天使の時代が過ぎると

孵化してから日が浅いダンゴウオの幼魚の頭にはいわゆる「天使の輪」があります。でもこの輪っかは成長とともに消えていくのですよね。 先週の葉山では、輪っか消えかけの個体も見られました。

ダンゴウオの幼魚
体長は3mmぐらいだったかと。 トリミング前の写真はもう一回り大きいです

ってことは、私のカメラセットでは天使の輪が残っている幼魚を画面いっぱいに大写しにすることは無理なわけだ。残念…。

でも、ビデオカメラや高倍率デジカメで頑張れば何とかなるかも。私は持ってないけど。

天使の輪の撮影秘話

先週土曜日の葉山の海はかなりうねっていました。 よって2〜3mm級のダンゴウオの幼魚ともなると撮りにくいのなんの。例えば昨日UPした写真のトリミング前はこんな感じ。

ダンゴウオの稚魚
105mmマイクロレンズ(マクロレンズ)にUCL-165M67とUCL-330を重ねてようやくこのサイズ。 もちろんそこまでレンズを重ねると、かなり寄れはするもののピントがなかなか合いません

この個体は斜面のエツキイワノカワにいたので左手で岩を掴んで体を固定し、右手だけでカメラを構えてオートフォーカス頼み(+自身の前後移動)で撮ることに。

ファインダーの中央に被写体の目(というか顔がすっぽり入る)を入れて、ここぞという瞬間にシャッターを切るものの、概してその瞬間にうねりがくるのですよね。というか、潮は上げては戻すの繰り返しなわけで、もちろんその度に構え直し、狙い直しです。

そんな感じだったので微妙にピントが狂った惜しい写真が大量に。

この写真は運良くピントは外れなかったけど、やっぱり中央からずれてしまいました。

天使の輪

昨日は葉山で潜ってきました。目的はもちろんダンゴウオの幼魚。

そして成果はこの通り。

ダンゴウオの幼魚

体長約2mm。肉眼ではゴマ粒ぐらいにしか見えないものの、写真に収めればこのとおり。

もちろんごっそりトリミングしてあるけど…。

フィリピン航空のキャンペーン

フィリピン航空のバナーフィリピン航空のキャンペーンが始まってます。成田からだとマニラ・セブ往復が25,300円。燃油やら諸経費込み込みで45,440円。通常料金よりも2万円ぐらいお得ですね。

まあ、この場合の2万円という額は「一人旅でも安いパックツアーと変わらなくなる」ってところですが。もちろん宿泊を安いところ(一人部屋追加料金もかからない)にすれば、いくらかお釣りがきます。

この先はまた燃油代が上がるかも知れないし、近ごろはペソ高も進んでいるので、そうして現地での1〜2食分の差額でも出てくれれば御の字でしょうか。

さて、今回のキャンペーンの特徴は、適用除外日が設けられていないこと。実はあるけども書いていないのか、僅かながらも全日に枠が設けられているのかは解りませんが。

で、私は端から繁忙期を避けて6月中旬の無風な日程で取りました。3月・4月はダンゴウオのシーズンだし、5月はGW(遠出はしないけど)があるので、その後ってことで。

本当は誰かを誘おうかとも思ったけど、私の仲間の目ぼしい連中は皆4ヶ月も先のことを今決められない人が多いから、今回も一人旅かな。まあ、その方が被写体を独占できて良い場合が多いのだけど。

それに、連れがいる時はパックツアーでもいいし。

イボイソバナガニ

イボイソバナガニ。

イボイソバナガニ
たぶん右側が頭

いつもムチカラマツにしがみついていて、指でつついたぐらいではぴくりともしません。 名前からするとカニらしいのですが、どこがどのパーツなのかよく解らんです。