スカイトレイン

1年ちょっとぶりにスカルノハッタ国際空港に来てみたら、あれこれ変わっていました。その一つが、スカイトレインの導入。

スカルノハッタ空港スカイトレイン

ターミナルの外に高架のモノレール(?)が出来上がっていて、2車両編成の車両が第3ターミナル Ultimet(主に国際線)⇄第2ターミナル(主に国内線)⇄空港駅(他の路線と接続しているのかな?)⇄第1ターミナル(LCCのLion Air)の区間をおよそ13分間隔で運行していました。運賃はちろん無料です。

スカイトレインの路線図
スカイトレインの路線図
スカイトレインの時刻表
スカイトレインの時刻表

以前はタクシー(数分の乗車で100,000ルピア、約900円ぐらいを請求される)が嫌ならシャトルバスを使うしかなく、収容能力が低い上に重たいスーツケースを車体後部のトランクルーム(地面から1mぐらいの高さの)に入れたり出したりする必要があったけど、電車だから引いて乗れます。これは楽でいいですね。

また、スカイトレインの駅は冷房が効いているのもありがたいです。よって 国内線へのLayover(乗り換え時間)が長い場合、古い第2ターミナルや第1ターミナルよりも駅で過ごした方が快適かも。

ANAはターミナル3

1年ちょっとぶりにジャカルタのスカルノハッタ国際空港に来てみたら、あれこれ変わっていました。

今回はANA便だったのでてっきりいつものターミナル2到着だと思っていたら、ターミナル3(Ultimet)でしたね。かつてはガルーダインドネシア専用だったけど、昨秋、発着会社が再編されてANAやJALもこちらに移ったそうな。知らなかった。スカルノハッタ国際空港の構成を覚え直す必要が出てきました。

スカルノハッタ国際空港

新しい空港は綺麗です。降機してからバッゲージクレームまで遠いけど。

Crab mentality

フィリピン人の気質を表す言葉の一つに「Crab mentality(クラブメンタリティ)」というものがあります。直訳すれば「蟹の心理」。意味するところは足の引っ張り合いで、カゴに入れられた蟹が1匹なら容易く逃げられるけど、2匹以上だと足を絡み合わせて共倒れするという例えです。我々外国人が旅行に行った際は陽気に愛想よく応対してくれるけど、同じフィリピン人同士だと違うそうで。

先日、知り合いが経営する東京の英会話学校でフィリピンから先生を呼び寄せようとした際、イミグレーションで難癖をつけられて出国できず、来日が叶わなかったという話を聞きました。もちろん書類は万全に整えていたのに係員から「不備がある。君は逮捕されるかもしれない」などと脅されたそうな。別のフィリピン人に聞くとフィリピン人の出国時にはよくある話のようで。「じゃあ、どうすればいいか?」などと尋ねようものなら賄賂を要求してくるという。

おそらくこれもCrab mentalityの一端。人材を日本などに送り出せば、彼ら彼女らからの仕送りで自国の経済が潤うはずなのに、空港職員ですらそうは考えず、「日本に働きに行く奴は自分たちよりも多く稼ぐ。ならば賄賂を要求しても構わないはず。払わないなら権限を使って出国を邪魔してしまえ」と。中には払ってしまう人もいるでしょうね。

カニ
体を目一杯大きく見せようとする小ガニ。イミグレ係員はこんな奴なのでしょう。一応の職務権限を盾に虚勢を張っているけど、実際は1人のフィリピン人だという

それでも係員は例外なく胸に名札を付けているので、止められた場合は相手の名前を丁寧に読み上げた上で、「私の書類は完璧なはずです。今日私が行かなければ受け入れ先の日本の企業は多大な損害を被ります。後で書類に問題がないと解ったらあなたの責任問題になるかも知れませんが、それでもいいですか?○○さん?」とでも言えば相手の係員も考え直すと思うけど、それには度胸がいりますよね。

今春から新しい入管法の下、フィリピンを含む各国から労働力を輸入すいるのだし、ここは日本政府の方から外圧をかけるべきだと思います。「おかしなことをすれば懲戒で失職するかも」というお達しを出させるだけでも変わると思うのですよね。

新マクタン空港の手羽先

新しくなったマクタン空港でラクサを食べたものの満足感が得られなかったので、向かいのBonchonというお店で手羽先を食べました。3ピースが254ペソ(550円ぐらい)だったかな。

Bonshonの手羽先
3ピースを頼んだけど上下に3個重なって6ピース出てきました
マクタン空港のBonshon
チキン専門店というわけではなくハンバーガーや天丼みたいなメニューもあります

注文時にチキンの味付けを訊かれたので「スパイシー」を頼んだけど、期待したようないかにも韓国っぽい辛さではなく甘辛でした。

新しいレストラン街にはラーメン屋もあるけど、これから日本に帰ろうって人には無用ですね。閑散としていました。

他にもバーがあったけど、お値段が高いので利用せず。

新マクタン空港のターミナル、はっきり言ってしまえばガッカリです。フィリピンなのにフィリピン料理のレストランが入っていないのだから。せめてバーガーキングの代わりにジョリビーが入っていればよかったのだけど…。

新マクタン空港のラクサ

新マクタン空港で楽しみにしていたのが出発ゲートエリアのレストラン。一通り見て回ったけど、パッとしませんね。例えばジョリビーではなくバーガーキングだし。

で、消去法で選んで食べたのがこちら。アジアンキッチンのシーフードラクサです。480ペソ(約1,000円)、高っ。

味はまあまあ。具が少ないとは思うけど。

ちなみにメニューだと左下の写真がそうです。かけ離れているなぁ。

マクタン空港のラクサ

なお、隣のテーブルに中国人カップルが座り同じものを食べてたけど、彼らが去った後のテーブルや受け皿などは「どう食べればこんなに汚せるんだ」と思うぐらいに散らかっていました。文化の違いは大きいですね。