ハナイカの捕食シーン

ハナイカの捕食シーンです。

ハナイカ(Paintop Cuttlefish、Flamboyant Cuttlefish)

両足を踏ん張って低い体勢を取っているところに出くわしたので、すぐに捕食だと解りました。

でも、こちらが撮影体勢に入るには1秒ぐらい必要なので、レギュレーター越しに「待て待て」と言ってみたものの通じるわけもなく、慌てて撮ったのが上の一枚です。

触腕をそーっとこれぐらい伸ばした後は、一瞬でさらに伸ばしてエビを捉えていました。

捕食の直後はこの通り。口元にピントを合わせて撮ってはみたものの、一気に飲み込んだしく、足がすぼまってるだけでした。

ハナイカ(Paintop Cuttlefish、Flamboyant Cuttlefish)

けばけばしいイカ

ハナイカ。

ハナイカ(Paintop Cuttlefish、Flamboyant Cuttlefish)

以前にも紹介したけどアンボンにはハナイカがいっぱいいました。最初は感激して意気揚々と撮っているのですが、次第に飽きてきます。

ちなみに欧米のダイバーとガイドはハナイカを「Flamboyant Cuttlefish(フランボイアント・カトルフィッシュ)」と呼んでいました。直訳すると「けばけばしいイカ」てことらしいです。

でも英名は「Paintop Cuttlefish」のはず。とはいえ「Paintop」の意味は辞書を引いても解らなかったので、通称のFlamboyantの方が通りがいいのかも知れません。

下の写真は私が正面に回り込んだので、真ん中の二本の足を高く上げて威嚇しているところ。

ハナイカ(Paintop Cuttlefish、Flamboyant Cuttlefish)

よく見ると上げた足の先っぽがカギ爪になっていますね。これが本当にカギヅメなのか、それとも擬態なのかは解りません。

ナノマクロ

またアンボンのボブテイル・スクイード、ニヨリミミイカ。昨日の写真と同じ個体です。

この時は趣向を変えてNautiam スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1を装着し、左の目玉だけを狙ってみました。

ボブテイル・スクイード(ニヨリミミイカ)
画角を整える為に左右だけをちょっと切ったけど、1600万画素でこの大きさに写ってます

撮っている時は気付かなかったけど、こうして写真で見ると変な生物がたかってますね。

ボブテイル・スクイード(ニヨリミミイカ)の寄生虫
目の周りにミジンコみたいな半透明の生きものがちらほら

中でも右上に写っているこれなんか妙にかわいかったりします。

ボブテイル・スクイード(ニヨリミミイカ)の寄生虫
不鮮明だけどイッカクみたいなツノが生えてるっぽいです

これら一匹一匹の大きさはは多分1mm未満。

なお、私のようなミリ単位の被写体を好んで撮るスタイルを英国では「ナノマクロ(Nano macro)」と呼ぶようです。スーパーマクロのさらに上(?)の。英国人外科医のマークさんに教わりました。