リロアンの海のイメージ

先日私が潜りそこなったリロアンの周辺で見られる生物はマクタン島の近海と大差ないと伺っています。そんなに離れていませんしね。

とはいえ生物相は同じでも場所によって何が見やすいかは違うわけです。通常は近寄るのが難しいハゼの類でも妙にダイバー慣れした固体がいれば、ビギナーでも十分に寄って写真を撮ることもできるでしょうし。

で、仲間が撮ってきた写真を見せてもらうと、こんな生き物が多かったですね。以下は私の過去のストックで再現した「偽・リロアンの水中写真」です。

ハルゲルダ・バタンガス
ハルゲルダ・バタンガス(交接中)
ニチリンダテハゼ
ニチリンダテハゼ
アザミカクレモエビ(ヒッポリテ・コメンサリス)
アザミカクレモエビ(ヒッポリテ・コメンサリス)
オランウータンクラブ
オランウータンクラブ

ああ、でも、かつてリロアンの名物とされていたメタリックシュリンプゴビーは最近では見られなくなったそうで。

メタリックシュリンプゴビー
メタリックシュリンプゴビー

なお、私が期待していたユタというマクロポイントも半年ぐらい前に土砂崩れがあってから回復していないとのこと。生物相豊かな海ではあるものの変化にも富んでいるようなので、もし特定の生き物が見たいならツアーを申し込む前に直近の状況を確認しておいた方が良さそうです。

マボヤー?

沖縄では知らない人のいない琉神マブヤー。最近では東京なんかでも密かな人気です。今月はよみうりランドでもショーが行われるとのこと。

さて、こちらは琉神マブヤーならぬ『浜神マボヤー』。

浜神マボヤー

アクアマリンふくしまにいるらしいです。昨日発売の月間ダイバー8月号に載っていました。

それにしても日本では何かにつけ、ゆるキャラが必須要素になってきました。いや、昔からかも。そうやって妖怪やら土地神を生み増やしてきたじゃないかと。

INONのメガフロートを試す

私の右肘は一向に治る気配がありません。日によって良かったり悪かったりです。よって私の最近のテーマは 水中カメラの重量対策。何か手を考えないと。プロでもないのに職業病ってのも悲しいので。

スーホーシーミグピ
昨年12月にこれらの片手撮りを続けた後遺症が長引いています

ということで、馴染みのダイビングショップに頼んでINONからメガフロートアームMとSを借りることができました。現在はフロートアームM2本なので、その片方もしくは両方をメガフロートアームに交換したらどれぐらい浮力が変わるかをチェックするのが目的です。

フルセットで組み上げたカメラセットをお湯を張ったお風呂に沈めてみます。本来なら海水の比重を再現したかったのですが、真水150リットルだと5kgほどの塩が必要らしいので諦めました。よって真水でやや浮き気味ということなら浮力オーバーという風に判断するしかないですね。

で、結論を先に言ってしまうと、私のカメラセットでは以下の4本全部(浮力合計1,310g)を装着してもまだ沈みます。

フロートアーム3種
フロートアームM(両サイド)、メガフロートアームS(中央左)、メガフロートアームM(中央右)

ちなみにこの3種類の重量と浮力は以下の通りです。

  フロートアームM メガフロートアームS メガフロートアームM
重量 181g 219g 295g
浮力 135g 390g 650g

現在はフロートアームM2本なので浮力270g。海中での感覚はわからないものの、おそらくメガフロートMを2本付けても浮くことはなさそう。 陸上での総重量が7.7kgほどになりますが、水中での肘の負担はずいぶん減るはず。頃合いを見て、こちらを2本買うことにしましょうかね。 でも、こんなに太いとスーツケースに収まるかな?


以前、わざわざカリフォルニアから取り寄せたフロートは効果を確かめる前に紛失しちゃいました。カメラに装着して海に持ち込んだものの水中で気づいたときには取れちゃってて。よってもし購入を考えている人に何か言うとしたら「しっかり紐で結びつけとけ」ですかね。そこそこ浮力があるのは確実なので。ただし紐はセットに付いてこないので自力で適切なものを調達する必要があります。

猫の写真

猫、ただしビッグキャット。多摩動物公園のチーターです。

見張り中のチーター
飼育課でもちゃんと高いとこに上って見張りをします
待機中のチーター
地面を確認して…
木から飛び降りるチーター
飛び降りました