クマノミ写真の共通点

先日、仲間のダイバーと話をしていて、彼女は「クマノミを横から撮りたい」と言っていました。確かに私のストックを見返してみても、クマノミ写真はたいてい顔ばっかり。先日のセブの写真もそう。

ハマクマノミ
ハマクマノミ
クマノミ
クマノミ

なるほどクマノミ類はダイバーが寄ってきても逃げ回ることはせず、イソギンチャクの中からこちらの様子をうかがっているため、どうしても顔の写真が多くなります。彼女、いいところに気がついたなぁ。

スパインチークアネモネフィッシュ
このスパインチークアネモネフィッシュは全身っぽいけど、やっぱり顔がこちらに向いています。

でも幼魚なら横から撮れますね。警戒は大人の役目なのかな。

クマノミの幼魚
1cmぐらいの幼魚

マンダリンフィッシュ

20mmに満たないのマンダリンフィッシュ(ニシキテグリ)の幼魚。

マンダリンフィッシュ(ニシキテグリ)の幼魚
ヒルトゥガンにて撮影

ニシキテグリは夕方の時間帯にしか姿を見せない地方も多い中、セブでは午前中から見られたりします。

オランウータン倶楽部

先日、オランウータンクラブの面白い生態を目撃しました。

オランウータンクラブ
オランウータンクラブとはよく名付けたもので

ほじほじ君を使って写真が撮りやすい位置に誘導していたところ、急に手足を縮め、マリモ状の球体になってふわりとエスケープ。 ほどなく数十センチ離れた場所に着地すると、全部の手足を同時にシャキーンと伸ばし、一瞬にしてカニの形に戻りました。

イソコンペイトウガニ

美白のイソコンペイトウガニ。

イソコンペイトウガニ

この通り素っ裸の個体。 でも写真を撮っていたら、急いで取りつくろうかのように慌てておべべ(海藻)を身にまとい始めました。年ごろのレディーだったのかも。

イソコンペイトウガニ(装飾中)
黄色いのが海藻の切れっ端