と呼ばれているようです。「Dream」と掛けたわけですね

アグスホテルももうない

一年半ぶりに行ったマクタン島の変化の一つがアグスホテルが無くなっていたこと。正確にはホテルとしては営業していないという話です。

アグスホテル
アグスホテル

アグスホテルはアグスというローカル地区にあり、海沿いではない代わりに大型プールを備えた穴場っぽいホテル。数年前、ピークシーズンでホテルを取りにくい時に、ダイビングサービスのスタッフから勧められたこともありました。なにしろビーチからも繁華街からも遠いので、押さえやすいとの評判で。

でももうホテルとしては営業していないとのこと。その理由を聞いてびっくり。あるとき韓国人の英語学校留学生がフィリピン人教師を刺殺する事件が起こり、以後存続できなくなったのだそうな。どこまで本当かは解らないけど、ありそうな話。別の情報筋からは、警戒心の乏しい日本人女性の留学生が飲み屋で意気投合した韓国人にレイプされた話なども聞かされたしなぁ。もちろん韓国人が皆悪質ってわけではないのだけど。

ちなみにアグスホテルの立地はここでした。

Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)
Mactan-Island-Map(Cebu pot 2013年9月号)

BAYSIDE English Cebu RPCからは目と鼻の先だけど、殺人事件を起こした当事者がどこの学校の先生と生徒だったかは知りません。