海底47m

Amazonプライムビデオで『海底47m』を観ました。2017年8月に劇場公開されていたのか。知らなかった。

海底47m

私の感想は「こんな映画作ってくれるなよ…」です。ひたすら恐怖を煽ってくれるので。ただしダイバーじゃない人の。

ストーリーはメキシコの海にバカンスに来たケイトとリサの姉妹が檻に入って大型のサメを鑑賞するアクティビティに挑んだところ、檻を吊り下げるウインチが壊れて水深47mの海底に突き落とされるというもの。まあ、この点はまったくあり得ない話ではないかな。

二人が着用しているレギュレータは無線付きのフルフェイスタイプ。私は使ったことがないのだけど、これ耳抜きはどうするんですかね。劇中では「頭を後ろに曲げて唾を飲む」と言っていたような。本当にそれでいけるのだろうか。まあ普通のレギュレータだとセリフが言えないからな。

そして二人は海底の閉鎖された檻の中で悪戦苦闘します。この辺りはまったくのフィクションですね。47mではあっという間にエアーなんてなくなるから、あんなにあれこれやる余裕はありません。窒素酔いの危険もあるし。

というわけでダイバー目線で見ると、あまりリアリティがないですね。現実で同じ事故が起きれば間違いなく二人とも10分と経たず死んでいることでしょう。

TBSラジオ新番組『ACTION』

TBSラジオで人気の長寿番組だった荒川強啓デイキャッチが先月で終了し、後番組としてACTIONが始まったので初回放送をRadikoで聞いてみました。

TBSラジオ ACTION

パーソナリティは日替わりで、この日は宮藤官九郎さん。フリーアナウンサーの幸坂理加さんが一週間通しでアシスタントを務めるようです。

番組の内容は、宮藤さんが家族旅行でうどんタクシーを利用したこと、新元号発表を受けてのカレンダーメーカーのお話、喫茶店で「そろそろお引き取り願ってもよろしいでしょうか…」と言われたことなど。

つまりそういうことですね。デイキャッチがデイリーニュース番組的な側面が強かったのに対して、ACTIONはフリートークっぽい内容でいくわけか。

だとすると私の好みではないので聞かなきゃいけないリストからは外そうかな。パーソナリティの各人が嫌いなわけではないけど、自由になる時間は有限だから。

個人的には功労者の強啓さんを送り出して新たなキャストとゲストコメンテーターによる「令和デイキャッチ」みたいなリブート番組を期待していたのですよね…。

まあ、あのフォーマットのニュース番組はお金がかかるのかも。街角でアンケートを取ったり、誰かを取材に派遣したり、その日の時事ニュースにふさわしいゲストに出演してもらわなきゃいけないから。

ぺラップ

先日のインドネシアの旅、目的の一つがChatot(ぺラップ)をゲットすることでした。インドネシア限定のポケモンです。1年ちょっと前のレンベではサニーゴを1匹だけゲットしたのですよね。

スカルノハッタ空港に到着後、ポケモンGOを起動してターミナル3の屋外を少し歩くと早速見慣れない色の鳥が出現。ぺラップでした。

到着日、空港のフリースペースしか歩けなかったけどスカルノハッタ国際空港(ジャカル)で3匹ゲット。翌朝のパティムラ空港(アンボン)でもう1匹ゲット。感覚的には、日本におけるカモネギよりはやや出にくいものの、レアというほどでもないようです。

Chatot(ぺラップ)

その後、リゾートと帰りのパティムラ空港&スカルノハッタ空港でぺラップ探しを継続。結局、今回の旅で計9匹のぺラップを捕まえました。何匹かは交換可能なので新百合ヶ丘の近くに来られるなら連絡をください。

CAPTAIN MARVEL

映画「キャプテン・マーベル」を初日のレイトショーで観てきました。

キャプテン・マーベルのポスター

以下、ネタバレを含みます。


まずは感想から。「ワンパンマン+夏目友人帳みたいだった」です。そして個人的な評価は「★★★⭐︎⭐︎」ってところかな。小さいスクリーンの割り当てだった理由が解りました。まあ、単品映画としては凡庸でも、来月公開のAVENGERS : ENDGAMEに続くので、観ておく必要があったのだけど。

彼女は「ヴィアース」という名のクリー帝国の見習い戦士として登場します。最初からフォトンブラスト(衝撃波?)は使える設定ですね。

でも何故か地球人パイロットとしての断片的な記憶も持ち合わせていて、任務の流れで地球に墜落し、出会った若かりし頃のフューリーと組んで、以後自身の出自を探っていくことになります。

そして自身が何者か、そして敵の正体が解ると、彼らを相手に大立ち回りを演じるのだけど、これがもう無敵のワンパンマン状態。何をされても傷つかない無敵モード。GURDIANS OF THE GALAXYでサノスを追い落とそうとしたロナンですら尻尾を巻いて逃げ出すほどの。光速エンジンの爆発に巻き込まれた結果という設定のようで。

また、マーベルのコミック作品には空を飛べるキャラクターがたくさん出てくるものの、さすがに実写映画では生身で飛ぶのはヒューマントーチくらいだから(アイアンマン&ウォーマシンは機械、ソーはハンマーを使う。マグニートやストーム、ヴィジョンも浮かぶ程度。ローグは飛ばない)、彼女も空を飛んだりはしないのかと思いきや、やっぱり飛べてしまうのですよね。しかも宇宙空間でも。こうなると一気に大味感が出てしまいます。

なお、重要な役割を果たすのがグースという名の猫。フューリーはかなりのCat person(猫好き)でした。でもこのグースは実はフラーケンという地球外生物。普段は猫として振る舞っているものの、スクラル人の完璧な変身をちゃんと見抜くし、要所では妖怪的な活躍を見せます。まるでニャンコ先生ですね。しまいにはフューリーの左目を引っ掻いて呪い(?)を掛けてしまうし。

そしてラスト。フューリーに与えた緊急コール用ポケベルからの信号を受け、キャプテン・マーベルはサノスの指パッチン殲滅後のキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドー、バナー博士らのもとに現れます。無敵の彼女がENDGAMEで他のアベンジャーズとどんな絡みを見せるのか楽しみです。サノスを倒すためにDr.ストレンジが見つけた1/1,400万の勝機とは、おそらく時間を巻き戻すことだと思うのだけど。もしくは消された人たちの再創造による復活か。じゃないと新作映画を作りづらくなるから。GURDIANS OF THE GALAXY 3の製作も決まっているわけだし。

そうそう、冒頭のコミックがペラペラめくれて「MARVEL STUDIOS」と出るおきまりのあれがスタン・リーバージョンになっていて愉快でした。

huluの解約でもめた件

長年、昔のX-MENアニメが見たいと思っていたところ、huluで断続的に放映されているのを昨年発見。よって昨年末huluを契約。毎月の話数は限られているので順番に録画していき、今月ようやく5シーズン全76話がキャプチャできました。もちろん個人で楽しむためです。ネットに上げたりはしません。

X-MEN#76 最終話

さて、そうなるとhuluは用済みです。huluでしか見られない番組で気になるものが他にはなかったので。

よって解約の手続きをし、「ご契約サービス・継続のご連絡」メールを受け取ったものの、間髪入れずに「ご契約サービス・継続のご連絡」メールが届きました。

huluの解約完了メールと契約継続メール
huluの解約完了メールと契約継続メール

でも解約の手続はしたけど継続の手続きなんてしていません。解約する気満々だったから。

よってサービス窓口に問い合わせたところ「お客様が継続の手続きをしたので、キャンセルは受け付けられない」とのこと。

でも「継続の手続きなどしていない」と抗議したら結局キャンセル・返金となりました。

ということで、なぜ継続扱いになったのかは不明ながら、huluは割と親切な応対をしてくれる良心的なサービスだという印象を受けました。また見たい番組が揃ってきたら再契約しようと思います。