黄色いピグミーシーホース

今回のサウスレイテでの一番の目的はジンベエザメではなくピグミーシーホースでした。それも黄色の。何しろいつものマクタンではお馴染みのピンクしか見ないから。

で、成果はこちら。もちろん体長は1cmちょっとです。

ピグミーシーホース

ピグミーシーホース

ピグミーシーホース

二年前にも見たけど、あの時は出発間際に届いた水中ハウジングを使いこなせてなくて、不本意な写真しか撮れなかったのですよね。

でも、あれから100ダイブあまりを潜ってカメラセットにも慣れたので、私としてはまあまあ満足のいく写真が撮れました。

一緒に潜ったマクタンのダイビングショップのオーナーは、さすがに同じような条件でもはるかに見事な写真を何枚も撮ってましたが、まあ、そこは張り合っても無駄というもの。私とはダイビングと撮影の両方のスキルに雲泥の差があるので。

万能な水中ライト

「これは!」と思わせてくれる水中ライトが来月発売されるようです。製品名はRGBlue。

RGblue

詳しくはこちらの番組を。野本さんが丁寧に解説してくれています。

私が気に入った点は、たとえ水没しても平気な点と、大光量タイプでありながら光量を絞れる点。ビデオライトにもターゲットライトにも使えるというのは画期的すぎます。

もし先々D7000で動画を撮りたくなったら、これを2本買いたくなるだろうな…。

幸せの黄色い封筒

今年も黄色い封筒が届きました。そういやマリンダイビングフェアは一ヶ月後ですね。

地球の海フォトコンテストの黄色い封筒

まだ開けてないけど、この黄色い封筒が届けば、地球の海フォトコンテストに入賞したということです。

明日、コナミのダイビングカウンターで開封の儀を行うことにします。

去年のマリンフォトには私の写真が3枚載ってます

葉山の海は

葉山の海はなかなか生物層豊かでした。ダンゴウオオンリーで臨んだ私は2ダイブで1匹も見なかったけどウミウシの種類も数も多いようです。

こちらはイワアナコケギンポ。

イワアナコケギンポ
海岸沿いに伊豆を南下するにつれ生息数は減るそうですが、葉山にはたくさんいます

私は同じ神奈川県内だし、電車で行っても2時間弱なので伊豆方面に出向くよりもよほど手頃なわけですが、そこには難点も。防波堤の階段を下りた後、ビーチダイブのエントリポイントまでゴロタ石とアオサのついた岩からなるコケやすい磯を何十メートルも歩かなければならないのですよね。

私も筋力はある方ですが、私の体は重たいものを短時間持ち上げるのが得意なだけで起伏の多いフィールドではあまり役に立ちません。しかも私のカメラセットは8kg級。よってしんどいのなんの。満潮時なら歩く距離が短くなるものの、その分泳ぐ距離が長くなり、大きなカメラを携えた私にはやはり不利です。

どうやら御用邸の御前で昭和天皇がウミウシの研究に勤しまれた海なので、コンクリートを打つといった開発ができないようです。

ダンゴウオの幼魚
葉山のダンゴウオは赤、ピンク、緑の三色が出るそうな。今回ピンクは見てないなぁ

せっかくダンゴウオがたくさん見られるのに、何ともダイバー泣かせな海ですが、いずれはボートを出す計画もあるようです。漁協との話し合いが成立すればいいのか、それとも宮内庁との折衝や許可が必要なのかまでは伺っていないのですが。

でも、ボートダイブさえ可能になったなら、通ってみたい海です。

ダンゴウオ

男前なダンゴウオ少年

先週の葉山では目元がキリッとして凛々しいダンゴウオの幼魚もいました。体長4mmぐらい。

DSC_8323 - バージョン 2

おそらく天使の輪の名残が目元を引き立てているのでしょう。それと目の辺りのオレンジ色が。

DSC_8334 - バージョン 2

この背びれの形(↓)「はたぶん雄ですね。

DSC_8326