セブに一番安く行く方法

マクタン国際空港が拡張されたこともあり、近々約1年ぶりにまたセブに行くことにしました。そこで東京圏からセブに最安で行く方法について。ただしANAマイレージメンバーに限られます。

ANAはフィリピン航空(以降「PAL」と表記。スターアライアンスには非加盟)とも提携しているのでANAマイレージをPALの航空券に引き換えられます。とはいえオンライン予約システムは連携されていないため、ANAカードデスクに電話して手続きする必要があるのが面倒だけど。

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ANAカードデスクに電話を掛け、ANAマイレージの会員番号をダイヤル入力するとオペレータに繋がるので、希望日と時間帯、行き先がマニラかセブかを伝えると空席状況を調べてもらえます。希望の便に空席があれば自身のANAマイレージ会員情報でもって予約が完了するという運びです。

必要なマイル数はエコノミークラスで20,000(マニラ行きもセブ行きも同じ)。これに諸経費の11,210円が発生します。言い換えるとANAマイルに余裕があれば1万円ちょっとでセブに行かれます。特別なキャンペーンなどがなければ、おそらくこれが最も安く行く方法でしょう。しかも直行便が空いていれば往復とも午後の出発なので早起きする必要もなく楽です。LCCではないから機内食やお酒も出るし、預入荷物も23Kg x 2個。映画は自前のスマホやタブレットに専用アプリ「myPAL Player」を入れておけば機内Wi-Fiを通じて見られる方式のままかと。

注意事項としては、どうやらANAマイレージの割り当て枠が決められていること。他の旅行予約サービスやPALの公式サイトで空きがあったとしても、ANAマイレージで引き換えられるとは限らないようです。旅行日程を決めたら早めに手続きした方がいいでしょう。

ああ、昨年はこの方法を知らなかったため、ANA傘下のバニラエアで行ったのですよね。ANAマイル30,000も使って。あの時はANAマイレージのサイトで「ANAマイルをPALの航空券に引き換えられるか?」とメールで尋ねたら「PALに訊け」と言われ、PALに問い合わせたら「ANAに訊け」と言われたような…。ANAは「直接カードデスクに電話しなければ門前払い」という方針なのでしょうかね。ANAマイレージサービスは、本音ではなるべく使わせたくないのか、わざと不便に制度設計していると思える点が多々あります。