Nikon D7000 & Canon 60D用水中ハウジングが製作開始

本日Fisheyeのサイトを見てみたら以下のバナーが張られていました。

D7000ハウジングのバナー

60Dハウジングのバナー

What’s Newにも製作開始とありますね。

私はα55用のハウジングが出なければ、このどちらかを買うことになりそうです。というかこの二択ならD7000でしょうかね。私の予想ではハウジング+スーパービューファインダの構成で約40万円。もちろんカメラ&レンズは別。これに外部ストロボやカメラバッグまで入れると60~70万円コースですね。貯金しなきゃ。


Panasonic LUMIX GH2とNikon D7000に触ってきました

10/29日、レジタル一眼2機種が発売になったので、お昼休みにちょっとだけ触ってきました。両方とも結構どっしりとしていて質量感がありますね。

まずはLUMIX GH2。

LUMIX GH2

「世界最速」というだけあって確かにAFは速い気がします。なるほどスピードだけならα55と比べても遜色がないかそれ以上でしょう。的確さについては設定を施して両機種で使い比べてみないと解りませんが。

でも私のデジ一の選択条件は以下の通り。

  • できの良い水中ハウジングが用意されること
  • マクロ系水中撮影に向いたレンズが用意されていること
  • なるべく小振りな筐体
  • 欲を言えば面白みが欲しい

「ほぼ水中専用機にするのだけど、陸上でも使いたいときがあるかもしれないので小さい方がありがたい。絶対じゃないけど」という感じです。4番目の点も踏まえると今のところα55が最もしっくりくるのですよね。

差し当たりGH2用のハウジングをアナウンスしているという話はまだ聞かれませんし、現状マイクロフォーサーズだとレンズのラインナップが弱いので私の選択肢には入りません。水中で3D撮影して「飛び出すカクレクマノミ」みたいな写真を撮ってみたい気はしないでもないですが…。これを買うくらいなら来春発売と見込まれるGF2を待ちたいところです。GF1用にはハウジングが複数発売されていますので。

次にD7000。

D7000

こちらはNauticamからハウジングが出るようですし、レンズにしても純正品・互換製品ともに実績があるものが多数用意されているので安心して候補に入れることができます。

ちょっと持ってみただけなので撮影時の使用感などは解らないのですが、けっこうスッシリと来ますね。エントリクラスの機種で十分と考えていた私にとってD7000はオーバースペックっぽいのですが、しょうがないですね。水中で使う以上ハウジングが優先なので。

まあ、私が購入時期と考えている2月末には価格もこなれてきているでしょうから、まあ手が出せなくはないかと期待してます。

Nauticamの新作ハウジングはNicon D7000用か?

ノーティカムのバナー

この通りNauticamの次のハウジングはNicon D7000になるみたいですね。Fisheyeのサイトに載ってました。Nauticamの米国サイトには以下のオフィシャルコメントがあるのですが…。

Nauticam has not yet officially announced a housing for the D7000 yet. Yet. Officially.

まあFisheyeも勇み足っぽいとはいえそれなりに情報を仕入れての発表でしょうし、Nauticamとしても順当な選択の様な気がします。D7000は既にハウジングの発売実績があるD90の後継機種なので(それにしても90→7000って…)開発面で有利なのかもしれませんが、より小振りなD3100(9/16発売)は視野に入っていなかったのかな?

私としてはSONYのα55用のを作って欲しいのですが、エドワードさん、SONY αはNEX-5で懲りたのかもしれません。いや、このお戯れはけっこう楽しそうですけど。

モデル水中撮影1

モデル水中撮影2

小振りで取り回しの楽なデジタル一眼カメラの有用性は認識されておられると思うので新しい情報を待ちたいところです。

「D7000対応ハウジング11月発売予定」ってことはNauticamのペースだと発売は2月かな。

αNEX-5用ハウジングのおさらい

9月前半に発売されていれば私も買っていたであろうαNEX-5用ハウジングの情報が出そろってきたので、ここいらでまとめておきます。 Seatoolは特に目新しい情報無し。 Seatool NEX-5用ハウジング サイトの記載も以前から変わっていませんね。撮影サンプルもコンデジと代わり映えしない写真ばかりの様な…。 何というか、こちらのメーカーはハウジングの入手を急ぐ場合と、他社からハウジングが出そうにない時には頼りになりますが、それ以外の場合はちょっと…。 次にACQUAPAZZA。ギャラリーページに一通りの写真が掲載されています。今気付いたのですが、このハウジングにはアクセサリシューがありませんね。まあ、ポールを立てるためのベースがあるので良しとするか。 ACQUAPAZZA NEX-5用ハウジング 興味深いのはαレンズ用のポート。

ACQUAPAZZA NEX-5用ハウジング(50mm)
50mmレンズ用
ACQUAPAZZA NEX-5用ハウジング(100mm)
100mmレンズ用

長っ。これだとバランスが…。まあ、それだけカメラ本体が小さいということなのでしょう。 でも、撮影サンプルにはなかなか良い感じの写真を載せていると思います。クマドリカエルアンコウは後ろ姿ですが、拡大すると肌の質感まで見て取れます。ピグミーシーホースも、私もこんな感じで撮ってみたいと思わせるものでした。 なお、製品の情報はメーカーよりもこちらこちらといった販売店のページの方が情報を拾いやすいかも知れません。 そしてNauticam。10月26日発売だそうです。当初7月とされていたので3ヶ月遅れですか。

Nauticam NEX-5用ハウジング

Nauticam NEX-5用ハウジング with Nikonos発売時期とオプションのラインナップが出そろった以外、特に目新しいニュースはありません。それにこんな写真(→)を見せられると、何だかガッカリしてしまいます。別にニコノスレンズが悪いわけではないものの、今となっては未使用品などは入手不可能に近いわけで、いくら専用のレンズが2種類しかないといっても、これを引っ張り出してこられてもなぁと。メーカーサイトの撮影サンプルも、あまりグッとくるものはありませんし…。 でも、来年あたりEマウント用のマクロレンズが発売され、対応レンズポートを用意したら、また評価は変わってくるかも知れません。 最後にAcuatica。こちらはカナダのメーカーのようです。日本にはまだ製品が入ってきていないのではないでしょうか。 Acuatica NEX-5用ハウジング(前面) Acuatica NEX-5用ハウジング(背面) 水深300フィート(約90m)まで大丈夫とのことですし、売価は$1,349(約11万円)とお安め。まだ10月15日に発表されたばかりでCAD画像の状態な上、レンズポートやオプションなどの情報が乏しいのですが、興味深く見守ってみたいと思います。

◆ ◆ ◆

さて、新たなファームウェアによってNEX-5でもAマウントレンズでAFが利くようになりましたが、その動作は遅いとの評判です。ならば、やはりこの機種はパス。欲しいタイミングで買えないとこうなっちゃいますよね。

で、私は一眼レフ系の水中カメラセットを買う気はあるものの購入候補がなくなってしまったのですが、来月17日からラスベガスで開催されるDEMAショーで何らかの新着情報が得られるのではないかと期待しています。どうやらAauaticaのハウジングも展示されるようですし。

できればα55用のハウジングをNauticam社が発売してほしいのですが、果たして定番のNiconよりもSonyの入門機を優先させるかどうか。直近のハウジングがCanon Eos KISS X4、Sony αNEX-5とローエンドを狙ったかと思えば、PHASE ONE 645DFなる超マニアックなカメラにも手を出していますし…。

NA-NEX5 housing for Sony NEX-5

昨日、NauticamのサイトにようやくαNEX-5用ハウジングNA-NEX5 housing for Sony NEX-5の写真がUPされました。 NA-NEX5 housing for Sony NEX-5 これまでのグレーのCAD画像とは違って、お馴染みのNauticam BLACKの筐体は見栄えがしますね。

NA-NEX5 housing with handle左の写真はオプションのグリップと光ファイバ接続アダプタを装着したところ。この写真だと光ファイバ接続アダプタはアクセサリシューに取り付ける感じでしょうか。確認できるカットがないのですが、その上部もシュー機構になっているのかな。じゃないと外付けのビデオライトをレンズと同じ方向に向けるために大仰なアーム展開が必要になるので。

また、意外というか意表を突かれたのは、Nikonos 35mmレンズと15mmレンズの装着写真があったこと。Nauticam製のコンバータを介してNEX-5用の標準レンズの代わりに装着するのでしょうか。それにしても今どきNikonos対応とは渋いなぁ。あ、今年の2月、パラオスポートで10年ぶりぐらいにNikonosを使っている人にお目にかかりました…。

NA-NEX5 housing with Nikonos Lens
Nikonos 35mmレンズ(左)とNikonos 15mmレンズ(右)

サイトにはNEX-5で撮った写真サンプルも掲載されています。使用レンズはNikonos 15mmまたはSony E18-55mmキットレンズ。あいにくNEXシリーズ特有のグリグリダイヤルで背景をぼかした写真が少なく、別段魅かれるショットはなかったのですが、私がよく撮る被写体と似通っているので、おそらくセブの海で撮ったのではないかと思います。Nauticam社がある香港からセブはキャセイパシフィックでひとっ飛びですし。

Sea&Sea FE 12mmレンズ
Sea&Sea FE 12mmレンズ

おう、こちらにも写真があります。これほどの浅瀬を泳ぐマンタの絵は初めて見ました。これまたSea&Sea FE 12mmレンズ装着ですか…。

低解像度の画像を見ての私の素人見解ですが、写真の出来栄えはCyber-shot HX5Vと大差ない感じじゃないかと。

それでもこのハウジングが先週の内に発売されていれば勢いで買っていたかも知れませんが、これらの写真を見せられては、その熱も冷めようというものです。NikonosやらSea&Seaやらの、もはや入手が不可能に近い骨董品的なレンズを使って撮った写真を見せられても…。ひょっとしてNEX-5用ハウジングの発売が延び延びになっているのは、現状2種類しかないNEX専用レンズだけでは期待したような絵が撮れなかったからじゃないかと勘ぐってしまいます。今のところオプションの67mmレンズアダプタへの言及もありませんし。それに、ひとたびα55を触ってしまうとNEX-5はコンデジに毛が生えた程度の代物に思えてしまいます。「一眼入門機」と「小型軽量一眼もどき」では雲泥の差がある感じです。

でもこれでNEX-5はパスすべきという意思が固まりました。Nauticamも11月17日からのDEMAショーに出店するので、その時にでもα55向けハウジングのプロトタイプが見られることを期待します。プロユース指向のNauticamはCanon EOS60DやNikon D7000あたりを優先させるかも知れませんが、そこはほら、オーソドックスな一眼タイプのハウジングにはノウハウの蓄積があるのだから、ちゃちゃっと作ってしまって…。