旅行セットを作ろう

先日の帰省時、iPhone & iPadの充電用Lightnigケーブルを持っていくのを忘れたので、しかなく現地で購入しました。

福岡では比較的楽に手に入るけど、離島や海外(私が行くのはダイビング向きの地方ばかりだし)ではそうもいきませんよね。

またデジカメで撮った水族館の写真をすぐさまiPadに取り込もうとiPad用のSDカードリーダーを持っていってたものの、よく考えたら昔のDockコネクタタイプなので、手持ちのiPadで使うにはDock→Lightning変換アダプタも必要になります。こちらは必須ではないので購入せず利用をあきらめました。

私の場合、旅行に行く際にどうもこの手のミスをしがちです。バッグに入れたつもりの何かが一つ二つ足りないという。

有効な対策としては、旅行セットをこしらえておくことでしょうか。普段遣いの備品を出発当日の朝にPCから取り外して旅先に持っていこうとするから忘れ物が発生しやすいのであって、旅先でしか使わない備品類をひとまとめにしておけば丸ごと忘れない限りは大丈夫です。

ということで旅行セットとして携行する備品を物色してみました。

先ずは充電アダプタ。iPhoneとiPadを同時に充電できるようUSBが2個で、かつ出力が3A以上のものが理想です。

USBポートが2個、出力が3.1Aあるので、iPhoneとiPadを同時に充電できます

次にLightningケーブル。なるべく長い方がいいですね。充電しつつベッドで寝ころびながらiPadを使いたくとも、外国のホテルではコンセントが近い場所にあるとは限らないので。

上海問屋では1mのケーブルが100円ぐらいで売ってたりします

さらにはそれらをひとまとめにするグッズ。100均で売っているウレタンケースの類いでも良いのですが、中が見えないと不足が把握しづらくなります。よってこちらが良さそう。縦横に張り巡らされたゴムバンドにアイテムを挟み込むタイプです。

GRID-IT

収納場所を決めておけば、不足がすぐに解ります

この商品には何種類かのサイズが用意されているので、バッグの容量と持っていく小物の数とを考慮して買うといいでしょう。

カスリハタ

海ノ中道マリンワールドのパノラマ大水槽のカスリハタ。

マリンワールド海の中道のカスリハタ

英名だとポテトコッド。グレートバリアリーフのコッドホールあたりにいるやつは人間よりも大きかったりしますが、こちらのは1mぐらい。

マリンワールド海の中道のカスリハタ

パノラマ大水槽でダイビングすれば、尻びれ(大人の手よりも大きいです)と握手(?)ができますよ。

アザラシ通路の考案者

福岡県の海ノ中道マリンワールドにもアザラシの円柱水槽があります。水槽の窪みに上下方向の通り道になるパイプ状の水槽をこしらえることで、観客のすぐ目の前をアザラシが通る仕掛け、いわゆる行動展示の一例ですね。

マリンワールド海の中道のアザラシ
逆にアザラシが観客を見に来ることもあります

これ、旭山動物園が最初に導入し、その後各地の動物園・水族館に広まっていったものですが、発案は海ノ中道マリンワールドだったそうな。

確か八景島シーパラダイスでも見かけたなぁ。

かつて閉園の危機に陥った旭山動物園が目玉になる試みを探していたときに、マリンワールドがアイディアを提供したとのこと。

で、旭山動物園に遅れること数年。ようやく予算が工面できたのか、本家のマリンワールドにもアザラシの円柱水槽が作られた次第です。

なお、マリンワールドではアザラシの円柱水槽の上が餌やり場になっているので、来場客も小魚の餌を買ってチューブの上から上手い具合に落とせば、意図したタイミングでアザラシが円柱内を通ってくれます。

マリンワールド海の中道のアザラシ
水面の姿もけっこう近くで見られます

ヘッドホンを新調

私は約半年に一回のペースでヘッドホンを壊します。プラグをジャックに刺しっぱなしのままコードをiPhoneに巻き付けてズボンの前ポケットに入れることが多いので、コネクタの付け根が断線するわけです。今回もまずリモコンボタンが効かなくなり、次に左の音が出なくなり、終いには右も出なくなりました。

iPhone-headphoneよって新しいのを買うことに。機種は決まっています。iPhoneに付属するApple純正のヘッドホンです。サードパーティには気の毒だけど、私が試してきた限りでは3,000円弱の製品としてはこれが最高の製品なので。シリコンのイヤーピースを採用した各社のヘッドホンよりもフィット感が良く、音質もなかなかです。

耳の穴の大きさや形状は個人差があるので、ヘッドホンには4種類(L、M、S、SS)のイヤーピースが付属した製品が多いけど、Appleのアプローチは万人の耳にフィットするサイズと形状を割り出すというものでした。
このあたりはいかにもAppleらしいやり方です。

よってAmazonで探したら、あるものですね、バルク品が。

こちらの製品、私が買った時は890円でした

正規品の価格の約1/3。送料も無料なので迷わず購入しました。

届いたヘッドホンはiPhone 5に付属していたものよりも5cm短いものの、音質的にも機能的にも問題ありません。

多めに作ってAppleに納品しなかった分をバルクとして売ってるのかと思ったけど、ケーブルが短いので、正規品の部品を都合よく組み合わせて売ってるのかも。

装着感も快適だし、安価なヘッドホンとしては音も良いので、iPhoneユーザー以外にもお勧めします。

私は半年も使っていればまた断線させるだろうから、次回もその次も同様の商品を買うと思います。

求む!!LINEに代わるアプリ

LINEのアプリアイコン近ごろは私もLINEを使わざるを得なくなりました。このblogにLINEのSNSアイコンを置いた手前、一応使える状態にしてみたところ、友人からiPhoneへのメールではなくLINEのメッセージが届くようになって。

でもLINEにはいまだに不信感が拭えません。韓国資本の企業だってのはさておき、どうもアプリの仕様や挙動が怪しく思えて。

私も個々の韓国人に悪感情は持っていないけど、何かの目的を持った集団となると理性を失い、手段を選らばなくなる傾向を感じます。竹島、従軍慰安婦、オリンピック競技…。

LINEの一番の問題は言わずと知れた名簿の流出問題。他者の友だちアカウントまで見えてしまう件ですね。親しい人たちだけに留めておいたのに、いつの間にか自身のアカウントが広く知れ渡ってしまうのはいただけません。これってもう解決してるの?

でも、もし直っていても、アプリを見た感じでは「厳格に設定したときに限り拡散させない」的な方針(意図的かつ的確に設定変更しなければ相変わらずダダ漏れになる)を採ってそうだし、そうじゃなくとも誰かがまだ古いバージョンを使っていれば媒介されてしまいますよね。

iPhone版LINEの設定画面
iPhone版LINEの設定画面。 これだけでは他者に情報が流れることがないのか確証が持てません

いや、そもそもの考え方がけしからんわけです。個人情報の扱いが神経質な時代にあって、予期しない拡散を企画者、設計者が考慮しなかったわけがなく、にもかかわらずアプリを広めるために確信犯的な手法を採ったわけだから。

ちょっと考えれば、アプリが起動されてアドレス帳を参照した際に「あなたのお知り合いの○○○○○○さんもLINEユーザーです。あなたのLINEアカウントをお知らせしますか?」と尋ねるようにすべきことぐらい解ろうはず。でも、あえてそうしなかったのでしょう。悪質だ。

それにアプリの使い勝手も悪いと感じます。

例えば4人でトークしていて、あるときその4人に私がグループ名を付けたところ、他の3人に「グループ参加の打診」みたいなメッセージが流れたそうな。つまり、グループとはラベル付けによるグループ表示ではなく、新規作成のグループアカウントみたいな扱いなわけだ。UI上そのようには見えなかったのだけど…。

その上、各人が参加を許諾しなければ参加扱いにならず古いトークも残ったままなので、さっさと全員が参加して乗り換えなければ、古いトークと新たなグループのトークで枝分かれしていきます。しかもメンバーは同じなのにトークの統合もできません。

他にもLINEにはゲームやらマンガやらを続々と追加してプラットホーム化を着々と進めているわけですが、どうにも薄気味悪さが伝わってきます。

とはいえ「無料通話&キャリアメールに依存しないメッセージ」という着眼点は良いので、もっと安心して使える同等アプリを他の企業が出してくれないだろうかと願う次第です。

一見、LINEは飛ぶ鳥を落とす勢いで人気も盤石に見えるかもしれませんが、黎明期において先に挙げたアドレス帳を拡散させるウイルス的な手法を使った前科(違法ではないけど)があるので、それが消せない傷となり、いざ有望な代替候補が現れれば雪崩をうって乗り換えられる可能性があります。よりセキュアな同等アプリが現れれば「乗り換えを機にLINE友だちを整理しよう」、あるいは逆に「LINE友だちを整理するために乗り換えよう」という流れが考えられるので。

また、「カジュアルすぎる」という理由でLINEを敬遠している人も少なからずいそうです。業務連絡にLINEってわけにもいかなそうだし。

例えば以下のような特徴を持つアプリ。 《アカウント管理

  • 自身のアカウントの存在を知らせる「なかま」を限定可能
    • アドレス帳でチェックをつけた人はON。デフォルトはOFF
    • 仮に自身のメールアドレスが漏れても、こちら側で「なかま」に指定しない限り相手からは見えない
    • 「なかま」から外したら、新たな通話やメッセージ通信はできなくなる
  • 自身の「なかま」の情報はいっさい他者に伝えない
  • アカウント用のメアドを変更しても、過去のメッセージや通話履歴は引き継がれる
    • 諸事情でメアドや電話番号を変えざるをえなくなっても、自身と「なかま」に不都合は生じない

《無料通話》

  • 同じアカウントでも無料通話に使うデバイスは限定できる
    • iPhoneはON、iPadとMacはOFFといった具合に
  • 電話の相手ごとに着信音の鳴り分け設定が可能

《メッセージ》

  •  同じアカウントなら複数のデバイス間で過去の送受信データを同期できる
    • iPhoneで送受信したメッセージがiPadでもMacでも見られれる
  • 検索が可能
  • ラベル付けが可能
  • cc、bccが可能

何のことはない。既存のIMAP対応メーラーを今風の吹き出し表示にして、無料通話機能と合体させたようなアプリですね。

このように「情報が漏れることがなさそう」「裏でも怪しいことをしていそうにない」「ビジネスシーンでも使えるかも」と思わせてくれる代替アプリなら、対LINEでもまだまだ勝算が見込めます。