Androidのタブレットが欲しいのだけど

かねてより電子書籍の写真集制作を研究しています。

今、直面しているのはAndroid版のKindleで写真集FROGFISH.JPが無難に表示できないこと。文字が欠落したり、英文の単語間が詰まって表示されてしまいます。

ただし私のAndroid環境はBlue Stacks for Macというシミュレータ。Android搭載の実機で試さないと結論は出せません。

そこでAndroidタブレットが一台欲しいと思っています。ただし予算は2万円程度。OSはAndroid 5.0 Lolipop以降が希望です。Androidの場合、OSがアップグレードできる機種は限られるので、なるべく新しいバージョンを載せた機種を選びたいですよね。

kakaku.comで検索してみると、その条件に合うのはNECのLAVIE Tab E TE508/BAW PC-TE508BAW(¥21,580)のみ。安い中華タブレットは過去12ヶ月発売で絞ってもAndorid 4.4または4.4.2搭載機ばかり。中には4.3や4.2なんてのもあります。果たしてNECを買っていいものか。選択肢が一つしかないと購入を躊躇してしまいます。

そんな風に迷っていたら、ASCIIのサイトにSIMフリースマホの機能とスペック全紹介! 【1万円台編】という特集が公開されました。この際、タブレットを諦めてスマホにしようかと。私はiPadユーザーなのでAndroidタブレットを買っても電子書籍の表示テストにしか使わなそうだけど、SIMフリースマホなら海外旅行時に現地SIMを入れて使えます。うん、その方がいいかな。

とは言え電子書籍の表示確認用だから、画面はそこそこ広くて高精細の方が望ましいので、選択肢はgoo G03かSAMURAI MIYABIってことになりますね。共に画面が5インチ(720×1280ドット)、Android 5.0搭載です。

SAMURAI MIYABI
SAMURAI MIYABI

Google PlayブックスもAndroid版はもうちょい

かねてより電子書籍の写真集制作を研究しています。

試行錯誤の末、iOS版のiBooksアプリ、Google Playブックスアプリ、Kindleアプリで無難に表示できるEPUB3.0(固定レイアウト)ファイルの作り方が把握できました。

ただし、同じGoogle PlayブックスアプリでもAndroid版は表示がイマイチですね。Googleにとってはそちらが本流のはずなのに。

こちらがAndroid版Google Playの表示例。「Hairly Frogfish」のベースラインが下がり、フォントもHelveticaから丸ゴシックに変わっています。

Android版Google Playブックスの表示
Android版Google Playブックスの表示

ちなみにこちらが正解。iOS版Google Playの表示例です。

iOS版Google Playブックスの表示
iOS版Google Playブックスの表示

なぜiOS版の表示が正解かというと、Adobe InDesignで作った通りだから。

Kindle for Androidも残念ながら

かねてより電子書籍の写真集制作を研究しています。

試行錯誤の末、iOS版のiBooksアプリ、Google Playアプリ、Kindleアプリで無難に表示できるEPUB3.0(固定レイアウト)ファイルの作り方が把握できました。KIndleには苦労したなぁ。

さあこれで一安心。と思いきや、Android環境(BlueStacks for Mac)のKindleアプリで写真集FROGFISH.JPを表示すると表示がボロボロでした。

Kindle for Androidの表示例
Kindle for Androidの表示例

KindleはEPUBに収録されているフォントのサブセットを使わないので、フォントが置き換わるのはしかたがないとしても、テキストが消失したり、英文の単語間が詰まったりするのは明らかなバグでしょう。

InDesignのEPUB3.0書き出し機能はiBooksに最適化されているからかもしれないけど、Android版のGoogle Playブックスでもおおむね正しく表示できるのだから、やはりKindleの出来が悪いとしか言えません。

いや、ひょっとしてBlueStacksがAndroid環境を再現しきれず、そのように表示されているだけかも。その可能性は低そうですが。Kindleアプリのフォント周りだけバグっているなんてことはないよな。

UPQ(アップキュー)も気になる

秋葉原の新興家電ブランドUPQが発足したそうです。

秋葉原発の新興家電ブランドUPQ発足:4Kモニタや充電スーツケース、SIMフリースマホなど24製品

17種類24製品とされるラインナップの特徴は独特のブルーを基調としていること。何か昔のiMac(ボンダイブルー)みたい。 中でもSIMフリースマホのUPQ Phone A01は良さげです。海外旅行用はこれでもいいなぁ。 UPQ Phone A01 UPQ Phone A01Android 5.1搭載でcoviaのFLEAZ POP CP-L42Aと似たスペックですが、こちらの方が画面が0.5インチ分広いですね。それでいて14,500円(税抜)という低価格を実現しています。販売ではDMMと組んでるのか。 今後は15,000円クラスのローエンドSIMフリースマホが一つのトレンドになりそうな気がします。スペックにこだわりのなく倹約したい人はそれらを買ってMVNOの格安SIMと一緒に使うと。 ならばキャリアと組んでいるメーカーはいよいよ厳しくなりますね。それとキャリアの中でも自社系格安SIMがないSoftBankは相当苦戦するでしょう。

お手ごろなSIMフリースマホ

今年の春先、フィリピンのマクタン島に2ヶ月滞在した際に思ったのが「現地用のスマホを買ってくれば良かった」です。私のiPhoneもSIMロックフリー版なので現地SIMで使えたのだけど、そうすると日本からの着信が受けられないので海外旅行中は2台持ちした方が有利です。

現地で適当な機種を買おうにもフィリピン製ではないためか意外に高価だし、OSが古かったり(中にはAndroid 2.0なんてのも平然と売ってる)日本語に切り替えられなかったりと、不自由しそうでした。現地で買ったローカル機種を持ち帰って日本で使うと電波法違反になるし、やはり日本でSIMフリー版を買って持っていく方が良さそうです。

というわけで旅行中に使う用として現時点で一番良さげなのがcovia FLEAZ POP CP-L42A

コヴィア FLEAZ POP CP-L42A

ディスプレイは4型(480×800)で今となっては小さいけど、おかげで片手の親指で隅々まで操作できます。

ストレージは8GBしかないけどmicroSDカードが指せるので構わないでしょう。カメラも500万画素だけどサブ機としては十分かと。

OSはAndroid 5.1でLTE対応。9月上旬にはこれが1万5200円(税抜)で発売されるのだそうな。