インドネシアを攻めようと思うが

ガルーダ・インドネシア航空のバナー

マレーシア航空の羽田⇔コタキナバル便はあと一週間でなくなっちゃいますが、入れ替わりに4月28日からガルーダ・インドネシア航空の羽田⇔デンパサール(バリ)便が就航するそうな。飛行機好きの仲間が教えてくれました。

フライトはこんな感じ。

 
羽田→デンパサール 01:00 07:00
デンパサール→羽田 15:30 23:30

うん、これなら2泊4日で3日潜れるパターンとか、休暇が1日分お得なツアーが組めそう。私はバリ島の海にはあまりいい思い出がないので、有名なマンボウ&マンタポイントのヌサペニダを狙うのがいいかな。マクロも充実していそうだし、バリ方面には年間を通じて台風も来ないはずなのでプランも立てやすかろうと。

ならば、ならば私の悲願のレンベがさらに近くなるかも。初日のデンパサール→メナドと帰国日の逆区間の時間さえ合えば…。

ということで期待を持って調べてみたら、ガルーダ・インドネシア航空でメナドに行くにはジャカルタを経由する必要があるようです。

 
デンパサール→ジャカルタ 14:20/15:50 15:05/16:35
ジャカルタ→メナド 18:35 22:55

どうにもその日の内にリゾートに着けそうにない24時間コース。しかもデンパサールでトランジットに7〜8時間。厳しいなぁ。その間、バリ島を観光すればいい気もするけど…。

ちなみに復路はこう。

 
メナド→ジャカルタ 06:20 08:25
ジャカルタ→デンパサール 10:00 12:45

これに乗るには現地リゾートを4:00前には出なければなりません。最終日前夜はメナド空港近辺に泊まるべきでしょうね。そうすればホテルを5:00出発。

なお、ガルーダ・インドネシア航空ではなくLCCのライオン・エアにはデンパサール→メナドの直行便がありました。

 
デンパサール→メナド 18:20 22:00
メナド→デンパサール 06:45 10:30

往路は丸半日観光になりますね。ま、それもいいかも。復路の5時間をどう過ごすかも問題だけど。

せっかくなんでガルーダ・インドネシア航空のみを使うとして、例えば4泊6日(実質5日間)だとこんなツアーが組めそうです。

  • 1日目:夜、羽田に集合
  • 2日目:羽田→デンパサール、バリ観光、デンパサール→メナド、陸路でレンベへ。レンベ泊
  • 3日目:終日ダイビング、レンベ泊
  • 4日目:終日ダイビング、レンベ泊
  • 5日目:AMダイビング、PM陸路でメナドへ。メナド泊
  • 6日目:メナド→ジャカルタ、ジャカルタ→デンパサール、デンパサール→羽田

どうも復路の1区間が余計だなぁ。

現行のマレーシア航空の羽田⇔コタキナバル便のあの絶妙なスケジュールのように、ガルーダ・インドネシア航空が08:30発のデンパサール→メナド便と13:30着のメナド→デンパサール便を作ってくれると最高なのですが。曜日限定でも良いし。でも、やっぱ無理でしょうかね。メナド&レンベはシパダン&マブール&マタキング&ポンポンなんかに比べたらマイナーなんだろうし…。

ま、4月以降のフライト情報が出たら、また調べて見ようと思います。でも、メナド・レンベに行くんならオーソドックスなシンガポール経由の方が無難かな。

レンベは意外に近いかも

今月いっぱいでマレーシア航空の羽田⇔コタキナバル便が運休になるため、もし東京近郊からシパダン方面に行くとなるとクアラルンプールかシンガポールを経由することになります。

シンガポール経由の場合、曜日によっては時間のロスも多く(トランジットに約6時間とか…)、リゾート滞在日数も減るため、かなり気合いを入れないと行きづらくなりました。せめて成田からのコタキナバル便が復活するまでは私は行かれないかも。残念です。

でも意識を切り替えれば良いことも。これまでは遠い印象だったレンベ行きが現実的に思えてきたので。

シパダンの各リゾートに行くには成田/羽田→クアラルンプール/シンガポール→コタキナバル→タワウと飛行機を3便乗り継ぎ、さらに陸路とスピードボートで2時間ほど移動しなければなりません。

一方、レンベだと飛行機が成田/羽田→ジャカルタ/デンパサール/シンガポール→メナド。それから陸路とボートで約80分。便や経由地によって所要時間は違うものの空路が一区間少なく、移動の面では、もはやシパダン方面よりも楽に行かれる感じです。

もしレンベに行くのなら私は強引にでも休暇を取ります。ならば残す課題は連れ。一人で行くと1万円/日ぐらでツアー代が上がるので。とは言えレンベはおよそ南国リゾートには似つかわしくない大瀬崎の湾内みたいな砂地が広がる海らしいです。ダイナミックなドロップオフや大物なんかまったく期待できないんじゃないかな。誰が来てくれるだろう…。

それでもレア生物の宝庫ですし、何といっても「世界中のカエルアンコウのキャピタル」なんで。陸のリゾートも素晴らしいらしいので一度は行く価値はあると思うのですが。

セブのカエルアンコウ
こちらはセブのカエルアンコウ

ただし、6日間のツアーでも燃油代込で20万円は超えそう。以前よりも近くなったように思えたけど、価格面でのハードルはちょい高めだなぁ。まあシパダンでも来月からはそれぐらいか、もっとしてしまうけど。

カパライへの長い道(空路)

来月いっぱいでマレーシア航空の羽田⇔コタキナバル便がなくなるため代わりのルートを探しています。目的地はシパダン・カパライリゾート。今回私が承ったリクエストは「水上コテージ」なので条件的にはマブール島のSWV(シパダン・ウォータービレッジ)でもいいのですが、いずれにしてもタワウ空港まで辿り着かないことには。

オーソドックスなプランは成田発のマレーシア航空でクアラルンプール経由、あるいは羽田発のシンガポール航空でシンガポールを経由してコタキナバル入りするもの。でも、フィリピンの少し先(日本から見て)のボルネオ島に行くのにマレー半島まで行って戻るってのもどうかと。何とかこれに代わるルートがないものか…(レンベ行き計画の時もそんなことを考えてたなぁ)。

クアラルンプール&シンガポールに代わる経由地の候補は仁川(ソウル)、香港、桃園(台北)、そしてマニラ。現時点ではこれらの空港からコタキナバルへの直行便があるようです。でも、残念ながら我々に都合の良い時間帯の便が見つかりませんでした。羽田もしくは成田にその日の内に帰ってこようとすると、どうしてもタワウあたりでの前泊が必要なようで。だったらオーソドックスなプランと大差ありません。

コタキナバルに加えてクアラルンプールを経由するならエアアジアの羽田便もありますが、クアラルンプールを14:40発なので、逆算するとコタキナバルからは9:45発のエアアジア。必然的にタワウは08:05発の同じくエアアジア。センポルナ港を発つのは06:00。ならばリゾートを5時前には出てないとダメですね。カンムリブダイの大行進目当てでシパダンに早朝から潜りに行くときと同じような時間帯だ。しかも4時頃にはダイブセンターだけでなく事務所や厨房まで稼働させてなければならないので、さすがにリゾートは対応してくれないかも。やはり前泊が必要になるでしょう。だったら少々おっかないLCCを使わなくても…。

水上コテージのリクエストを出した彼女には休暇を1日伸ばしてもらうか、あるいは日程を1日切り詰めるか(曜日によっては不可能)、さもなくばカパライ方面は諦めて他の候補地を探すことになりそうです。水上コテージがマストならモルディブ、ニューカレドニア、エルニド(フィリピン)あたりでしょうか。

シパダンの海が遠くなってしまった…

昨日、マレーシア航空が羽田⇔コタキナバル直行便の運休を発表したことで、来年のダイビング計画に狂いが生じてきました。かなり先だけど7月11(水)~16(月・祝)で仲間を引き連れてシパダン・カパライリゾートに行こうとしていたのですが。せっかく10人も集めたのに…。

羽田発ツアーなら4泊6日の実質5日間、祝日を含めれば平日を二日休むだけで行かれて参加者を集めやすかったのが、一転してツアーを組むことすら難しくなりました。

とりあえず馴染みの旅行社に同じ日程で代替プランを提示してもらったものの微妙な感じです。

元々のプラン 代替プラン1 代替プラン2
利用航空会社 マレーシア航空 マレーシア航空 シンガポール航空&マレーシア航空
7/11(水) 23:35 羽田空港に集合 08:30 成田空港に集合 22:30 羽田空港に集合
10:30 成田発
16:45 クアラルンプール着
19:00 クアラルンプール発
21:35 コタキナバル着
ホテル泊
7/12(木) 01:35 羽田発 06:00 ホテル発 00:30 羽田発
06:20 コタキナバル着 06:55 シンガポール着
07:30 コタキナバル発 08:20 シンガポール発
08:15 タワウ着 11:20 コタキナバル着
陸路でセンポルナ港へ移動 13:15 コタキナバル発
スピードボートでリゾートへ 14:00 タワウ着
11:00 リゾート着 陸路でセンポルナ港へ移動
チェックダイブ&1ガイドダイブ スピードボートでリゾートへ
セルフダイブ 17:00 リゾート着
リゾート泊
7/13(金) 3ガイドダイブ チェックダイブ&2ガイドダイブ
セルフダイブ セルフダイブ
リゾート泊
7/14(土) 3ガイドダイブ
セルフダイブ
リゾート泊
7/15(日) 3ガイドダイブ セルフダイブ
セルフダイブ 2ガイドダイブ

13:30 スピードボートでセンポルナ港へ
陸路でタワウ空港へ
14:30 センポルナ港着
16:00 ホテル着
リゾート泊 ホテル泊
7/16(月祝) 09:30 リゾート発 AM ホテル発
スピードボートでセンポルナ港へ
陸路でタワウ空港へ
12:00 タワウ着 タワウ空港着
14:40 タワウ発 08:55 タワウ発
14:40 コタキナバル着 09:45 コタキナバル着
16:35 コタキナバル発 17:35 コタキナバル発 13:25 コタキナバル発
23:05 羽田空港に帰国 20:05 クアラルンプール着 15:35 シンガポール着
23:30 クアラルンプール着 21:30 シンガポール発
7/17(火) 07:40 成田空港に帰国 05:15 羽田空港に帰国

元々のプラン通り3日半潜ろうとすると、クアラルンプール経由なら必要な休暇日数が1日半増えてしまいます。帰国後、手荷物受け取りなどを経ると成田空港から出発できるのが9:00ぐらい。その足で午後出社パターンでしょうか。

もう一方のシンガポール経由だとさらに強行軍。しかも潜れるのは二日半に減ります。往路、飛行機3便を乗り継いだ上、車とスピードボートでその日の内にリゾート着。7/15(日)は機材を乾かす時間を考えると、がんばっても早朝セルフ&2ボートダイブ。そうして7/16(月祝)にはまた飛行機3便を乗り継いで帰国の途につくも羽田到着は火曜日の早朝ですか。空港内でシャワーを浴び、その足で都内の会社なら直行できなくもないけど…。

いずれにせよ実質5日間にすっぽり収まっていた羽田-コタキナバル直行便ツアーに比べると使い勝手がいちじるしく見劣りします。上記の他にももう何通りかのプランが考えられるものの、大きく有利になることはなさそう。

この件は仲間の一人の「水上コテージ!!」というリクエストに応えたもので、ぜひ希望を適えてあげたかったのですが、頼みの直行便が無くなってしまっては…。

もちろん休暇を融通できれば解決するのですが、彼女にとってはそれが難しいのだそうで。まいったなぁ。

マレーシア航空、羽田便を運休!!

マレーシア航空が来年2月1日からの羽田・コタキナバル間の直行便を運休させると決定したそうです。さきほどジスコ・ボルネオ旅行社から連絡が来ました。期間限定ではなく運航再開の目処もないようです。

2010年11月、コタキナバル→羽田の初フライト直前の飛行機
昨年の11月、コタキナバル→羽田の初フライト直前の飛行機。 ピッカピカの真新しい機体が好きだったのですが…

現在、最も濃密なダイビングツアーを組める外国が羽田からのマレーシア方面。4泊6日(往路が機内泊)、実質5日間で4日潜れて、祝日を含めれば平日を二日休むだけで行かれます。11月はそのパターンでマブールに行きました。そして来年もその方面のツアーを計画していたのですが…。

代わりの行き方となると成田からコタキナバルに飛ぶか、クアラルンプールもしくは羽田からシンガポール経由になろうかと。とりあえず旅行社には現実的な線でツアーのアレンジをお願いしましたが、間違いなく羽田便ほどの日程の絶妙間はなくなります。

昨年近くなったシパダンの海が急にまた遠くなった印象です。