ウミウシのガチャガチャをリクエストしよう

いわゆるガチャガチャの奇抜なラインナップで名をはせている奇譚クラブがWebサイトで新作フィギュアのリクエストを受け付けています。 もちろん選択肢には「水中生物ーウミウシ 第2段」も含まれ、しかも具体的な種類を書き込める入力フィールドがあります。

てなわけでウミウシ好きのダイバー各位はアンケートが締め切られる前にリクエストしましょう。ウミウシへのリクエストが多ければ、第2段、第3段も早く投入されると思うので。 ちなみに私ならこんな感じかな。

  • ウデフリツノザヤウミウシ
  • シンデレラウミウシ
  • シロタエイロウミウシ
  • ミゾレウミウシ
  • アンナウミウシ
  • シモフリカメサンウミウシ
  • アカフチリュウグウウミウシ
  • インターネットウミウシ
  • ボブサンウミウシ
  • ヒラムシ

ウミウシじゃないのも混ざっているけど。それ以外は全部ドーリスですね。

ウミウシ 第1段
第1段

パラオのベストシーズンはいつ?

かつてパラオのベストシーズンは2月と言われていました。今でもこの時期には多くのダイバーが訪れます。

多くのダイバーが考えるベストなコンディションとは「気持ちのいい晴天&波穏やか&流れが強過ぎない」でしょう。それが2月に多いかというとちょっと疑問です。

パラオスポートのサンデッキ
パラオスポートのサンデッキ。晴れている日は最高です

私の仲間も先週から行っていたので定期的に天気予報や現地ショップのblogをチェックしていたのですが、どうにも連日雨天ばっかり。ダイビング最終日にようやく晴れたようで。私らが一昨年の2月に行ったときもそんな感じでした。

今週もそう。一昨日は土砂降りで昨日も曇り。日本気象協会の予報でも向こう7日間すべてに雨マークですね。乾季のはずなのだけど…。

よく「南国の雨なんてスコールが短時間どっと降るだけ」と言ったりしますが、雨は降らずとも終日曇天だったり、たまに晴れ間が見えるだけなんてこともよくあります。パラオでは総じて透視度が良いので曇天でも海中は割と明るかったりしますが、それでもブルーホールに潜るときなどは陽光が差し込んで欲しいですよね。

雨天のパラオ
パラオは意外に雨が多い印象です

というわけで、いつがベストだとかは言えないものの、混んでいる2月をあえて外して行くってのはありかもしれません。

ちなみに私が今まで行った中でお天気も海も一番良かったのは11月の下旬でした。

夢のスクリュー

昨夜、テレビ東京のWBSを見ていたら、こちらの画期的な攪拌機が紹介されていました。

至ってシンプルな構造ですが、従来のプロペラによる攪拌機よりも安定性が良く、かつパワーの伝達効率が良いのだそうで。そのため非常に強い包括的な特許が取れたそうな。素晴らしい発明品です。

で、番組を見て思ったのは「船の推進力に転用できないか?」ということ。攪拌機は下から液体を吸い上げて横から噴出しているので、これを逆にできれば船の燃費がもっと上がるのではないかと。

昨今、原油価格の高騰によって飛行機の燃油サーチャージが高止まりしています。ダイビングボートについても同様です。この先、各ショップが企業努力では値上がり分を吸収できない時代がきっときますよね。飛行機代が上がり、ダイビング代も上がるようでは踏んだり蹴ったり。結果、「ダイビングって高いよね…」と潜水離れが起きて業界が萎みかねません。漁師さんにしても燃料費は死活問題でしょう。

こういう技術を使うことで、せめて船の燃費が良くなってくれれば…。

小笠原かぁ

昨日の「世界の果てまでイッテQ!」はイモトの小笠原記でした。懐かしい。小笠原には私も年末年始で一度だけ行ったことがあります。残念ながら写真は残っていないけど。

島ではイモト同様カメ肉も食ったし、何といっても現地で飲むラム酒は美味しかった。番組でイモトを酔い潰したこれですね。

貧乏舌のためか私はラム好き(作っている人には悪いけど、そもそもラムはサトウキビの搾りかす(廃糖蜜)で作る安酒なんで…)。同じ国産ラムでも小笠原のは南大東島のコルコルよりも飲みやすい感じです。こないだも有楽町の馴染みのお店に仲間がお土産がてらキープしてた小笠原ラムのボトルを1人で空けちゃいました。

さて、小笠原行きの難関は何といっても往復50時間超の船旅。しかも冬の沖合いは海が荒れがちです。私が行ったときは、おがさわら丸での往路は意気揚々と通路にゴザを敷き約10人で宴会してたものの、復路は皆船室でぐったり。私は船酔いには割と強い方ですが、揺れが大きいときは酔いそうでなかなか起き上がれません。それでも頃合いを見計らって食堂に行き、カツカレーを食べた記憶があります。揺れているときはスプーンを止め、揺れが収まった瞬間を狙ってカレーを口にかき込みます。そうしないと気持ち悪くなりそうだったので。結局、連れの1人は吐いたらしいです。そんな中でも戦中派か漁師だか、おじいさん連中は平然と酒盛りしていたなあ。

そうそう、一昨年の暮れ、久しぶりに小笠原に行ってみようかと思い立ち、年末年始のツアーを物色したことがあります。何しろ飛行機で行くリゾートはどこもツアー代が大きく跳ね上がるので。その点、小笠原は比較的リーズナブルなのですよね。

きそなお、どうせなら1度経験したおがさわら丸ではなく季節限定運行のカーフェリー「きそ(右写真)」を利用するツアーにしようかと。船内に大浴場があり、現地での夜は港の近くに停泊して宿泊施設を兼ねるやつです。船には門限があるものの、代わりに船内イベントが充実しているとのこと。総トン数でおがさわら丸の2倍強の大型船は航行中の高波にも強いはずだし、一回試すのも良いだろうと。

でも、この時は何となく申し込みそこねてそれっきりになったのですが、後で聞いた話では、その日程のツアーは見事に台風並の強烈な低気圧に見舞われ、一度も島に接近できず、日本の海域の400kmぐらい南まで行って帰ってきたのだとか。もちろんダイビングどころか1歩も船外に出られない単なる4泊5日の船旅。行きそびれて良かった。

ちなみにおがさわら丸の方は着岸できたものの、当然ながらダイビングは中止。恒例の年越し花火もなく、室内でのちょっとした催しがあっただけだったそうな。

あのようにダイナミックな海ではなかなかマクロ中心にってわけにもいかないけど、確か小笠原では16mかそこらの水深でヘルフリッチが見られたので、機会があればもう一度今のカメラで撮りに行きたいものです。正月とゴールデンウィークとお盆は外して。

SONY NEX-7の驚愕の事実

SONY NEXシリーズの最上位機種NEX-7のスペック表を見ていて驚いたことがあります。それはファインダー使用時の撮影枚数。

  ファインダー使用時 液晶モニター使用時
静止画撮影可能時間 約350枚 約430枚
動画撮影可能時間 約90分 約100分

この通り、わずか0.5インチのファインダー(EVF)利用時の方が面積比で36倍もある3インチの液晶モニターのときよりも撮影枚数で2割減、動画撮影時間で1割短くなってしまいます。高密度だからなのか、どうやらEVFの方が余計に電力を喰ってしまうようで。

この点は非常に残念。なにしろミラーレスカメラの弱点の一つが電力消費の早さで、それが克服されるのかと期待していたもので。

350枚というと生物相が充実した海で2日間持たせるには厳しい感じです。旅先には日数分の交換バッテリーを持参するか、充電機も持って行って夜のうちにチャージしておかないと。いずれにしても毎日ハウジングを開けてセッティングし直す必要がありそうです。


SONY α NEX-7K


ソニー リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50

ちなみにPanasonic のLUMIX GH2はファインダー利用時にも撮影枚数に大きな違いはないようです。Olympus OM-Dはスペック表からはデータを読み取れませんでした。