カイカムリ x 2

カイカムリ。貝のかぶり物ではなく海綿っぽいなにかをかぶっていることも多いです。

カイカムリ

カイカムリ

この通り2匹撮ったけど、こんな撮りかたじゃダメですね。面白みがないもの。

とはいえ引いてとると単なる海綿っぽかったりするし…。細長いものではなく、こんもりした何かを背負ってくれてればありがたいのだけど。

モヤモヤガニ

おそらくマクタン島(そしてマブールでも)ではトップクラスのフィリピン人ガイドが得意げに見つけてきたのがこちら。

クビナシアケウス

大きさは2cm弱。最初私はゴミクズかと思いましたよ。 まあでも観察すると生き物っぽいし、おそらく甲殻類なのでエビ・カに好きとしては撮らないわけにはいきません。

しばらくすると体勢を変え、ようやくどんな生き物かが解ってきました。

クビナシアケウス
白い楕円形がカニの胴体の背中だと思うけど…
クビナシアケウス
トリミングして拡大で見ても、いまいちどこがどのパーツなのかが解りません

クビナシアケウスというカニらしいです。でも個人的には「モヤモヤガニ」の方がしっくりきます。

カニ

マルガザミ。スナイソギンチャクの触手の根元によく住んでいるカニです。甲羅の幅は2cm弱ってところです。

マルガザミ

昨日はヤドカリとカニの見分け方を書きました。この通り、ハサミの稼働する方が上を向いているのでカニです。

マルガザミ

カニ騙し

アカホシカニダマシ。

アカホシカニダマシ
右端にうっすらエビが写ってますね

特徴の乏しい写真を紹介して終わりってのも寂しいので小ネタを添えておきましょう。

アカホシカニダマシはその名の通りカニではありません。ヤドカリの仲間です。でも同じ甲殻類なので、共通の先祖から枝分かれしたものの結局カニと同じような姿形に進化したのでしょう。

で、宿を借りていないヤドカリとカニの違いですが、ハサミの形で見分けられます。親指(?)が手前側に付いているのがヤドカリ、向こう側に付いているのがカニです。