ピグミーからジンベエまで

海の最終日にしてようやく晴れダイブ。一本目は「ゴーストタウン」なるポイント。ミミックオクトパス狙いの泥地ダイブです。

なるほど、ゴーストタウンというだけあって、一見殺風景な泥の海底が広がっています。でも、よくよくみるとハゼの類いがわんさか。ハゼ好きには天国ですね。

ゴーストタウンのハゼ

後から聞いたら、ゴーストタウンという名前は、以前ゴーストパイプフィッシュ(ニシキフウライウオ)がたくさん居たので付けられたのだとか。

残念ながら目当てのミミックは見つかりませんでした。 二本目の狙い目はピグミーシーホース。こちらはガイドがあっさり見つけてくれました。イエローもピンクも両方。ここでは、比較的よく取れた方の一枚を。

ピグミーシーホース1
ピントが…

三本目は実に単調なダイビング。さして目ぼしい被写体も見つけられず。60分が経過し、ああ残念だったなぁと思っていたところ、ガイドがタンクを激しく鳴らします。見ると6m大のジンベエが。

残念なことに水面付近から眺めることになっちゃいましたが、2本で切り上げた仲間は見れていないわけで、まあラッキーな部類でしょう。

サウスレイテ、侮れません。何の変哲もないコーラル系のウォールダイブで平然とジンベエが出没するのですから。

サウスレイテのゴーストパイプフィッシュ

この日は終日雨天、良いコンディションではなかったので私にとっては珍しく午前の2ダイブで切り上げ。目ぼしい収穫もなかったので昨日の写真を。

クマドリカエルアンコウのどアップ。

クマドリカエルアンコウ

そしてナイトダイブのニシキフウライウオ。いっしょに潜った外人さん(いわゆる西洋人の方)はこれが好きらしく、大喜びでした。

ゴーストパイプフィッシュ

人生初の生ジンベエ

今回の旅二日目のメインはジンベエスイム。広い入り江のような場所をバンカーボートで左右に行き来すると、まもなくフィリピン人ガイドが一匹を発見。ジンベエザメ、私は何となく外海にいる姿をイメージしていましたが、ここでは水深3~4mの浅瀬で見られるのですね。

ボートで一定距離まで接近後、そっと海に入ります。そして顔を水に浸けると数メートル先に3~4m大のジンベエザメが。 私にとって美ら海水族館で見て以来、初めての野生のジンベエザメでした。

しばし並泳しながらビデオ撮影。 悠然と泳ぐジンベエですが、頑張ってもヒトの泳力では追いすがれるはずもなく、ほんの20秒ぐらいで見えないところに去っていきました。

その後、何度も入り江を往復しながら探したものの曇天だったこともあって見つけられず。まあ、その日は5チーム中で見られたのは我々だけだったのでラッキーだったのでしょう。

サウスレイテに出発

今年最初のダイビングはフィリピンのサウスレイテ。震災に見舞われた直後に日本を後にするのは気後れがしないでもないものの、できるだけ普段通りの生活をしないと。こんなときだからこそお金を使わなきゃとも思いますし。

でも3月17日の成田空港は出国者でごったがえしていました。7:30の時点でフィリピン航空のカウンター前(第二ターミナル一番奥)からイミグレーションへのゲート辺りまで順番待ちの列。

それでも飛行機は大幅に遅れることなく無事マニラに到着。国内線に乗り換え17:30頃タクロバン空港に。ただし、何もないタクロバン空港ではお出迎えの車を2時間待たされました。どうやら大雨の後らしく空港の周りのあちこちに水たまりができています。

ようやく車に乗り込みサウスレイテ南端にあるソゴッドベイに向けて出発するも、まもなくガイドが一言、「Boss! Walter…」。前方を見ると海沿いの道路が完全に水没していて通行止め。しかたなく迂回路を延々と。なるほど出迎えが2時間も遅れたのはこのせいだったのでしょう。その後も斜面にバスが横倒しになっていたりと、ちょっとした被災地のようでした。

途中、仲間の一人がキリンを見たと言い張るのですが、どうなのでしょうね。かつてマルコス大統領がアフリカから動物を連れてきてどこかの島に放したと聞いたことがあるものの、レイテ島ではなかったような…。

で、リゾートに着いたのは夜中の一時過ぎ(日本時間の二時過ぎ)。レイテ島に着いてから約8時間、成田を出てからだと16時間の長旅でした。


Sea & Sea LEDライトの詳細

SOLA PHOTO 600
SOLA PHOTO 500

先月のダイブビズショーで展示されていたSea & Sea LEDライト4機種の詳細が判明しました。しかも来週発売とのこと。 4機種に共通なのは、長さが約10cmで充電式。完全密閉型なので充電時も外から充電プラグを差し込むだけの親切仕様。昔からライトが水没したという話はよく聞きますしね。 さて、簡単に紹介。

SOLA PHOTO 500は最もシンプルな機種。写真撮影の補助光用。最大500ルーメン、照射角60°なのでINON LE550-S+ W50°フィルター・LEの組み合わせと同程度でしょうか。42,000円とこの明るさのライトとしては高価ですが、光量を3段階で切り替えられます。撮影用のライトというとどうしても大光量の方に目を取られがちですが、ウミウシやカエルアンコウなど、ひたすら寄れる被写体のときに弱められるのはメリットですね。

SOLA PHOTO 600
SOLA PHOTO 600
SOLA DIVE 600
SOLA DIVE 600

同じくSOLA PHOTO 600は写真撮影用。最大670ルーメン。赤色光機能付き。63,000円。

SOLA DIVE 600はビデオ撮影用。照射角はワイド(60°、670ルーメン)とスポット(17°、500ルーメン)で切り替え可能。65,100円。ちなみに写真はハンドストラップ仕様時のもの。確かに手首や手の甲に装着できれば便利です。

SOLA DIVE 1200
SOLA VIDEO 1200

SOLA DIVE 1200もビデオ撮影用。最大1200ルーメン。73,500円。 で、私の評価。率直に言うと、充電式なので1日3ダイブ以上潜って撮りまくるようなケースには不向き。でも逆にスローペースで潜って時おり撮影を楽しむようなスタイルなら、水没の恐れや乾電池の用意も要らず、恩恵を受けられそうです。