たまにはヨウジウオにも注目してみよう

そこら中にいて、しかも摘めるぐらい逃げないので、ついつい飽きて見過ごしがちなヨウジウオの写真を撮ってみました。

何となく「地味な象牙色のひょろ長いやつ」としか思っていなかったものの、こうしてまじまじと見てみると意外にカラフルで、ユーモラスな顔をしていたりします。

ヨウジウオ1
目つきがシニカルだ…
ヨウジウオ3
横顔はフレンドリーに見えなくもない
ヨウジウオ3
「血、吸うたろか?」

ヨウジウオもなかなかバカにできない被写体に思えてきました。

BCD個人輸入計画(2)

個人輸入でBCDを購入すると仮定して機種選定。要件は以下の通り。

  • AIR2対応
  • 黒赤基調(他の機材がそうなので)
  • なるべく軽い

私は機材をシンプルにするべくオクトパスは付けないのでAIR2対応は必須。他者にエアを分け与える場合は自身がAIR2をくわえてレギュレータを渡すことになります。不意にレギュが壊れた場合もAIR2が頼りですね。

ただし、聞けばインフレータの仕様はメーカーによって異なるとのこと。だったら今持っているAI2Rを使い回せるよう同じSCBAPRO製品から選ぶのが無難です。

ということで候補は4つ。

  • CLASSIC UNLIMITED
  • GEO
  • LIGHTHAWK
  • KNIGHTHAWK

bcd4種類

すべて日本向けには発売されていない製品です。

 

【CLASSIC UNLIMITED】

今と同じジャケットタイプなので面白みがありません。私の好みからするとカラーリングも不満です。

【GEO 】

これは良さそうですね。旅仕様らしく、この通りコンパクトに畳めて小さなずた袋にすっぽり納まります。

GEOの折り畳み状態

ただしアクセントがブルーなのが難点。でも染めQのブリリアントレッドあたりで塗り替えれば好みの色合いになりそうな気がします。

【LIGHTHAWK】

LITEHAWKは最近欧米で流行らしいバックフロートタイプで、これまた旅仕様ですが、正直なところちょっと不細工すぎるかな。何もそこまで切り捨てなくても。

【KNIGHTHAWK】

同じくバックフロートタイプのKNITEHAWKは理想ですね。他と比べて重量があるものの(Lサイズで3.6kg)、形といい色といい断然カッコいいです。

実は結論は最初から出ていた気がします。昨年、マレーシアのカパライリゾートでKNIGHTHAWKを見かけたときに一目で気に入ってしまったので。

BCD個人輸入計画(1)

円高止まりません。震災直後以来の77円台ですか。なにしろ米国もユーロもデフォルト問題に直面していますからねぇ。 さてこういうときは円高メリットを活かしたいところ。とはいえ海外旅行に出かけるには燃油サーチャージが高すぎる気がします。パラオやフィリピンまででも片道1万円ぐらい。まだ許容できなくもない額ですが割高感は否めません。 そこで考えたのが輸入品の購入。私は過去にダイビングコンピュータ、水中ライト2機種、ゲージなどを個人輸入で買いました。ダイビング機材は送料を入れてもアメリカのお店で買った方が明らかに安かったりしますので。 今一番欲しいのは新しいウェットスーツなのですが、さすがに無理があるのでパス。 ならば次に欲しいのがBCD。なにしろ未だに18年前に買ったものを使っているので。

BCD 1993年モデル
私のBCD。SCUBAPRO CLASSIC 1993年モデル。 まだ裾の排気バルブが付いていません

まだ十分に使えはしますが当時とは自身の体型も体重も変わっているため(もちろん太った…)、どうにも浮力が適性ではない気がしています。水中では気にならないものの水面でボートを待つときに沈みがちなのは致命的です。 ちなみに今のBCDはSCUBAPRO CLASSICの<S>サイズ。直系の後継モデルの対応表を見ると胸囲が〜95cm、体重〜65kgだそうで。今となってはどちらも全然足りてません。胸元にもエアが入るジャケットタイプなので浮力に至っては<S>が約16.3kgで<M>の約21.3kg、<L>の約27.7kgよりも圧倒的に劣ります。ジャケットタイプは体重に合ったものを使わないとダメなのかもしれません。 ということでアメリカのショップから気に入った製品を取り寄せてみようかと。海外流通品のBCDはメンテナンス性に難がありますが(おそらく国内向けとは扱いが変わる)、そもそもBCDの本体はよほどのことがないと壊れない代物なので、まあ良かろうと。

FIX LED 1500DXを手放しちゃった

3週間前、マリンダイビングフェアのフォトコンテスト表彰式の抽選会で貰ったFIX LED 1500DXライトですが、使い道が思いつかず手放すことにしました。

いや、とてもいい製品(しかも私の一押しでもあります)だとは思うものの私のNikon D7000水中カメラセットは約7kgあって、すでに片手撮りには精一杯の重さ。現在ターゲットライトに使っているのがINONのLE250で208.5g。これをFIX LED1500DXに置き換えると250gぐらい重くなってしまいます。D7000 + 105mmマイクロレンズで動画を撮る気はない(おそらく手ぶれして気持ち悪い映像になる)ので、その大光量も不要です。

ということで行きつけのダイビングショップに出向き、馴染みのスタッフに「ライト買いたがっている人いないか?」と聞いていたところ、顔見知りの客の一人が来店して開口一番「ライト買いたいんですけど」と。そのまま商談成立、未使用品を5万円でお買い上げ。

意外なことにその女性は私とは逆でFIX LED1500DXの軽さに感激していました。これまでダークバスター LED12(飛行機に乗せられないやつ。830g)を使っていたらしく、それに比べれば目に見えて軽いのだそうで。

良い取引になりました。向こうは量販店よりも1万円以上安く買え、私は新しいウェットスーツの購入資金ができたので。世の中うまく回っていますね。

[rakuten]mic21:10028546[/rakuten]

[rakuten]mic21:10026180[/rakuten]

ストロボを強く炊くと撮影枚数が目に見えて減る

D7000で撮れる水中写真がやや暗く感じるので少し明るく撮ってみようとINON S-2000の光量を1段階上げて撮っていたら、120枚ぐらいでストロボ光なしの写真が増えてきました。

私はS-2000に単4のエネループを入れていて200枚ぐらいは撮れることを確認済みなのですが、+1でストロボを焚くと撮影枚数が6割ぐらいに減るようです。まあ、TTLなので撮るときの状況にも左右されるわけですが。

で、あれこれ考えた揚げ句、S-2000から拡散版を外すことにしました。マクロ撮影に限っていえば、あれは光を拡散しているというよりも、単に弱くしている側面が強いようですし。

[rakuten]mic21:10025931[/rakuten]

追伸:

後日、再検証したら1,000枚ぐらい焚けることが解りました。このときはたまたま状態が悪かったのでしょう。