ACQUAPAZZA underwater housing

新進の水中ハウジングメーカーACQUAPAZZAにSONY α55のハウジングを出してくれるようリクエストしたところ、「面白そうだが、11月から本業が忙しくなるので開発はできないかも…」といった感じの返答をいただきました。彼らの本業というと自動車などの部品製造ですか。国内の製造業の空洞化が叫ばれる中、専念しなければならないほど本業が繁忙するのですから日本の産業にとっても良い話なのでしょう。

とは言え、発売が遅れているSONY αNEX-5用のハウジングをもって当面の開発計画がストップするのかもしれないのは、ダイバーにとっては残念な話です。老舗のSea&SeaやZillionといったハウジングメーカーとのバッティングを避けるべく水中用ではマイナーなSIGMAやSONYに注力する戦略からして、1月ごろにはα55向けのハウジングをリリースしてくれるだろうと踏んでいたのですが…。

ACQUAPAZZA NEX-5用ハウジング
αNEX-5用ハウジングが当面の最終製品?

Adobe製品を安く買う方法

adobe-flash先週、AppleがiPhoneアプリ開発の制約を緩めたため、にわかにAdobe FLASH CS5の搭載機能である「Packager for iPhone」が気になってきました。昔プログラマ職を経験したこともあったのですが今の私は基本的に絵描き(UIデザイナ)なので、Xcode & Objective-CよりもFlash & ActionScriptの方が取っつきやすかったりします。

私が個人的に所有しているのはCreative Suite 4 Design Premiumです。こちらをCS5にアップグレードすればPackager for iPhoneが使えるようになるのですが、どうにも気が進みません。会社では既にCS5(Design Standard)を使っていて、CS4→5にアップグレード料金98,700円(Adobe Store価格)に見合うだけの価値が見出せないためです。実質FLASHのためだけに10万円払うなんてことには抵抗を感じます。

ちなみにFLASHの旧版からCS5へのアップグレード費用は26,250円。これぐらいの価格なら手ごろなのですが、残念ながらDesign PremiumからFlashだけアップグレードすることはできないようで。

そこでFLASH単体で買うとどうなるかを調べることにしました。通常価格が88,200円ですが、Googleの広告で見つけたのがこちらのサイト。FLASHのパッケージ(アカデミック版)と動画講座付きで57,270円とのこと。この場合の動画講座はかつてのDSP版のWindowsにくっついてきたFDDみたいなものでしょうか。CS5には対応できていないそうですし。

確か放送大学はOKだったと思いますが、この手の通信講座でもアカデミック版の購入資格が得られるとは知りませんでした。販売規定のあるアカデミック版を卸している以上、Adobe社も容認しているはずです。なるほど、考えてみれば、高いからと買い控えられれば売り上げはゼロなので、学割価格でも売れてくれる方が実入りが大きいという算段ですね。製品の使用に期限はなく、その後のアップグレードも可能とのことなので、あわよくば常客になってくれるやも知れませんし。

ただし、皆がこの手段で買うようになったら、さすがにAdobeもストップを掛けることでしょう。本来なら買わなかった人が学割で買う分にはOKでも、買うはずだった人までが通常版ではなく学割で買えば総売り上げは減少し兼ねませんので、この手段が使えるのは今の内のような気がします。

さて、FLASHは買ったものかどうか。57,270円は高いような、お得なような…。取りあえず一ヶ月お試し版で凌いでみましょうかね。

 

α55

昨日、発売されたばかりのSONY α55を触ってきました。これ、ヤバいです。

α55

近くに置いてあったCanon EOS Kiss X4と握り比べても一回り小振りなサイズ。そして、何がいいってオートフォーカスのスピードが速いのなんの。Cyber-shot HX5Vのフォーカスが「キュッキュッ」という感じだとしたら、EOS Kiss X4は「キュッ」。そしてα55は「パッ」。コンデジのフォーカス合わせでは往々にして距離感を探るようなもたつきが見られますが、α55だとシャッターボタンに触れた瞬間に画面がカッチリ固まります。これならうっかり半押しせずに押し込んでも、それなりの絵が写せそう。ああ、ぜひとも水中で使ってみたい…。

プロや気合いの入ったマニアからすればいろいろと注文もあるのかもしれませんが、私のようにずっとコンパクトデジカメを使ってきた者にとってはレンズやら画質やらに強いこだわりもないため、この基本性能だけでも十分すぎる感じです。

9/23からのセブ行きに合わせてαNEX-5を買う気満々だったのですが、どうやらNauticamのハウジングが間に合わなそうなので見送るかも知れません。それに同じαでもαNEX-5は一眼レフよりもCyber-shotに近いカメラのような気がします。重量こそ倍ほども違いますが、HX5Vと併用するのであればαNEX-5よりもα55の方が面白い組み合わせなのは間違いないでしょう。

ならば対応ハウジングの発売待ち。これまで一眼タイプのカメラ市場ではとにかく二社が強かったので、αシリーズの水中ハウジングはオーダーメイド以外で聞いたことがないのですが、今ならきっと出ますよね。

最近の流れからしてSeatool社は真っ先に対応することでしょう。INONは最近Panasonic機に注力しているので出すことはないかな。Sea&SeaやZillionもCanon&Nicon路線を続けるのではないかと。そこで新進気鋭のACUAPAZZAやNauticamが乗り出してくれれば嬉しいです。どちらも仕事が遅いのが気掛かりですが…。

αNEX-5用ハウジング APSO-NEX5

AQUA FORUMのサイトにACQUAPAZZAのαNEX-5用ハウジング APSO-NEX5の案内が載りました。

APSO-NEX5の俯瞰写真

液晶モニタを傾けて使うこともできる(何とも意欲的なギミック!!)スラントカバーモデルが売価153,000円(税込)、オーソドックスなフラットカバーモデルが130,000円(税込)だそうです。

APSO-NEX5の背面

別売のズームレンズポートにはINONのマグネットロータリが採用されていて、昔ながらのギアがありませんね。単体で使うならともかく、接続したハンドルグリップを握った状態で手早くアクセスできるものかは実物を見てみないと何とも言えない感じです。

あと、気付いたところでは、いつものACQUAPAZZAマーク(↓)が見当たりませんね。

ACQUAPAZZAマーク

代わりにブランド名のプレートが見られます。

発売は9月末とのこと。ACQUAPAZZAのサイトにはまだ情報が出ていないので、実質は不確定なのかも知れません。

個人的には9月24日、25日にいつものマクタンの海で潜る予定があり、それまでに入手できるなら買う可能性もあったのですが、Nauticamともども間に合わないかも知れません(もう一つの選択肢であるSeatool製ハウジングはHX5Vの件もあって魅かれませんでした)。そうなるとα NEX-5自体をパスしてしまうかも。同じSONYで言うと、本日発売となったα55が抜群に良いように思えてきたもので…。

SONY製iPhone用ヘッドフォン

Fisheyeのblogが更新され、NauticamのαNEX-5用ハウジングの価格が発表されました。 本体138,000円、ズーム用レンズポート24,000円、ズームギア13,000円(すべて税抜き)ですか。 また、以前から気になっていた点にも言及がありました。

光ファイバーケーブル差込プレートにより、外部ストロボの接続も簡単です。

着脱方式は相変わらず不明ですが、アタッチメントが用意されるみたいですね。 さて、今日はヘッドフォンの紹介。AppleのライバルでもあるSONYから「iPhone向け」と銘打ったヘッドフォンが発売されるようです。

前々からiPhoneにはSONY製がベストマッチという評判がありましたが、いよいよSONYもiPhoneビジネスに参入ですか。まあ、このヘッドフォンが売れたとしてもAppleをアシストしたりWalkmanの売り上げに影響を及ぼすことはないでしょうから、良い判断ではないでしょうか。

マイク付きで、ボリュームコントロールもボタン式。ダイヤルやスライダの方式とは違ってiPhone本体の音量をコントロールできるので快適です。

お値段も3,500円強と、同タイプのApple In-Ear Headphones with Remote and Micやradius RK-AHF11と比べてもリーズナブル。

私は度々ヘッドフォンを断線させてしまうので、次はこれを買ってみようかと思います。