えそ

エソ。

エソ
長崎あたりでは蒲鉾に使う美味な魚です

こいつの特徴は見境がないこと。以前、目の前を泳いでいたクマノミが突然消えたことがあり、あたりを見回すと海底でエソがこの通りクマノミを頭からくわえ込んでいました。

クマノミをくわえ込んだエソ
クマノミの体の大半ははみ出していたのですが…

この場合、私はクマノミの味方なので指示棒でエソを突っついて救出しました。いつかクマノミが恩返しに来てくれるかも。

Seasick

最近覚えた英単語がSeasick。船酔いのことですね。

先日の沖縄でのダイビング初日は恩納村でのボートダイブ。台風が遠巻きに迫ってきてたものの、場所柄なのか波は皆無。ペッタペタの海でした。

恩納村の港
湾の外もペタペタでした

が、かねてから船酔いしやすい仲間の一人はそれでも酔うのですよね。しかも激しく。私なんぞは揺れない船は地面と同じだと思うのですが、彼は食欲をなくし、ベンチから起き上がれず、その後の2ダイブはキャンセルでした。アルコールをまったく受け付けない体質の人が酒を飲んだのに似た話でしょうか。でもそれってダイバーには致命的のような…。

ま、本人いわく「酔い止めの薬を服用していれば大丈夫」とのこと。よってこの日の敗因は薬を忘れたことでしょう。でもね、翌日のビーチダイブでも彼は波に酔ってたんだよな…。

そうそう、先日聞いた話では、船に酔いやすい人はブランコに1日あたり15分ぐらい揺られるのを繰り返すと、三半規管が鍛えられていつしか平気になるとのこと。ほんじゃまあ夜な夜な公園でギコギコやってもらいましょうかね。さすがにいい大人が遊具で遊んでいる風体も何なので「船酔い克服訓練中」とかって看板でも立てて。

ちなみに私は船には酔いにくいものの、潜っていると水分が欠乏します。タンクから供給される乾燥した空気を吸い続けると咽がカラッカラになって、涙が出るぐらいゲホゲホしてしまうのですよね。

てなわけでapolloさん、こちら(↓)の製品の新色も結構ですが、容量を2倍にするような拡張パーツを出してくださいな。現行の製品は私も愛用していますが湿り気は20分と持たないので…。

クマノミ顔面写真

10cmもあるクマノミの成魚は私にとってはけっこう大きな魚です。そのためついついこういう撮り方をしてしまいます。2枚ともトリミングは画角を整えるための左右だけ。

クマノミの顔1

クマノミの顔2

でも私の真骨頂はこちら。

クマノミの幼魚

1cmぐらいの幼魚は落ち着きがないけど撮ってて楽しいのですよね。

ちょっと不気味な低気圧

今週、馴染みのダイビングショップのツアーが敢行されます。6/13(水)~6/17(日)でフィリピンのモアルボアル、セブ本島の中西部ですね。もちろん私は不参加。ショップツアーは値が張るし、自身が見たいものが見られなかったりするので。

さて、今朝の気象衛星画像はこのとおり。拙い位置に熱帯低気圧が発生しつつあります。

気象衛星画像_2012年06月11日10:00
現在はTD。今日明日にもTS、そして台風4号に成長するのではないかと

今のところ土曜日あたりにフィリピンの東海上を通過して沖縄本島に向けて進むコースが予想されています。地図上ではけっこう離れているものの、これでもセブのお天気はグズグズに崩れがちなのですが、もし台風の進行が遅くなったり少し西側のコースを辿るようなら帰国日の飛行機はアウト。その日はセブ→マニラとマニラ→成田の二便を乗り継がなければなりませんし。

そして例年だと6月の台風はルソン島(マニラのある北部の大きな島)をかすめて大陸側に抜けるパターンも多いわけで…。

来週は面白い土産話が聞かれるかもしれません。まあ「雨がちでちょっと波が高かった」ぐらいで何ごともなく潜って帰ってくるかもしれませんが。

トウアカクマノミの幼魚

体長1cmぐらいの個体です。やたらと動き回るので、さすがに目いっぱい大きく写すことはできませんでした。この通りトウアカクマノミの幼魚はくすんだ色をしています。

トウアカクマノミの幼魚(正面)

トウアカクマノミの幼魚(側面)

もちろん成魚は鮮やかなオレンジ色です。

トウアカクマノミの成魚(側面)

なお、トウアカクマノミは鯉みたいに上から見ると背中に白いハートマークが見られます。