一眼カメラのストラップを脱着式にしてみた

私のメインのカメラはNikon D7000。これを陸上と水中の両方で使用しています。

ただし、陸上で使うときには必須のストラップは、水中に持ち込む際は外さなければなりません。そうしてまた陸用にするときは付け直す必要があります。でも、これって面倒なのですよね。けっこう指先の器用さを求められ、私は装着に1~2分かかってしまいます。そこでストラップを簡単に脱着できるようにしてみました。

先ずは東急ハンズで以下のパーツを2個購入。計210円。

豆ハートナスカン
豆ハートナスカン

平たいストラップを通すので、フックの反対側が輪っかではなくまっすぐになっているタイプを選ぶのがポイントです。 ストラップをカメラ本体から外し、ナスカンに装着。あとは、ナスカンをカメラのストラップ穴に掛ければ出来上がり。

豆ハートナスカン装着例
豆ハートナスカン装着例 ストラップを装着した豆ハートナスカンをカメラのストラップホールに引っかけたところ

外すときもナスカンごとなので、いちいちストラップをほどく必要がありません。カメラメーカーも最初からこうしといてくれれば良いものを。 ま、頻繁にストラップを脱着するのは私みたいな貧乏ダイバーだけか。普通のユーザーは滅多に外さないし、リッチなダイバーは陸用のカメラも持っているでのでしょう。

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再び宇佐美

先週、ふがいない写真が多かったので、昨日また宇佐美に行ってきました。

お目当ては前の週にいたハナタツだったのですが、同じ根っこを入念に探したものの見つからず。まあ、自身の運はこんなものでしょう。カメラが不調なときほど希少な生き物が現れると。

さて、この日の水温は19.1℃と18.6℃と前の週よりも低かったものの、海の中は早くも夏の様相になりかけている印象です。ウミウシ類の数もぐっと減りました。たまたまかもしれませんが。透視度も5mかそこらに落ちていたし。

以下はこの日の成果。

ヒロウミウシ
ヒロウミウシ
ムラサキウミコチョウ
ムラサキウミコチョウ。他にもキイロウミコチョウがいました
アオウミウシ
アオウミウシ アオウミウシ。たぶん宇佐美に一番多いウミウシ

ひとまずロクハンで計4本潜り、水温が19℃を下回ってもインナーウエアなしで特に問題なしと解ったので、これにて私の春ダイブシリーズはお終い。夏場の伊豆はパス(人ばっかり多いので…)。続きは秋以降になるでしょう。

水中カメラの電池構成を変えようと思う

私の水中カメラセットは最大14本(2灯のストロボに4本ずつ、2本のLEDライトに3本ずつ)の単三乾電池を必要とします。実際には軽量化のために変換アダプタをかませて単四エネループを使っているのですが。

でも昨年12月にストロボを水没させて4本のエネループがダメになりました。残るは10本。

先日またストロボを買い直したので、そちらに4本ずつ使うと残り2本。よってLEDライトには1本、ないし4本足りません。

悩んだ末、今度は単三エネループを6本買い足すことにしました。2本のLEDライトに3本ずつ。余った単四2本は予備役です。

以前、実験したのでストロボは単四エネループで1,000回焚いても電池が持つことが解っています。現実問題、2日間6ダイブ潜っても1,000枚は撮りません。3日間9ダイブでも大丈夫かも。ストロボは単4で十分です。

一方、LEDライトの照射時間は電池の容量に比例します。よって単四の約2.5倍の容量がある単三を使った方が良かろうと。それこそ1ダイブ中、ひたすら点灯という運用ができるかもしれません。1ダイブごとに電池を替えるのもいいですね。

単四のときよりもいくぶん重量は増えますが、まあいいでしょう。せいぜい20グラムかそこらなので。水中重量が厳しいのは片手撮りを長く続けるときだけだし。

うん、ストロボは単四、LEDライトは単三というのが私にとってのベストの組み合わせだと思います。

iPhone用水中ハウジング

iPhone 4/4S用水中ハウジングが発売されます。定価35,000円なり。

i-Patima

i-Patima(液晶画面側)

あらかじめ専用のカメラアプリを立ち上げた状態でiPhoneをハウジングにセットしておき、ハウジングに設けられた物理的なボタンを押すとタッチパネルが反応して写真や動画が撮れる仕組みのようです。親指シャッターですね。

iPhone 4Sのカメラ性能はずいぶん向上したとはいえ、単体のデジカメに比べれば見劣りするわけですが、画質にはあまりこだわらないような人にとっては良いかも知れません。デジカメとハウジングの両方を揃えるよりは安上がりです。

それでも、さすがに現役のiPhoneを水中に携行するのは無理があります。水没のリスクもそうですが、メモリを十分に空けておく必要があるので。よって例えばiPhone 4からiPhone 4Sに乗り換えた人が余ったiPhone 4を活用するのが現実的でしょうか。ま、やりたい人はどうぞ。

注意が必要なのは、ハウジングがiPhoneのLED光を遮断する点。シュノーケリングなら不要ですが、ダイビングに使う際は別途ビデオライトが必須になります。

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この浮力パーツは役に立たなかった

浮力調製済みのストロボとフロートアーム以前、水中カメラの水中重量を軽くするべく、こんな工作をしてみたわけですが、海で試したらダメダメな結果になりました。するっと外れて。ウレタンが水圧で圧縮されるのを見越して結束バンドをキツく巻いていたはずなのに。

てなわけで、この方式を改良するなら結束バンドではなく強力な接着剤で貼り付ける必要があります。でも元の状態に戻せないので、そういうことはやりたくないなぁ。

自作は諦めてこういうのを取り寄せよっかな。マクロポートに装着できる浮力パーツ。なぜか日本では見かけないのですよね。

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