WiMAXって遅いなぁ…

WiMAXのレンタル機が到着。

レンタルWiMAX

さっそく試してみました。

セットアップは実に簡単。WiMAX端末の電源を入れ、Wi-Fi機器から接続するとWPAキー(パスワード)を訊かれるのでWiMAX端末に貼ってあるシールに書かれた数字を入力するだけ。

で、結論から言うと、結構遅いですね。XTREME SPEED TESTというiPhoneアプリを使ってスピードを計ったところ残念な感じで。

下り速度40Mbps(ベストエフォート)とのことでMAX10Mbpsぐらいは出るかなと思っていたのですが、私の自宅では何度試しても3Mbpsがやっと(日曜日の午後や夕方の場合)。フレッツ光をWi-Fiで使った場合、7〜8Mbps出ているのに。

スピードテスト結果1
WiMAX(左)とフレッツ光(右)

と、ここであることに気付きました。私のiPhoneは3GSなのでIEEE 802.11 b/gにしか対応していません。なるほど、有線なら50Mbpsほども出ているフレッツ光です。Wi-Fiだからといって7〜8Mbpsってことはないでしょうから。

ということでiPad 2で仕切り直し。こちらはIEEE 802.11 nに対応しています。結果はこう。

スピードテスト結果2
WiMAX(左)とフレッツ光(右)

これなら満足はしないまでも一応納得かな。

それに一番肝心なのは使用感。フレッツ光とは比べるべくもなく、遅いときは10年前のADSLを使っているような感じですが、まあ、ナローバンドによるある種のスローライフもいいかなと。私はあまり動画は見ませんし。

というわけで不満は多々あるものの、フレッツ光を解約してWiMAXに乗り換える覚悟ができました。時速300km/hで走れる車みたいなサービスは私には不要です。

WiMAXの速度も次第に改善されていってくれればと期待します。

INON製LUMIX GF2用ハウジングの虚しさ

INONからPanasonic LUMIX DMC-GF2用の水中ハウジング『X-2 for GF2』が発表されました。

GF2 housing

例によってレンズのフォーカス調整はダイヤルではなくレンズポートを回す方式。
グリップを握った手で上手く操作できるのかな…

ただ、悲しいことにPanasonicは既にGF2の後継機であるGF3を発表済みなのですよね。先に発表されたNauticam NA-EPL2もそうですが、専用のオプション品を発売する頃には既にカメラ本体の新製品が出ているというのは実に虚しい…。

もちろんGF3発表後もGF2は流通していて価格も手頃になっていますが、日進月歩のデジタル機器の分野では新製品があるのに旧製品を買うことに抵抗感を覚える人は少なくないのではないでしょう。特に今回は半年でのモデルチェンジ(通常は1年周期)だったので、GF2には何か欠陥があったのではという憶測も働きますし。

もちろんデジカメを水中で使うユーザは全体の内のほんの一部でしょう。でも、そこには根強いニーズがあるわけで、Panasonicが順製品を出すつもりがないのであれば、手を上げたハウジングメーカーと協調して、もっと早いタイミングで対応ハウジングの発売をアナウンスできるようにしてもらいたいものです。

ロジテックは信用ならん

私がWiMAXを導入しようと考えた理由は自宅のWi-Fiが安定しないことでした。それがなければWiMAXの広告もスルーしていたかもしれません。

LAN-W150N/PR自宅のWi-FiルータアクセスポイントはロジテックのLAN-W150N/AP。数カ月前、長らく使っていたApple AirMac Expressが壊れたので急きょ安価なIEEE802.11n対応機を買い求めたためです。ちなみにビックカメラで3,500円くらいでした。

で、このLAN-W150Nですが、Macbook Airの接続が数分〜十数分で切れるのですよね。iPadでもそうなのでルータ側の問題であることは間違いありません。その都度OSの設定で無線LANをOFF→ONするかしばらく放置していおくと回復するのですが、煩わしくてしかたがありません。

ネットで調べると、同社製品で似たような事象がちょいちょい起きているようで。もっともこの個体の不良かもしれないので製品シリーズをとやかく言うのは早いでしょう。

ただし、ロジテック社が信用できないのはサポート体制のお粗末さ。この通りFAXもしくは1分10円の有償ダイヤル(0570)に電話してこいと。e-mailか入力フォームによる問い合わせ方法を提供していないのは、あまりに不親切だろうと。インターネットからFAXを送信できるサービスもあることはあるのでFAX未所有者でも負担ではないとも考えられますが、それでも問い合わせのハードルを高くしているのは事実です。

DiALiVE LTV-1S700WPそういえば数年前にロジテックの防水ワンセグDiALiVE LTV-1S700WPという製品を買ったときも釈然としなかったことを思い出しました。この製品はチャンネルボタンの『下』を押すとチャンネルが1→3→4→5→6…と上がり、『上』を押すと逆に6→5→4→3→1…と下がるのです。アナログ時代なら配線ミスの可能性も考えられますが、デジタル機器でこれはなかろうと思いつつ問い合わせようと思ったら、やはりサポートのメールアドレスを記載しておらず。しかたなく販売店経由で問い合わせてもらったら、一言「仕様です」と。そう聞かされて唖然としました。どこの世界に数字を上げるために『下』ボタンを押す人がいるのかと。

よくよく製品を観察してみると、チャンネル選択メニューの機能があり、こちらだと一番上がNHK(1ch)となっています。なるほど数字が大きいチャンネルに合わせるために下ボタンを押させるのは自然の流れです。でもそれはメニュー選択の場合のみ。「メニューから選ばずダイレクトにチャンネルを上げるには『下』を押さないと」と考えさせるUIは失格です。世の中のほぼ全てのテレビがそうなってはいませんし。

よって私個人の中でのロジテック社は「ダメダメなメーカー」です。友人知人にはロジテック製品は止めておけと言います。残念ながら挽回の機会はないでしょう。私はもうロジテック製品は買いませんので。

PENTAXもミラーレスカメラを発売?

PENTAX Korejanai-Model本日、日経新聞が「HOYA、小型一眼デジカメ参入」と報じました。前々から何度も噂になっていましたが、ようやく決まったのでしょうか。

記事には「ミラーレス機構」とあるものの、それ以外の仕様は不明確。私の最大の関心事はもちろん採用規格です。果たしてPENTAXブランドのミラーレス機はPanasonic & Olympusが率いるマイクロフォーサーズなのか、それともAPS-CでSONYのEマウントを採用するのか。まさか独自路線ってことはないかと…。

以前の噂通りならマイクロフォーサーズですが、NEX-5は国内外で相当売れたとも聞きますし、ここはレンズラインナップの手薄なSONYと組んで相乗効果と一定のプレゼンスの確保を狙う方が面白いですよね。

いや、事はそう単純ではないのかな。なにしろトップ2が後ろに控えていますので。CanonもNikonもミラーレス機の研究開発はしているはず。そして、ミラーレス機がスタンダード一眼の売れ行きを脅かす存在となり得る(既になっている)と判断すれば、いよいよ両社も新機軸の製品を投入してくることでしょう。その場合、CanonやNikonが他社先導の規格に合流できるものか…。下手をすると四つ巴の勢力争いです。もちろんCanonもNikonもミラーレスを投入しない可能性もあります。PENTAXあたりはどう立ち回るべきか悩ましいところでしょうね。

速報を楽しみに待つことにします。

キャノンのドキュメントスキャナの新製品

実は私もドキュメントスキャナを買いたいと思っているものの、良い製品がないのでお預けになっていたのですが、先週キャノンから新しいドキュメントスキャナimageFORMULA DR-C125が登場しました。

キャノンのドキュメントスキャナ

私がドキュメントスキャナで重要視するのは、

  • 給紙スタッカに50枚ぐらい挿せること
  • 複数枚給紙したときやジャムった時の対処が簡単であること
  • 余計なアプリの添付で販売価格が上がってなさそうなこと

公開されているスペック表にはスタッカの給紙能力は書かれていないようなのですが()、どうなのでしょうかね。

ちなみにベストセラー機のScanSnapはスペック的には申し分ないものの、発売されて久しいのとAcrobat同梱(私は持っているので要らない)で割高感がある点がネック。Acrobat別売で少しスペックが上がった新モデルを出してくれると良いのですが。

DR-C125の予想価格は45,000円ぐらいとのこと。ちと高いので、もうしばらく様子見してみましょうかね。


Canon imageFORMULA DR-C125
A4対応 CISセンサー 給紙枚数30枚
重送軽減リタードローラー採用
Uターン排紙省スペース設計モデル

※ と書いてからAmazonの広告(↑)を貼ってみたら30枚と書いてありました。ちょっと物足りないなぁ。