イレズミウミヘビ

サウスレイテではたびたび見かけるイレズミウミヘビ。ウミヘビといいつつアナゴの仲間。ホタテウミヘビやダイナンウミヘビの系統ですね。

イレズミウミヘビ

入れ墨といえば日本では蔑視されています。まあ江戸時代ぐらいまでは入れ墨はヤクザと罪人の証しだったみたいだから。

でも、大昔は日本人も当たり前のように入れ墨を入れていたはず。縄文時代の話だけど。そう、誰一人として日本人だって自覚がない頃は…。

ダンゴウオだらけ

近場の海のダンゴウオもシーズン終わりに近いので、昨日また南伊豆の谷津に撮りに行きました。

ガイドによるとわんさかいたそうですが、私が自力で見つけたのは一匹だけ。それも7mmぐらいの大きめの個体。

ダンゴウオ
2灯なのに影が出てしまった

こちらは教えてもらった5mm級。

ダンゴウオ

そして2mm級、通称「ニモダンゴ」もいました。おそらく孵化してから8日目ぐらいとのこと。

ダンゴウオ

谷津は赤ダンゴばかりだそうなので、このオレンジの子たちも成長とともに赤みが増していくのでしょうね。

ダンゴウオ

いやぁ、昨日はここ何年か音信が途絶えていた旧友にもばったり遇って、彼女の意外な近況も聞けました。

やっぱ海には行ってみるものですね。

イチゴパンツ

英名がアポゴン、マンジュウイシモチです。

マンジュウイシモチ

下半身がイチゴパンツを履いているようで可愛らしい魚ですが、サウスレイテで見かけたのは15cmぐらい、手のひらサイズの個体でした。こうなると愛嬌もあったもんじゃないですね。イチゴパンツというより赤いブツブツみたいだ…。

ウニから生えるエビ

リトルレンベで撮影。コマチコシオリエビかな。

ブルックスアーチンシュリンプ

ブルックスアーチんシュリンプ

イイジマフクロウニ(よくコールマンズシュリンプやゼブラガニが住み着いていることで知られる)の側面から、上半身だけ生えたように潜んでいました。

調べたら、コマチコシオリエビではなくAllopontonia iainiというようです。ブルックスアーチンシュリンプとも呼ばれています。

ウミシャボテンカニダマシ

ナイトダイビングのウミシャボテンカニダマシ。サボテンではなくシャボテンです。サウスレイテ、Sogod Bay Scuba Resortのハウスリーフで撮影。

ウミシャボテンカニダマシ

なるほど擬態の具合がよく解ります。この模様でこんな風にポリプ?に寄り添っていれば水中の捕食者には見つからなさそうだ。 でも、こちらはどうなんだか。

ウミシャボテンカニダマシ
ウミシャボテンカニダマシ 右上に透明のエビも写ってました

ちなみにカニダマシなので、カニではなくヤドカリの仲間ですね。まあタラバガニなんかもそうだし、分類上はヤドカリでも宿を借りない種も多いので、進化の過程で分岐したものの、その後にカニと同じ形態に進化したってことなのでしょう。