無線LAN機能搭載水中カメラ

eye-fi mobile x2Eye- Fi Mobile X2という製品が発売されました。これまでのEye-Fiは撮影した写真の転送に無線LANの環境が必用でしたが、新発売のEye- Fi Mobile X2は単体でも写真を送信できるようです。素晴らしい。 ならば私はぜひとも海で使ってみたい気がします。SDカードの代わりに水中カメラに入れておき、海から上がってきたらすぐさまiPadに転送して大画面で確認するという具合に。

この方法の良い点は何といってもハウジングを開けなくてすむこと。屋外ででハウジングを開けるのはリスキーなので。Oリングに何かを挟んでしまえば水没の危険性が高まるだけでなく、湿気のある空気を取り入れると水中で曇ってしまいます。

ただし懸案事項もあります。まず、私の水中カメラハウジングはNauticam製のNikon D7000用。ほぼ全体がアルミなのでどれぐらい電波を飛ばせるものか。

加えて、当然ながらiPadは海の中に持ち込めないので、海中で写真の送り先を探し続けてやたらと電力を食わないかということも気になります。

とは言えEye- Fi Mobile X2はとても有用そうでとても気になるので、ちょっと伝手を使って情報を収集してみようと思います。


Eye-Fi Mobile X2 8GB EFJ-MB-8G

Nikon D7000用水中ハウジングセットの構成

改めて私の水中ハウジングセットを紹介。

  • カメラ     :Nikon D7000
  • レンズ     :Nikon AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
  • ハウジング   :Nauticam D7000 スーパービューファインダーセット 4FG
  • レンズポート  :Nauticam NA-マクロポートN105VR
  • ギア      :Nauticam NA-N105VR-F
  • ランヤード   :Nauticam NA ランヤードセット23cm
  • ストロボ    :INON S-2000(2個)
  • 光ケーブル   :INON L型光DケーブルL(2個)
  • ダイレクトベース:INON マルチダイレクトベースII(2個)
  • アーム     :INON フロートアームM(2個)
  • クランプ    :INON クランプなど(4個)
  • ターゲットライト:INON LE-250
  • ライトホルダ  :INON シングルライトホルダー・LE
  • シューベース  :INON シューベース

すべてが新規購入ではないものの我ながら奮発したものです。私はプロでも裕福でもないので最低でも10年ぐらいは使うつもり。いや、できればその先もずっと。

その時々の流行にも大きく影響されるコンデジと違って一眼レフカメラはそれほど陳腐化しなさそうですし、将来ハウジングよりも先にカメラの方が故障しそうなことを考慮して代替機の入手や修理パーツで困らないようベストセラー機のD7000を選びましたので。

INON(イノン) S-2000 ストロボ

マクタンの海 May ’11(ハゼ・ギンポ・カエルウオ編)

今度はハゼの写真などを。

今回の旅の成果の一つがこのギンガハゼの写真。

ギンガハゼ1

前々からハゼ撮りの常道として「50cm以内に近づけ」とは言われていたものの、コンデジの頃は諦めていました。寄れたところでまともに写らないだろから。接写じゃないとマクロコンバージョンレンズは役に立ちませんし、像が小さいからとズームを掛けすぎてもやはりそれなりにしか写らなそうなので。

でも、カメラを一眼レフに替え、105mmマイクロというレンズを持ったことで意識が一変。ほふく前進での接近に挑戦してみようと。やや遠めに陣取り、うつ伏せになてまずは1枚撮影。以後、少しずつ近づいては撮ってを繰り返します。最終的にはレンズ端で20cmぐらいまで近づくことに成功。トリミング無しでこのサイズで撮れました。

同じく角度を変えての1ショット。

ギンガハゼかな?

さらに接近して。

ギンガハゼかな?

こちらは失敗作。ピントが目から外れてしました。でもこれもトリミングなしの一枚なので次回に期待です。

同じく、接近して撮影した別種。ブラックシュリンプゴビーでしょうか。

ブラックシュリンプゴビー1

ブラックシュリンプゴビー2

これもたぶんハゼの一種。アカスジウミタケハゼかな。

ホヤとアカスジウミタケハゼ

こちらもハゼかな。

珊瑚とハゼ

カエルウオ。

カエルウオ

ギンポの仲間。

ニジギンポ

そしてタテジマヘビギンポ。今回の旅のベストショットがこれです。

タテジマヘビギンポ