Nauticamの新作ハウジングはNicon D7000用か?

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この通りNauticamの次のハウジングはNicon D7000になるみたいですね。Fisheyeのサイトに載ってました。Nauticamの米国サイトには以下のオフィシャルコメントがあるのですが…。

Nauticam has not yet officially announced a housing for the D7000 yet. Yet. Officially.

まあFisheyeも勇み足っぽいとはいえそれなりに情報を仕入れての発表でしょうし、Nauticamとしても順当な選択の様な気がします。D7000は既にハウジングの発売実績があるD90の後継機種なので(それにしても90→7000って…)開発面で有利なのかもしれませんが、より小振りなD3100(9/16発売)は視野に入っていなかったのかな?

私としてはSONYのα55用のを作って欲しいのですが、エドワードさん、SONY αはNEX-5で懲りたのかもしれません。いや、このお戯れはけっこう楽しそうですけど。

モデル水中撮影1

モデル水中撮影2

小振りで取り回しの楽なデジタル一眼カメラの有用性は認識されておられると思うので新しい情報を待ちたいところです。

「D7000対応ハウジング11月発売予定」ってことはNauticamのペースだと発売は2月かな。

台風14号は危険だ!

昨日、台風14号が発生しました。コースを予想するに、北側に高気圧が構えているので日本の太平洋沿岸を舐めながら進行するパターンが濃厚かと。奄美大島の視点で言えば東側を抜けそうなのがせめてもの救いですが、ちびちびと進もうものならまた被災の追い討ちになりかねません。これまで台風の個数が少なかった分海水温が高いわけで、上陸せずに海上を進むようなら容赦なく発達して他の地域にも甚大な被害を及ぼしそう。要警戒ですね。

さて、9月の座間味ツアーで追い立てられるように帰ってきたダイビング仲間の一人が今週末リベンジがてら那覇に行くことになっているものの、ちょっと無理そう。もし飛行機が飛べても海況は…。さすがのプレフリのボートですら出ないかも。それにしてもこの台風の少ない年に二連続で遭遇とは見事なものです。ひょっとして彼が台風を呼んでいるとか…。

奄美のダイビングショップは無事だそうな

記録的な集中豪雨に見舞われた奄美大島。交通や通信が寸断された龍郷町は私も2回だけ行って馴染みがある場所。ちょっと気になっていたのですが、とりあえず前回利用したショップは無事だったようです。

奄美のビーチ
ダイビングショップ兼レストラン兼宿泊施設からの眺望

私の奄美大島の印象は、水温が高い(クリスマスでも24℃あった)のと、ビーチがひたすら浅く、小物が多い豊かな海という感じ。マクタンの海にも似たところがありますね。前回の4年前は私はまだ漠然と写真を撮っていた頃なので他人に見せられたものではないのですが、今あの海に行けば、そこそこのショットが何枚かは撮れそうです。

まだ島自体が復旧作業に取り掛かったばかりでしょうから、もう少し経って落ち着いた頃に、また行ってみるのも良いと思いました。

そうそう、かの地の近辺にはお店が少ないので、旅の途中で酒と食料は買い込んで乗り込むのが良いかも知れません。

αNEX-5用ハウジングのおさらい

9月前半に発売されていれば私も買っていたであろうαNEX-5用ハウジングの情報が出そろってきたので、ここいらでまとめておきます。 Seatoolは特に目新しい情報無し。 Seatool NEX-5用ハウジング サイトの記載も以前から変わっていませんね。撮影サンプルもコンデジと代わり映えしない写真ばかりの様な…。 何というか、こちらのメーカーはハウジングの入手を急ぐ場合と、他社からハウジングが出そうにない時には頼りになりますが、それ以外の場合はちょっと…。 次にACQUAPAZZA。ギャラリーページに一通りの写真が掲載されています。今気付いたのですが、このハウジングにはアクセサリシューがありませんね。まあ、ポールを立てるためのベースがあるので良しとするか。 ACQUAPAZZA NEX-5用ハウジング 興味深いのはαレンズ用のポート。

ACQUAPAZZA NEX-5用ハウジング(50mm)
50mmレンズ用
ACQUAPAZZA NEX-5用ハウジング(100mm)
100mmレンズ用

長っ。これだとバランスが…。まあ、それだけカメラ本体が小さいということなのでしょう。 でも、撮影サンプルにはなかなか良い感じの写真を載せていると思います。クマドリカエルアンコウは後ろ姿ですが、拡大すると肌の質感まで見て取れます。ピグミーシーホースも、私もこんな感じで撮ってみたいと思わせるものでした。 なお、製品の情報はメーカーよりもこちらこちらといった販売店のページの方が情報を拾いやすいかも知れません。 そしてNauticam。10月26日発売だそうです。当初7月とされていたので3ヶ月遅れですか。

Nauticam NEX-5用ハウジング

Nauticam NEX-5用ハウジング with Nikonos発売時期とオプションのラインナップが出そろった以外、特に目新しいニュースはありません。それにこんな写真(→)を見せられると、何だかガッカリしてしまいます。別にニコノスレンズが悪いわけではないものの、今となっては未使用品などは入手不可能に近いわけで、いくら専用のレンズが2種類しかないといっても、これを引っ張り出してこられてもなぁと。メーカーサイトの撮影サンプルも、あまりグッとくるものはありませんし…。 でも、来年あたりEマウント用のマクロレンズが発売され、対応レンズポートを用意したら、また評価は変わってくるかも知れません。 最後にAcuatica。こちらはカナダのメーカーのようです。日本にはまだ製品が入ってきていないのではないでしょうか。 Acuatica NEX-5用ハウジング(前面) Acuatica NEX-5用ハウジング(背面) 水深300フィート(約90m)まで大丈夫とのことですし、売価は$1,349(約11万円)とお安め。まだ10月15日に発表されたばかりでCAD画像の状態な上、レンズポートやオプションなどの情報が乏しいのですが、興味深く見守ってみたいと思います。

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さて、新たなファームウェアによってNEX-5でもAマウントレンズでAFが利くようになりましたが、その動作は遅いとの評判です。ならば、やはりこの機種はパス。欲しいタイミングで買えないとこうなっちゃいますよね。

で、私は一眼レフ系の水中カメラセットを買う気はあるものの購入候補がなくなってしまったのですが、来月17日からラスベガスで開催されるDEMAショーで何らかの新着情報が得られるのではないかと期待しています。どうやらAauaticaのハウジングも展示されるようですし。

できればα55用のハウジングをNauticam社が発売してほしいのですが、果たして定番のNiconよりもSonyの入門機を優先させるかどうか。直近のハウジングがCanon Eos KISS X4、Sony αNEX-5とローエンドを狙ったかと思えば、PHASE ONE 645DFなる超マニアックなカメラにも手を出していますし…。

リゾートホテル評(アネモネリゾート・ファンルーム編)

コンチキリゾートの質素さで思い出しました。3月にマクタンに行ったときに泊まったのがアネモネリゾートのファンルーム。なにしろ物色したツアーの中で一番安かったもので。

アネモネリゾートの建物

チェックインはノートに名前を書くだけ。フロントもちょいちょい無人になりますが、それでもコンチキほど無防備ではなかったかな。

ファンルームというからさぞ楽しげなのかと思いきや、扇風機のお部屋でファンルームとのこと。なるほどクーラーではなく扇風機が鎮座していました。

内装と扇風機

床はタイル敷き。ベッドは広いテーブルに薄いウレタンとテーブルクロスを被せただけのような感じ。

水周りもちろんテレビも冷蔵庫もセキュリティボックスもバスタブもお湯シャワーもありません。洗面所にあるのは石鹸のみ。便座もなしです(陶器の便器とフタだけの構造)。

ま、バックパッカー向けという触れ込み(ものは言いようだなぁ)で質素なのは事前に案内を読んで解ってましたし、ツアー代金をほんの数千円上乗せすればまともな部屋にアップグレードできるのも知っていたのですが、話のネタとして面白かろうと。ちなみに1泊16ドルの部屋だそうです。

便座のないトイレは最初はちょっと躊躇しますが、セブではダイビングボートのトイレもそうだっりするので、まあいいでしょう。

ぬるい水シャワーも熱帯気候の地では気持ちがいいものです。3月はまだ涼しいのでクーラーがなくても過ごせました。でも、夏場にあの部屋はきついかな。

いや、でもアネモネリゾート・ファンルームといいコンチキリゾート・スタンダードルームといい、贅沢な日本人の要求水準に達していない感じの部屋を、しれっとツアーのラインナップに並べてしまうてるみくらぶの度胸には感心してしまいます。