「セツザンカイギュウ」ではなく「ユキヤマウミウシ」です。真栄田岬にて。
なるほど雪山に見立てたのはナイス。そしてたたずまいは伝統的な和菓子みたい。まあ、ウミウシを食べる人はいないと思うけど。
いや、かつて昭和天皇が研究のために食されたそうですね。一節にはお付きの人に「あんなに不味いものは他になかった…」と漏らされたとか。真偽は解りませんが。種類によっては毒もあるはずだし。
小さい海の生き物が好き。ときおりITや時事にも言及します
結局、6月2日(土)と3日(日)は台風3号の影響もさほどなく、波も小さくて普通に潜れました。土曜日の朝は晴れてたし、午後にバケツをひっくり返したようなスコールが降ったものの、それはダイビング終了後だったので。
というわけでこれからしばらく新作写真を小出しにしていこうと思います。
まずは一番の力作から。
ポイントは恩納村の山田ポイント。日本にいる6種類すべてのクマノミが見られるところですが、私は例によってカクレエビをリクエスト。なのでガイドが連れて行ってくれたハタゴイソギンチャクには確かにアカホシカクレエビやオドリカクレエビがわんさか。
でも私の目を引いたのはイソギンチャクの傍らに広がった一角。卵がびっしり産み付けられていて、親魚が盛んに世話をしていたのですよね。普段私は数十ミリ級の被写体をよく撮っているのですが、これこそがマクロ中のマクロ。一粒は1ミリもないんじゃないかと(※)。
※ トウアカクマノミの卵は米粒状で長さが2mm程度だそうです
そこでUCL-165M67を装着。実はこのクローズアップレンズを付けるとピントの合う範囲が一気に狭くなるため滅多に使わないのですが、卵は動き回らないので遂に出番です。
そうして撮った一枚の中央だけをトリミングするとこの通り。
おそらく一両日にもハッチアウトですね。残念ながら目の前で見ることはできませんでしたが。台風一過で駆けつけても、おそらくみんな巣立った後です。
アンサー野本の水中天国の最新エピソードが公開されています。今回の小ネタはスポックTシャツと例の合い言葉ですね。懐かしい…。
さて、メインのトピックはiPhone用水中ハウジングのi-Patimaですが、個人的にもっと注目なのはSOLAライトシリーズの改良についての言及。簡単に言うと確実に飛行機に乗せられる機構になったようです。前モデルはバッテリーもLEDヘッドも外せない(通電しない状態が作れない)構造だったため、飛行機の安全規定に抵触していたのですよね。
4月のマリンダイビングフェアで訊ねた際、日本の販売代理店であるSea&Seaのスタッフは何も言ってくれなかったので、あの時点では細かい仕様を把握してなかったのでしょうね。
ライトヘッドを外せるようになったため、もし外した際は密閉性に気をつけて組み立て直す必要があります。でも、その作業を行うのは預ける際に注文が付いたときだけ。実際には空港で止めらることなく持ち込めることも多いらしいので、その機会は少ないでしょう。
ああ、機内預けにしたらスーツケースをこじ開けられて没収される可能性がないとは言い切れないので機内持ち込みにすべきですね。
ともかくこれでSOLAライトシリーズも安心して購入できるようになりました。
注意が必要なのは旧モデルと新モデルの見分けがつきづらいこと。そこでラインナップを載せておきます。
新モデル | 旧モデル | |
---|---|---|
ビデオライト | SOLA VIDEO 4000 SOLA VIDEO 2000 SOLA VIDEO 1200 | SOLA VIDEO 1200 |
フォトライト | SOLA PHOTO 1200 SOLA PHOTO 800 SOLA PHOTO 500 | SOLA PHOTO 600 SOLA PHOTO 500 |
ダイビングライト | SOLA DIVE 1200 SOLA DIVE 800 SOLA DIVE 500 | SOLA DIVE 600 |
新旧で紛らわしいのがVIDEO 1200とPHOTO 500。でもVIDEO 1200は色が違うので見分けがつきます。新しい方はシルバーです(下図左)。
新 | 旧 |
PHOTO 500の見分け方は…、よく解りませんでした。
せっかくなのでアフィリエイトを貼ろうと思ったものの取り扱いは旧モデルばかりなのでやめました。新しい方の販売はまだ始まっていないのかな。
追記: 6月4日、Sea&SeaがSOLAライトのラインナップを一新しました。これを見ると上記の見分け方は通用しませんね。海外版と少し違うのかな。それとも海外版の写真がたまたまシルバーに見えるだけとか?
沖縄行き20:00発のANA便に乗り遅れてしまいました。ちょっと時刻を勘違いしてて。さすがにこんなのは初めてだ。チェックインはしてたのに…。この場合、せめてマイレージは溜まるのかな?
で、ANAはパックツアーのチケットだけど明日の早朝便に振り替えてくれるとのこと。でもなあ、6時の便で行って9時前に着いてもダイビングボートに乗るには手遅れ。明日のダイビングは丸々なしになってしまいます。おまけに今夜の宿も必要だし、ダイビングの当日キャンセル料も発生します。
ほんでもって明後日はもう台風3号の接近で船は出せないかも…。
てなわけで自腹になるけどスカイマークの最終便で行くことに。24,800円。しかも応対してくれたスカイマークのスタッフのお名前が「津波」さん。これから台風が迫る海に行くのだけどそれって…。
せっかく昨日エアアジアジャパンの成田→那覇便が5円で買えたのに、わずか一日後には得した分を使い果たしてしまいました。
いや、むしろ足が出た感じです。ま、その5円チケットがあったので今も笑ってられるのですが、私の人生、余剰なお金は身につかないようになってる気がします。こういうのを常にそつなくやる人が、お金持ちになるんだろうな。
そうそう、昨年JALでは機内に持ち込めなかった私のカメラバッグはスカイマークはOKでした。
エアアジアの件、思い起こすと確か途中で連れの名前の入力機会があったような。だったらとりあえず四人分ぐらい押さえとくんだった。国内線はパスポート名がいらないし、仮に面子が集まらなくてキャンセルしてもたかがしれてるんだから。
さて、明日の夜、会社上がりで沖縄に飛び、土日はダイビングの予定です。ただし、天気予報を見るとフィリピンの東会場に不気味な低気圧が…。
いまのところJTWC発表でTC(Tropical Cyclone)。予報進路だとゆっくり北上するようです。というわけで今週末の沖縄は高波に要注意ですね。
ま、いいけど。昨年9月の15号のように強烈なやつが沖縄本島の近辺で迷走する嫌がらせみたいなことはないはずだし。
それに今回、那覇のダイビングショップには慶良間への遠征も打診されたものの、仲間の意見は聞かず私の独断で本島のマクロダイビングに決めてたから、仮にボートが出せなくてもさほど計画には影響なし。
ああ、そうだ。今回の連れの一人はめちゃめちゃ船に弱い人だった。こりゃ二日ともビーチダイブだな…。