ライオンロック

台風10号が迷走しています。

台風10号ライオンロック

関東の南東沖で発生したってだけでも妙だけど、沖繩方面に向かうという見たことない進路を取り、沖繩東海上で数日停滞するそうな。そして週明けには逆進して東日本に向かってくるとのこと。台風の進路は風任せとはいえ、常識外れにも程があるなあ。

で、もう少し沖繩に近づいてくれないと、海水の撹拌が不十分で海水温が下がりません。珊瑚、今年は白化しまくっているんだろうな…。

東京五輪は大丈夫?

リオデジャネイロ五輪が終了しました。私の友人の一人は事前に「リオ五輪、ちゃんと開催できるか危うい」なんて言っていたけど、まあ彼は聞きかじった風評を鵜呑みにしてしまうタイプ。対して私は「途上国なりのクオリティでしっかりやり切るから問題ない」という予想だったけど、その通りになりましたよね。さあ、これからパラリンピックだ。

でも、本当に開催が心配なのは4年後の東京五輪の方。実際、今年だって五輪終了間際に3個の台風が発生し、内1個が関東をかすめて行ったのだし。しかも今年は台風が少ない年です。4年後は、五輪・パラ輪の大会期間中、東京に台風が一つ二つ接近することも十分に考えられます。競技がことごとく順延になり、閉会式のスケジュールが何日も繰り下がるなんてことも想定しとかないと。

それに日本の8月の猛暑は強烈。私などはフィリピンに涼みに行きたいと思うぐらいだし。ならばマラソンなんか朝4時とかの早朝スタートになるのでしょうかね。選手も見る側も時間調整が難しそうだ。

もっと言えば、築地市場の跡地を選手村に転用する方針らしいので豊洲への移転が難航すれば計画の練り直しだし、五輪の開催条件である受動喫煙防止条例の制定すら都議会の老議員らの反対で可決できないでいます。一々利権が絡むので事情は複雑です。

それにスタジアムの聖火台の問題は解決したの?更には開閉会式の演出家もいまだ発表されていませんよね?

日本はまがりなりにも先進国でいまだ経済大国だし、二回目の開催でハードルも高くなっています。東京大会の方がよっぽど前途多難です。

東京2020大会エンブレム

Emperor shrimp

Emperor shrimp、ウミウシカクレエビ。

Emperor shrimp(ウミウシカクレエビ)

で、Emperorといえば天皇陛下。近々譲位のご意向を表明されるとのこと。法的には未整備で簡単にはいかないようだけど、ほかならぬ陛下のご意思はできるだけ尊重させていただきたいものです。徳仁親王が即位されれば2月23日が祝日になりますね。

土用の丑の日は廃止しようよ

昨日はいわゆる土用の丑の日でした。なぜかうなぎを食べる日ってことにされています。でもうなぎはもはや絶滅危惧種。我々日本人が食べ尽くそうという勢いです。しかも現在のうなぎは稚魚の密漁と密流通によって支えられていて、国内外の反社的会勢力の資金源にもなっているらしいし。

ちなみに私はイオンで売られた「近大なまずの蒲焼」を試してみたかったけど、新百合ヶ丘店は販売対象外でした。残念。

で、こちらの写真はそのイオン新百合ヶ丘店の午後10時頃のもの。閉店1時間前だというのにこの通り。

イオン新百合ヶ丘店のうなぎコーナー

値引きシールが貼られているのに在庫たっぷり。もとが高値ですからね。

で、売れ残ったうなぎ、いくらかは翌日販売用のうなぎ飯なんかに加工されるかもしれないけど、その他は廃棄されるのでしょう。食べないのに絶滅危惧種を大量に消費するってのは何とも馬鹿げた話です。しかも違法なことを黙認してまで。

よって私はうなぎは完全養殖が実現するまで、うなぎ専門店のみ扱えるライセンス制にするべきだと思います。今みたいに、スーパーはおろか、コンビニや弁当屋、牛丼チェーンに至るまで一斉にうなぎを季節商品にするなんてとんでもない話です。

そして土用の丑の日にうなぎの風習をやめるべきですね。

ポケモンGOブームは早くも終わりかな

ポケモンGOを一週間プレーしてみて思いました。「このブームはあっという間に終わるんじゃないか」と。理由は以下の通り。

1. 単調

このゲームでポケモンを捕まえるためにやることは上フリックでボールを投げつけるだけ。少々テクニックは要るけどその程度。アクションゲームのように技術を高めるとか、RPGのように自身を投影するキャラクターを育てる必要もありません。

よって他の目的がなければ飽きやすい種類のゲームと言えます。

2. ポケモンが揃わない

しばらくプレーして自宅や会社、学校の近くなど自身の行動範囲に多種のポケモンが出没しやすい場所がないと解ったら続ける気にならない人も多いでしょう。

実際、私が住む新百合ヶ丘駅近郊も残念な感じ。

新百合ヶ丘駅周辺のポケモン出現状況

このとおり駅前ですらズバットばかり。希にゼニガメ、フシギダネ、マンキー、ブーバーが出るぐらいで。柿生駅に向かう川沿いにはコイキングがたくさん出るので粘ればギャラドス獲得に近づくけど、そんな感じです。

これが閉じたゲームならゲーム内の世界のどこかに要素がちりばめられているので希望もあるけど、AR(拡張現実)のゲームとなると、どこまで行けば何が見つかるかの目処が立ちません。

いや、PokeVisionなどポケモンの出没状況を教えてくれるお助けサイトもあるけど、それを見たところで遠いところにはなかなか出向けません。「自分にはもう集められない」「どれだけ頑張ってもレアポケモンには出会わなそう」と思われたら終わり。ユーザーは続ける気力を失います。

ちなみにこれが昆虫採集なら「クワガタを獲るには…」であったり、バードウォッチングならどこにどんな鳥がいそうかといった知識が助けになります。私が得意なダイビング中のエビ探しでもそう。砂地にいる種、瓦礫に潜んでいる種、ウミシダに住む種、イソギンチャクに住んでいる種などが解っていれば目ぼしい種を自力で探せます。でも、ポケモンGOはゲームマスター次第なのですよね。

3. 除外区域制度が導入される

ポケモンGO開始後、各地でポケモントレーナーの行動が問題になっているので、そう遠くない内に「ポケモンが出没しないエリア」を敷地管理者が設定できるようになるでしょう。今でもジムやポケストップの削除要請はできるけど、そうじゃなく、そもそもポケモン目当ての人は誰も入って来てくれるなと。必然的にポケストップ近隣の場所がポケモン除け区域に設定されることが多くなるはずです。

Ingressの頃にも言われていたけど、日本はポータル(ポケモンGOのポケストップ)の数がやたらと多く、しかも近接しています。よってひとたびポケモン除け区域が導入されれば、ポケモン除け区域だらけになりかねません。

まとめ

以上の理由からポケモンGOの人気は一過性のもので、急速にしぼんでいくと見ています。特に2.の懸案がが大きく響いて。

せめて「半径25m以内に他のトレーナーがいない場所にだけ出て来るポケモン」なんてものがあれば、今とは逆に人の少ない地域が有利になるし、郊外を歩くことにインセンティブが働いて多少は面白みも出て来ると思うけど。