これでまたマブールが近くなるな

6/15日からマレーシア航空のクアラルンプール⇄タワウが飛ぶようです。これてシパダン・マブール方面に行きやすくなりますね。

マレーシア航空の機体

かつては成田⇄コタキナバルという便があったものの、2010年秋の羽田⇄コタキナバル便の就航とともになくなりました。

その羽田⇄コタキナバル便も昨年の1月に運休。以来、関東からに行くには成田⇄クアラルンプール⇄タワウという片道2度の乗り継ぎが必要でした。道中、コタキナバルで1泊しなければならず、燃油代も余計にかかります。これでは行く気が萎えますよね。

私も1度だけそうやって行ったけど、あれはもう勘弁。出発日の朝に成田に集合してもリゾートに着くのが次の日のお昼なので日程のロスが大きくて。

でも、今回のこの直行便はいいですね。羽田⇄コタキナバルほどの絶妙感はないけど、それでも十分魅力的です。日数はこれまでと同じでも料金が安くなる上にリゾート滞在の時間が長くなるのだから。

ちなみに羽田⇄コタキナバル便は、行きが羽田01:35発(集合は前日の夜)でお昼にはリゾートに到着するので、その日の内にチェックダイブと追加ダイブが可能。帰りも昼前に現地を発って羽田23:05着という、ダイバーにとっては素晴らしく使いやすい便だったのですが、それでも利用者数は伸び悩んだようで…。

私は夏の予定がようやく埋まりつつあるので利用するなら秋以降かな。

ミズオオトカゲ
島では1m超級のウォーターモニター(ミズオオトカゲ)が闊歩していて、 爬虫類好きにはたまりません

Wi-Ho!の使用リポート

先月のサウスレイテには海外モバイルルーターのWi-Ho!を借りて持って行きました。

事前にWebで予約し成田空港で受け取り。飛び込みでも借りられるものの、行き先によっては在庫がなかったりするので予約は必須ですね。 で、渡されたフィリピン方面のセットはこちら。重量にして350g。

Wi-Ho!のセット

Wi-Ho!のセット
ルーター本体、充電器、コンセント変換プラグが入っています

使いかたは普通の無線ルーターと同じ。スマホやタブレットで電波をキャッチしたらパスワードを入れるだけです。パスワードはテプラで打ったラベルが端末に貼り付けられていました。

Wi-Ho!の端末

さて、肝心の電波の入り具合ですが、マニラ空港やタクロバン空港の周辺は3G、地方に行くと2Gという具合です。まあフィリピンだとそんなものでしょう。Sogod Bay Scuba Resortはサウスレイテの中でも南端なので当然2Gでしたが、Wi-Fiが飛んでるレストランから20mほど離れた客室は圏外なので重宝しました。

スピードテストの結果
リゾートでのスピードテストではこの通り驚異的な遅さを叩き出すことも。 まあ何度かやれば一桁上がったりはしましたが

端末の使い勝手としては、フル充電から3〜4時間でバッテリーが上がったものの総じて良好です。でもレンタルの回転率は高いと思うので、バッテリーの持ちには期待しない方がいいですね。出先で長く使いそうならオプションのeneloop予備バッテリーも借りるか、自前のモバイルバッテリーを持参しましょう。

帰国後、成田空港の到着フロアで精算して返却完了。5日間のレンタルで3,500円。SoftBankの海外パケットし放題だと2,980円/日なので、Wi-Fiスポット外でもネットに繋ぎたければお得感はあります。

ウミシャボテンカニダマシ

ナイトダイビングのウミシャボテンカニダマシ。サボテンではなくシャボテンです。サウスレイテ、Sogod Bay Scuba Resortのハウスリーフで撮影。

ウミシャボテンカニダマシ

なるほど擬態の具合がよく解ります。この模様でこんな風にポリプ?に寄り添っていれば水中の捕食者には見つからなさそうだ。 でも、こちらはどうなんだか。

ウミシャボテンカニダマシ
ウミシャボテンカニダマシ 右上に透明のエビも写ってました

ちなみにカニダマシなので、カニではなくヤドカリの仲間ですね。まあタラバガニなんかもそうだし、分類上はヤドカリでも宿を借りない種も多いので、進化の過程で分岐したものの、その後にカニと同じ形態に進化したってことなのでしょう。

円安対策

3月11日、サウスレイテから帰る際、マニラ空港で円をペソに換金しました。レートは0.4107。要するに1万円が4,107ペソ。半年前は0.52を超えていたので実に2割以上の為替変動です。

後で調べてみたら、この日の円は対ドルでも96円台まで下がっていたのですね。同じく円売りペソ買いも進んだのでしょう。近年、フィリピン経済は伸びてるし。

さて、今後はいっそうの円安と定着もあり得るので、貧乏ダイバーの私は知恵を付けないと。そこで見つけたのがこちらのカード

MoneyT-Global-Card

簡単に言うと、金融口座を作って円で入金しておけば世界中のVISAやPLUS+のATMで現地通貨を引き出せるサービスのようです。VISA対応のお店で買い物もできるらしいので、中国人観光客が必ず持っているデビットカード(銀聯カード)に似た感じですね。

金融機関としての店舗業務を持たないためか、換金レートも空港やホテルのレートよりも有利との触れ込みです。海外でも空港やショッピングモールなんかにはたいていATMがあるわけで、そこでさほどレート負けせずにさらっと引き出せるなら確かに便利かな。

ならば気になるのはMoneyT Global口座に入出金する際の手数料。そして入金するときや残額を戻すときはどうなのか。

さしあたり入会金や年会費はなく、今なら入会手数料も無料とのことなので取りあえず入会し、あれこれ確認してみました。

届いた一式はこちら。

DSC04724

加入に伴い東京三菱UFJ銀行に口座が作られたものの、名義はJTBなので、私に割り当てられた取引口座という扱いですね。よってカードを東京三菱UFJ銀行のATMに挿しても機能しなはずです。

さて、利用時には現地で一度の引き出しごとに4%(為替手数料)+200円(引出手数料)が発生します。2万円を引き出すと1,000円取られる感じですね。まあこれはいいでしょう。どこで換金しても、いくばくかの手数料はかかるわけだから。

残念なのは海外での残高照会にも100円かかること。でも、MoneyT GlobalのWebサイトにログインすれば確認できるので、ネットさえ繋がれば大丈夫。

ただし、残金の払い戻しには525円、そして12ヶ月使わないと口座管理料の157円/月が引き落とされるのだとか。払い戻し時はともかく、作ったまま使わないと1年後から毎月157円ずつ引き落とされるってのは不本意です。

などと書いていたら、日経トレンディで特集が組まれました

どうやら同種の「NEO MONEY」 というサービスには口座管理手数料もないそうな。そちらにすれば良かったかな。まあ、競争原理が働いて、いずれMoneyT Globalも口座管理手数料がなくなるか、期限が24ヶ月ぐらいに伸びることを期待しましょう。いや、もっと言うなら東京三菱UFJ銀行が同種のカードサービスを始めてくれるといいかな。

取りあえず、次回セブに行ったときに私の行動範囲の中(パブリックスペースじゃないと物騒だ)に該当のATMがあるかどうかを確認し、その結果いかんで次次回以降に使うかどうかを決めましょうかね。

そうそう、ATMによる引き出し時は「20ペソ札を多めに(チップに使うので)」なんてことはできるのかな?

地球の海フォトコンテスト2013の収穫

昨日、地球の海フォトコンテストの表彰式&抽選会に参加しました。

結局、賞品は何も当たらず。でも昨年よりは商品の数が増えていましたね。抽選の最後の3個は海外リゾートへのパックツアーだったりクルーズ船の招待券だったり。

ただし、マリンダイビング誌面でも発表されていた商品の大半はフォトコン上位入賞者への副賞として消えていきました。これはいかんですね。彼ら彼女らには賞金と名誉が授けられたのだし、それやっちゃうと抽選会に行く人が減って表彰式が寂しくなってしまいます。やっぱ豪華商品は抽選会参加者に振る舞ってもらわないと。

今回、抽選札の当り番号が読み上げられたときに大勢が不在でした。 これって少なからず途中退場していったか、もしくは抽選札があらかじめ配布した番号札よりも多く用意されていたか。 いずれにせよ目ぼしい商品が受賞者に持っていかれた後なので、抽選会にはちょっと白け気味な空気も漂っていました。

さて、表彰式では福永友保審査委員長から貴重な話が聞かれました。これまで不明だった自由部門と地球環境部門の違いですが、ようやくコンセプトが固まったようで。なんでも…

  • 自由部門 = アート作品の部門
  • 地球環境部門 = ドキュメンタリー作品の部門

とのこと。なるほど、そう言ってくれれば我々参加者の方も応募写真の選定がしやすくなるというもの。それが今回の表彰式に参加した成果かな。

キイロイボウミウシ
『トロピカルスイーツ』 自由部門にはこちらを応募しておけば、ひょっとしたら入選できたかな