過充電防止は必要?

先月購入したMacBook Airをクラムシェルモードで使っているのですが、夜中に定期的にアラート音が鳴ります。

Macbook Air 2018

かつては「HDDの不用意な取り外し」が起きるたびに鳴っていたけど、その後のOSアップデートによって不要な取り外し自体は少なくなったので何事かと思ってモニタを開いていたら、どうやら「バッテリー100%」を知らせているようで。そう、この時は電源ケーブルを挿しっぱなしのまま使っていました。これってリチウムイオンバッテリーの寿命を縮める行為だと。もちろんMacBook Airに限らずiPhoneだろうがiPadだろうが同じで。

でも「100%になるのを待ち構えて、そうなったらすかさずケーブルを抜く」というのは至難の技。いつだってできるわけではありません。だったら機械の方に過充電防止の機構が欲しいけど、そういうのって作るのは難しいのかな。本体とケーブルの間に噛ませる外部装置みたいな感じでもいいのだけど。

と思って検索を続けたら別の見解がヒット。「AC アダプタを繋ぎっぱなしでもバッテリーが取り外せないノートMacは大丈夫」とのこと。回答者はAppleの人ではないかもしれないけど、信憑性が高そうな気がします。だとするとバッテリー100%になった時のお知らせが余計なわけか。Appleにリポートしてみよう。将来のアップデートでアラートが出なくなれば、やはり繋ぎっぱなしでも構わないってことになるでしょう。

MacBook Air 2018が良くなった

先日、macOS Mojaveのアップデートが公開されました。

macOS 10.14.2アップデート

早速MacBook Air 2018にインストールしたら、懸案だった「外付けモニタ&キーボードをつないだ状態でのスリープからの回復」ができるようになりました。

1度は外付けモニタに6720 × 3780なんてとんでもない解像度で表示されたし、稀にスリープからうまく回復しないこともあるけど、まあ大きな前進です。

EyeTVの治し方

私のテレビ番組録画環境の重要デバイスはGenetic EyeTV HD。これを使えばリッピングできないDVDやApple TVからの映像もMac上で動画データ化できます。低解像度のアナログ画質になるけど鑑賞には十分です。もちろん個人用でネットに上げるようなことはしません。

EyeTV-HDの俯瞰図

さてそのEyeTV HDは専用のソフトウエアを介して使います。ただし最新バージョン(Geniatech_eyetv_3.6.9_7524.dmg)にはバグがあり、日本語環境で起動するとこの通りメニューやダイアログ内のテキストが表示されません。

EyeTV-Screenshot

歴代のソフトウエアはWebサイトで配布されていて、4世代前(Geniatech_eyetv_3.6.9_7520_20170831.dmg)に遡ってインストールすれば治るものの、そのバージョンだと受信映像を写すためのウインドウが表示されません。

というわけでメーカーに問い合わせて何度かやり取りをしてみたものの、結局解決してもらえず。「これで治ったはず」というビルドをもらったけど実際は治ってなかったので報告したら、それっきりになってしまって…。

よってまとめるとこんな感じです。

  • 最新版〜3世代前 ← 日本語が一切表示されない
  • 4世代前 ← 日本語も表示されるが一部の挙動がおかしい

そこで自力で対処することにし、解決方法方見つけました。手順は以下。

  1. 4世代前のアプリアイコンを右クリックし「パッケージの内容を表示」を実行
  2. アプリのファイル構成が表示されるので、「Contents」フォルダ下の「Resources」フォルダを開く
  3. 最新版のアプリでも同じ操作をして「Resources」フォルダを開く
  4. 4世代前の「Japanese.lproj」フォルダで最新版の「Japanese.lproj」フォルダを上書き

これで最新版でも日本語が表示されるようになります。

MacBook Air 2018の難点

MacBook Air(2018)を一週間使ってみて色々と癖が解ってきました。

Macbook Air 2018

一言で言えば「とても快適。ただしスリープするまでは」ですね。

私はUSB-Cポートにアダプタを繋ぎ、そこにモニタ、キーボード、電源を接続してクラムシェルモードで使っているのだけど、普段は快適そのものなのに、一度スリープするとトラブルが頻発します。

まず、クラムシェルモードでスリープすると、有線の外付けキーボードのキーを押しても復帰できないことが多々。Magic Mouseのボタンを押しても同様です。OSのBluetooth設定は「Bluetoothデバイスでコンピュータのスリープ解除を可能にする」にしているのに。

仕方なく蓋を開けて本体のキーボードを押してスリープを解除すると、外付けHDDのアンマウウトとマウントが繰り返されたメッセージがたっぷり表示されています。これまたOSの省エネ設定で「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」をOFFにしているのだけど。

macOSの「ディスクの不正な取り出し」メッセージ

HDDアンマウント後のメッセージ
HDDが勝手にアンマウントされたら、読めないディスク扱いになってしまいます

そしてスリープから復帰したら外付けモニタに何も映らないこともあります。スリープ中にHDMIの接続が切れるけどHDDのように自動で再接続はされないのでしょう。この場合、HDMIケーブルを抜き差ししてやる必要があります。

ならばクラムシェルモードがよろしくないのかとモニタを開いた状態でスリープさせても、やはり元の状態に復帰しないことがあります。外付けモニタが全面黄緑一色になるだけでなく、本体の液晶モニタも元の状態に戻らず再起動を余儀なくされるという。

これらはほぼ同じ外部機器構成(USB-Cアダプタ以外)で使っていたMacBook Air(2010)では起きていなかったため、新しいAir特有の問題なのでしょう。

ひょっとしたらアダプタが原因という可能性もあるけど、全てがそうではないはず。基本的には電流や信号をバイパスしているだけだし。

てな訳で今のところMacBook Airはスリープ中とその後の挙動に問題あり。バグリポートは送ったのでAppleには早い対応を願いたいものです。

新MacBook Airの相棒は?

11月12日(月)に新しいMacBook Airが届く予定です。普段は外部モニタに繋いで使うのでUSB-C(Tunderbolt 3)to HDMI変換アダプタが必要になります。アダプタにはUSB-Aのポートも欲しいところ。その条件で探すといい製品が見つかりませんね。

たとえば純正のUSB-C Digital AV Multiportアダプタ。

USB-C Digital AV Multiportアダプタ
USB-C Digital AV Multiportアダプタ

HDMIの他にもUSB-C(充電用)とUSB-Aを持っていて悪くはないのだけど、4K(3,840 x 2,160)表示時は30Hzに落ちてしまいます。他の製品も総じてそうですね。

でも、HDMIだけでUSBポートを持たないアダプタは60Hzの製品が多数見つかります。そいういうものなのかな。2分配以上だとリフレッシュレートが落ちてしまうと。本当に?

まあ現実問題、普通の人は30Hzでも十分じゃないかって気もします。だったらここはデザインと価格で選ぶのがいいかな。これとか。