リゾートホテル評(アネモネリゾート・デラックスルーム編)

今回利用したホテルはアネモネリゾート。充実したビュッフェ朝食で人気のマリバゴブルーウォーター・ビーチリゾートのお隣です。

デラックスルームの内装はこんな感じ。

デラックスルームの内装1

デラックスルームの内装2

昨年利用したファンルームは扇風機でしたが、さすがにデラックスルームにはエアコンが付いていました。それとテレビと冷蔵庫も。

でも、より安価なファンルームやスタンダードルームよりは上なだけで、あんまりデラックスでもないですね。

お湯のシャワーは出ますが、バスタブはありません。まあ、南国なのでそれでも十分です。

シャワールーム

部屋に足りないと思うのはヘアドライヤ(私は使わないけど)、セーフティボックス、そして電気ポット。部屋でコーヒーを飲みたいときなどはレストランにお湯をもらいに行く必要があります。

ホテルのレストランはこぢんまりしていて夕食をとるには寂しい感じですが、朝食ならまあ。朝食(225ペソ、約400円)はこんな感じ。現地の物価からすると高額ですが、一応ホテルのメニューなので。

ホテルの朝食

レストランは売店を兼ねているので、飲み水やビール(サンミゲル)、ラム酒(もちろんTANDUAY)なんかもレストランで買うことになります。

なお、このホテルは日本人経営で敷地内に「エメラルドグリーン」というダイビングショップもあり、日本人スタッフも何人か勤務していますが、いたって普通のショップと伺っているので完全マクロ指向の私は利用したことがありません。

蝶々胡椒鯛

チョウチョウコショウダイの幼魚。50mmくらいの個体。

チョウチョウコショウダイの幼魚(右向き)

チョウチョウコショウダイの幼魚(左向き)

こんもりとした岩の陰を覗くといたりします。常に斜め下を向きながらフリフリと泳いでいて、一瞬たりともその場にじっとしていないのですが、何とかうまく撮れたので、NauticamのホームページのGF3ハウジングのイメージのようにトリミングしてみました。

他にも5mmの稚魚もいました。

チョウチョウコショウダイ(稚魚)

この頃はまだ水玉模様が見られません。

磯金平糖蟹

イソコンペイトウガニ。

イソコンペイトウガニ
個人的にイソコンペイトウガニの写真としては過去最高傑作

ウミトサカやトゲトサカを探せばいるので割と見つけやすいものの、案外写真に撮りづらかったりします。肉眼で確認できてもファインダー越しだと見失いがちだし、うまく擬態しているので蟹の形が周りと見分けがつきにくかったり。

でも今回は自分の作品としても満足のいく写真が撮れました。

次は腹側からのアングルを狙ってみたいと思います。

気持ちんよか

久しぶりに愉快な写真が撮れました。スジモヨウフグをアカホシカクレエビがクリーニングしている場面です。

スジモヨウフグとアカホシカクレエビ
写真が暗いのはエビをくっきり撮りたくてF値を絞ったため

上の写真の直前のシーンがこれ。

スジモヨウフグとアカホシカクレエビ
スジモヨウフグとアカホシカクレエビ ピントがズレてるけどこちらの方がチョンマゲ感が強いですね

そしてこの後は歯磨き、耳(エラ)掃除と続きました。

スジモヨウフグとアカホシカクレエビ
フグの右目にイボができてます
スジモヨウフグとアカホシカクレエビ
耳掃除ならぬエラ掃除中

パラオのレジャーが値上がりか?

私もパラオには何度か行ったことがありますが、行く度にパーミットが値上がりしていたり、新しい税金が増えていたり。パーミットの有効期限も昔は1年とかだったのが次第に短くなり、今では10日間。客室税なんてものも昔はありませんでした。 そして首都のあるコロール州ではまたぞろ観光客向けのパーミットの値上げを検討しているとのこと。法案はこんな感じだそうで。

  • ロックアイランドパーミット(10日間有効): $25→$50
  • ジェリーフィッシュレイクパーミット(10日間有効):$35→$100

ロックアイランドパーミットはブルーコーナーやジャーマンチャネルといった定番ポイントで潜るダイバーは必ず払わなければならない費用です。まあそれでも4,000円弱。一般的なツアーが5泊6日、ダイビングも3日ないし4日なのでまだ許容範囲かと。

一方、ジェリーフィッシュレイクパーミットは10日間有効だとはいっても、よほどのクラゲ好きでもなければ行くのはせいぜい1日だけ。それも往復の山登りも含めて1時間かそこらに約8,000円ですか。ジェリーフィッシュレイクが組み込まれたツアーを申し込むとパーミットと合わせて2万円を超えちゃいそうです。

まあジェリーフィッシュレイクは世界的にも珍しく、希少な体験の参加費として文句は言えないのかもしれませんが、約3倍への値上げは高いなぁ。ひょっとしたら自然保護の観点から入域制限の目的も兼ねているのかもしれません。$100はリピーターの足が遠のきそうな額です。

でも、個人的にはブルーコーナーへの入域制限をした方がいいと思います。あるいはカレントフックの禁止とか。シパダンと違って外洋なので取り締まりは難しいかもしれませんが、行くたびにガッカリ度が上がっているので…。