東京死ね

仕事の都合で朝の満員電車に乗るようになりました。小田急線は成城学園前から下北沢間が異様に混みますね。新百合ヶ丘から下北沢の間には停まらない快速急行が7時台にも走ってくれるといいのに。

再来年の春には東北沢~世田谷代田の複々線化が完了して所要時間、混雑ともに多少は改善されそうだけど、それまでは自身で乗り方を工夫しないと。比較的空いている車両を見つけるか、もっと早い時間帯の電車を使うか。

でも満員電車に乗るたびに思います。「東京死ね」と。まあそれは単なる反発心で本意じゃないものの、「こんなのに支えられている東京は異常だ。経済のためにドーピングしているようなもので、いずれ手痛いしっぺ返しを食らうんだろうな…」とは感じます。

もちろん職場の近くに住めば満員電車に乗らずに済むけど、郊外からの通勤者がこぞって都心に引っ越すのは無理。私のように郊外の方が好きな人も少なくないだろうし、やっとの思いで買ったマイホームが郊外の物件だったというのもよくある話。よって東京は大勢が満員の電車でストレスを抱えながら長時間通勤することが前提の都市なわけです。

新百合ヶ丘駅周辺
新百合ヶ丘駅周辺(小田急のWebサイトより)。都市景観100選に選ばれたのだそうな。確かに高層ビルや細い路地もなく、圧迫感や窮屈感のない街です。

そこで小池都知事は知事選の際に電車通勤の問題緩和策として「車両の二階建て」を提唱していたけど、実現性はゼロ。地上はともかくトンネル内の天井を上げたり地面を下げるのは不可能だろうから。いや、JR東海道線には二階建ての車両も走っているか。でも、乗り降りの混雑緩和を狙うなら、車両内に階段を設けるのではなく、ドアも上下フロアごとに分けて停車駅の乗り場も二階建てにしなければならないので各駅の構造を根本的に見直す必要が出てきます。

また、小池知事子飼いの音喜多都議は「容積率緩和による都心住居の高層化」を提唱しているものの、こちらも見込みなし。理屈では可能だけど、それには低層建築物を建て替えるべく関係当事者への立ち退き・建て替え交渉の上、巨額の解体・建設費用を捻出する必要があるから。加えてゴミ処理が間に合わなくなったり物流網がパンクするだけでなく、子育てに適さない都心にもっと人を集めるのも国の将来を考えれば得策ではないはずです。

まあ、それでも向こう数年の辛抱ですね。五輪後の東京では急速に超高齢化が進むので様々な変化が出てくるはずだから。

さしあたり団塊の世代とそれに続く年代が順次リタイアしていけば電車の混雑も緩和されましょう。同時に東京の凋落も始まるのですが…。

そう、五輪後の東京は急速に痛んでいきます。最大ボリューム層が所得税を払わなくなる上、高齢者サービスを受ける側になるインパクトは大。これまで一極集中で栄えてきた副作用ですね。本来なら地方で生涯を終えるはずの人まで東京で老いていくという。

結果、相変わらず人口は多いのに消費が鈍くなり景気は低迷するでしょう。医療・介護施設は奪い合いです。介護離職する人や認知症の徘徊高齢者も増えます。そして資産も身寄りもない高齢者も増加するけど、それらの面倒もみざるをえないので東京の財政は次第にひっ迫し始めます。

よって都民の税金は上がるでしょうね。社会保障費がかさむ上、五輪の競技会場整備費やら維持費で負の遺産を膨らませてしまうから。豊洲市場もこのままだと不良資産になり兼ねない雰囲気だし。

そうして求心力が衰えて人口が増えなくなれば露見するのは不動産余り。なにしろこれまでデベロッパー任せで大型マンション類が無制限に建てられてきたので。最も影響を受けるのは都心から離れた地の物件、つまり中低所得者が35年ローンとかで買ったマンションです。いや、資産価値が下がってもローンを払い続けられるならいいけど、所得も下がろうものなら勝ち組でいられなくなります。ならば手放そうにも買い手がつかず、大きく値崩れするという地方では人口減少による需要不足で起きたことが東京近郊では供給過多によって引き起こされると。インフレになればローンの返済は助かるけど、人口が減少する中で果たしてそうなるか…。「数年前に新築のマンションを購入した我が家はローンがたっぷり残ってるのに、お隣に引っ越してきた人は半値で買ったらしい」なんてケースも増えるでしょうね。

有史以来、災害や空襲、テロによるダメージはあっても東京の凋落など誰も経験したことがないので想像できないかもしれないけど、人口動態に基づく未来予測は確度が高いので必ずそうなります。目に見えて暮らしにくくなれば地方に移転する企業や大学もポツポツと出てくるでしょう。ただしその恩恵を受けられるのは福岡市や仙台市など一部の有力地方都市と近辺だけで、その他は存続すら危うくなり兼ねないとは思うけど。

それに腐っても鯛。東京は政治経済の中心であり続けるし、羽田・成田の二大空港は健在で各種レジャー施設も東京圏に集結したままだろうから覚悟の上で住み続けるのもいいでしょう。仕事や家の都合でどうにも動けない人も多いだろうし。

でも私はもともと九州出身の田舎者。幸か不幸か東京にしがみつくだけの大きな拠り所も持っていないので、東京圏に住むメリットが薄れデメリットの方が目立つようになる頃には逃げられるようにしておくべきだと思っています。

新百合ヶ丘のポケモン環境が残念なことに

昨日、新百合ヶ丘駅前のポケストップ2箇所がジムに昇格(?)しました。

新百合ケ丘駅まわりのジム
2匹のカビゴンがいるジムは前日までポケストップでした

これ、困るのですよね。ただでさえ新百合ヶ丘はポケストップが少ないのに。

ゲーム開始から3ヶ月近くたってジムバトルに重点を置きたいのかも知れないけど、ジム戦を行うと回復薬や「げんきのかけら」が必要なので、ポケストップが減ってはゲームの魅力減です。せっかく自陣営ジムでのトレーニングバトルにも6匹投入できるようになったのに。

そろそろ止め時が近くなったかも。私も当面の142種類まであと6種だし。

ラプラスの2代目

先日、ラプラスの目撃情報が出てお台場がパニックになったそうですね。都心に寄りつかずTwitterもやらない私はそんなこととは知らず、休日はポケモンの薄い新百合ヶ丘で歩いていました。

そのラプラス、ファミ通AppによるとSS級らしいけど、私は2体目をゲット。まあどちらも10km卵から孵ったのだけど。野生の個体はまだ見たことがありません。

ラプラス2体

ラプラスはカイリューに対しても強いので積極的に強化したいところですが、初代のグレンダイザーはアメが尽きてそれっきりだったのですよね。相棒にしようにもアメ1個/5kmだから、未入手のポケモンを優先したいし。

そんな折り、2代目の大空魔竜が孵ったわけです。しかもアメ24個持って。

よって初代を強化しようかと思ったけど、2代目の方が潜在能力が高いことを発見。バトルでは「こおりのいぶき」の方が連射が速いけど「こおりのつぶて」の方が威力が高いという感触です。

ならばこのアメは全部2代目に使うのが得策かな。

新百合のポケモンGO環境が増強されたはずなのに

SoftBankが株式会社ポケモンと提携したので、昨日から新百合ケ丘駅の近くにジムとポケストップが増えました。YモバイルがジムでSoftBankがポケストップです。

新百合ヶ丘の新たなジムとポケストップ

でもこの両方が微妙。まずはジムの方は何度試してもエラーが出てちっともバトルできませんでした。

Yモバイル新百合ヶ丘店のポケモンジム

よって早々にポケモンを配置した人がエラーによって長時間その座を守られる不条理。まあ再びポケコインを貰うには21時間必要だけど。

そしてポケストップの方は、座標がイトーヨーカドーのビルの中央に設定されており、建物の外からは届かないし、建物の中に入ったらGPS信号が補足できないという無意味さ…。

どちらも機能させるには調整が必要ですね。

横浜市営地下鉄ブルーライン:あざみ野⇄新百合ヶ丘

以前、川崎市は川崎⇄新百合ヶ丘間の地下鉄を計画していたものの優先度が乏しく頓挫しました。

他方、横浜市営地下鉄ブルーラインがあざみ野から新百合ヶ丘まで延伸されるという計画があります。これ、楽しみです。横浜方面に劇的に行きやすくなるので。

横浜市営地下鉄の路線図

ただし、いまだ着工はおろかルートも決まっていなさそうなので、実現するとしても10年以上先でしょうね。その間には人口減少が顕著化して計画自体が消える可能性も…。