ハーレクイン、セクシー、ボクサー

私は甲殻類好き。水族館でも小型のエビ・カニ類を見かけると無性に写真を撮りたくなります。 まずはこちらから。

フリソデエビ(青)
フリソデエビ(青) 右の振り袖を失ってるフリソデエビ(青)。まあ、そのうち生え揃うでしょう

水族館での撮影の基本は水槽のアクリル壁の反射を避けること。そのためレンズをアクリル壁にぴったり付けるのが常套。でもそうするとオートフォーカスのカメラでは大ざっぱな絵になりがちに。上の写真も右目を越して少し向こうにピントが合ってしまってます。

かといってデジイチ&マクロレンズだと水槽内の生き物との距離を調整できないのでせっかくの性能を持て余します。ここはマニュアルフォーカスが使えるコンパクトデジカメが欲しいところです。


Canon デジタルカメラ PowerShot S100

それからこちら。

フリソデエビとアカヒトデ
お菓子のフィギュアとフリソデエビ(赤)

フリソデエビの大好物のヒトデはプレッツエルみたいにも見えるので意外にお菓子のフィギュアなどとも馴染んでますね。

最後に別水槽の一枚。

ボクサークラブとセクシーシュリンプ
イソギンチャクモエビ(上)とキンチャクガニ(下)

何気なく撮ってきたのですが、後で知人が展示の意図を見抜いてくれました。どうやらトラとキンチャクガニは縞模様繋がり、イソギンチャクモエビとキリンは色合いが似ているという遊び心のようです。

ちなみにこのエントリのタイトルはそれぞれの英名。「フリソデエビ=ハーレクインシュリンプ」「イソギンチャクモエビ=セクシーシュリンプ」「キンチャクガニ=ボクサークラブ」です。

気になるソフトクリーム

先日、太宰府天満宮への通りで見つけた看板。

25種類のソフトクリーム

いくつか気になる味があったものの雪が降ってたので、焼きたての梅ケ枝餅にしました。

梅ケ枝餅
梅ケ枝餅(105円)
太宰府の梅の花
太宰府といえば菅原道真ゆかりの梅。わずかに咲きかけてました

レギュレーターのオーバーホールを拒否されてしまった

次の海までに日があるのでレギュレータをオーバーホールに出そうと思い立ちました。

馴染みのショップにセットを持ち込んでオーバーホールを依頼したところ、イントラのスタッフが一目見るなり「これ、出さん方がいいです」と。いや「本当に出しますか?」だったかな。

まあ確かに私のレギュセットは今年の夏で丸20年を迎える代物。前回のオーバーホールからも100本以上潜ってるし、消耗品のホース類の他にもあちこち部品が交換さてしまうのは必至。そのイントラの見立てではオーバーホール代が4〜5万円は下らないだろうと。さすがに今回ばかりは新しい機材を買わせたい営業トークとも思えません。

私のレギュレータとファーストステージ
私のレギュレータとファーストステージ 私の”20年モノ”のレギュレータとファーストステージ
私のAIR2
同じく”20年モノ”のAIR2

ひとまず見積もりが欲しいところですが、そのためには機材をバラす必要があるので基本工賃が発生してしまいます。その上でオーバーホールをやめれば丸損です。

それにオーバーホールに出しても老朽機材が新品同様になるわけではないので、やはり買い替えた方がいいのでしょう。約20年間使えたので御役御免、引退させてあげましょうかね。

ならば次のレギュセットは何にしよう。20年前は「マレス以外だと深場ではエアーがマックシェイクみたい」と言われていたものですが、おそらく他メーカーもとっくに改良して問題ないレベルに達しているはず。ひょっとしたら劇的に吸いやすくなるかも。まあ、ゆっくり考えることにします。

海の中のGoogleストリートビュー

SEAVIEWがグレートバリアリーフの海中版Googleストリートビューを作成しています。撮影はあの独特のカメラヘッドを付けた専用の水中スクーターや潜水艦で行っているようです。

もちろん実際に潜っているときの臨場感はまったくないものの、これはこれで楽しめます。将来、世界の主要なダイビングサイトが網羅されたなら、地形の確認やエントリー前のブリーフィングや想定コースのシミュレーション、それにダイビング後のログ付けのにも利用できそう。「あそこの根に○○○がいたよね」とか。

まずはグレートバリアリーフの狭い地域だけのようですが、完成版の正式公開が楽しみです。

空飛ぶイルカ

こちらは先週海ノ中道マリンワールドのショーで撮った一枚。

空飛ぶカマイルカ
空を飛ぶカマイルカ

水族館とはいえイルカを大きく撮るのはけっこう難しいものです。なるべく人工物を排除したかったので、プールを見下ろすすり鉢状のスタンドのベンチではなく、スタンド脇の通路に陣取りました。天候の状態を確認し、iPhoneにズームをかけ、狙った構図にジャンプしたイルカが入るのを待ってシャッターを切ります。ただしイルカを追ってカメラを振ろうものなら絵が流れるので、どこを飛ぶかを予想する勘の勝負と言えるかもしれません。

本当は垂直に飛び上がったところを撮りたくてiPhoneを構えていたものの、微妙なタイムラグでもってこんな写真になってしまいました。逆光だしiPhone 3GSのデジタルズームクオリティだけど、これはこれで面白いかな。

バンドウイルカのハイジャンプ
昔の写真。こんな写真が撮りたかったのだけど…

2回目のショーでも狙ってみたものの、晴れ間がなくなり雪が吹雪いてきた中で撮れたのはこれ。

雪のイルカ
雪が舞う空のバンドウイルカ