ダンゴウオはまだか?

今年はカレンダーの並びの都合で幸か不幸か9連休って人も多いようで。私もそうです。

よって今日から旅に出る人も多いはず。私も冷やかしで物色してはみたものの、まったく手が出せません。例えばセブ行きの航空券のみが大韓航空で仁川を経由しても14万円とかだもの。

同じく年末年始絡みの帰省も勘弁。高いし混むし。この時期のツアーや航空券は、このタイミングでしか休めない人のためのものですね。

ならば近場に潜りに行くってのはいいかも。思い起こせば今年は1月3日に伊豆で潜り初めだったし。

ダンゴウオ

でも今シーズンはまだダンゴウオの出没情報が伝わってこないのですよね。先週始めの時点で富戸の水温が17℃まで下がったと聞いているので、そろそろのはずだけど、Googleアラートの検索網には一向に引っかかりません。皆さんダイビングの成果はブログに書きましょう。

確か去年も遅かったなぁ。私が最初に聞いたのが12月の末でした。一昨年までは11月の後半には出ていたような。温暖化の影響でしょうかね。ダンゴウオ連中、水温17℃じゃまだ浅場に上がる気にならないとか?

それとダイビングショップも小まめにブログは更新しましょうね。じゃないと客足が遠のきますよ。少なくとも私のようにダンゴウオが見られないなら冬春の海に潜る価値はないと思う者は、確実性の高い情報がないと潜りに行きそびれるので。

ああ、江ノ島水族館からはダンゴウオの展示を始めた知らせが来ました。でも水槽越しだとろくな写真にならないし、この連休中は混むよな。

ここは遠くにも近くにも潜りに行かず、家でぬくぬくと過ごすしかないかな。お金も温存です。

ただし、時間はたっぷりあります。しかたがない、何かお勉強でもしようっと。

今年のダンゴウオを振り返る

Googleアラートもすっかり流れてこなくなったので、もうそろそろ今年の伊豆・神奈川のダンゴウオシーズンも終わりかな。水温も18℃に達しそうな頃だし。

よって先日、今年撮った目ぼしいダンゴウオ写真をFacebookアルバムにアップしました。 南伊豆の谷津で6ダイブ、葉山で2ダイブ。ダンゴウオは全ダイブで見られたので遭遇確立は100%。もっとも「出てる」というblogの書き込みを見てから行ってるから。

そう、ダイビングサービスは小まめにblog更新しないと客を逃がしますよ。

でも、なかなか上手く撮れないものですね。ミリ単位の個体を見つけるのはガイドに頼るとして、肉眼では視認できてもファインダーを覗くと見失いがちだし、いざ像を捉えてもピントを合わせている内にうねりで体を持っていかれてやり直しになったりするから。

しかも葉山では滑りやすいゴロタの磯を何十メートルも歩く必要があり、エントリするまでに体力を使ってしまうし。早くボートダイブを可能にしてほしいものです。

結局、満足のいく写真は一枚も撮れないままシーズンが終了。まあ私は今年がダンゴウオ写真デビューで、冬の海に潜るのも15年ぶりぐらいだったから、こんなものかな。

ダンゴウオの幼魚
強いてベストを選ぶならこれか
ダンゴウオの幼魚
次点がこれ。グリーン個体のオスです

次回は12月頃か年明けになるでしょう。天使の輪っかの幼魚は2月頃ですね。それまでは南の海で小さいモノ撮りの修業か。

今はまだ、付近に見つけた目印を起点にファインダー内で被写体を探すことも多いけど、これが感覚的に被写体にレンズを向けられるようになれば、もっと写真の歩留まりが上がったり、狙ったアングルで撮れたりするようになるはずだから。

でも、どうしても海に行くのは断続的になるので、その感覚がなかなか身に付かないのですよね。

ダンゴウオだらけ

近場の海のダンゴウオもシーズン終わりに近いので、昨日また南伊豆の谷津に撮りに行きました。

ガイドによるとわんさかいたそうですが、私が自力で見つけたのは一匹だけ。それも7mmぐらいの大きめの個体。

ダンゴウオ
2灯なのに影が出てしまった

こちらは教えてもらった5mm級。

ダンゴウオ

そして2mm級、通称「ニモダンゴ」もいました。おそらく孵化してから8日目ぐらいとのこと。

ダンゴウオ

谷津は赤ダンゴばかりだそうなので、このオレンジの子たちも成長とともに赤みが増していくのでしょうね。

ダンゴウオ

いやぁ、昨日はここ何年か音信が途絶えていた旧友にもばったり遇って、彼女の意外な近況も聞けました。

やっぱ海には行ってみるものですね。

男前なダンゴウオ少年

先週の葉山では目元がキリッとして凛々しいダンゴウオの幼魚もいました。体長4mmぐらい。

DSC_8323 - バージョン 2

おそらく天使の輪の名残が目元を引き立てているのでしょう。それと目の辺りのオレンジ色が。

DSC_8334 - バージョン 2

この背びれの形(↓)「はたぶん雄ですね。

DSC_8326

ダンゴウオ再び

昨日撮った谷津のダンゴウオ。

ダンゴウオ
見つけた時は、頭を隠していました

ダイビング1本目の45分頃にようやく1個体見つかったので、石の目印を置いてひとまずEXIT。

2本目に直行したら、まだ付近にいました。

でも、どんなに待ってもこちらに顔を向けません。常に頭を向こう側(岩の壁面)に向けていて、念願の正面顔は撮れず。

ダンゴウオ
2ダイブ目もやっぱり向こう向き
ダンゴウオ
全身

どうやら数日前に他のシニアダイバーが大光量ライトで照らしたからではないかとのこと。なるほど、ダンゴウオ、夜行性だから特に強い光は嫌いなはずです。しかも、その人は老眼でダンゴウオ自体は見えていないのに、ガイドに示された辺りを不躾に煌々と照らしちゃったそうで…。

いやぁ、今年はダンゴウオの出没情報がまばらで確かな話がなかなか伝わってこないので、先月と同じところに撮りに行ったものの、成果としては微妙。1月4日に見た雌が翌週ぐらいに産卵していれば、そろそろ稚魚が出てくる頃だと狙ったのですがね。

でも、谷津に申し込んだ次の日、葉山での出没情報が届きました。しかも天使の輪がついた稚魚の。ならば次はそっちを検討してみましょうかね。