牛丼

安価、または短時間で外食を済ませたいときは牛丼が最適です。しかもお米の料理なのでフィリピン人にもお勧めします。

Gyudon, 牛丼
赤いのは紅生姜。生姜を梅酢に漬けたものです。自分でトッピングできるのでお好みでどうぞ

牛丼は、たまねぎと一緒に甘く煮込んだ牛肉をご飯の上に掛けただけのお手軽料理なので、注文してすぐに運ばれてきます。しかもシンプルな品は一杯400円くらいです。健康に配慮してサラダをつけても500円で収まります。

牛丼のチェーン店としては吉野家松屋すき屋なか卯などが有名です。鉄道の主要駅の近辺には必ずお店があります。

トイレットペーパー

フィリピンではトイレで用を足した際のトイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てますよね。なんでもトイレットペーパーが水に溶けにくかったり、下水の配管が詰まりやすいとか。

日本では使用済みトイレットペーパーは便器に捨てて流すのが基本です。日本製のトイレットペーパーはすぐに水に溶けるので一度に大量に流さない限り詰まることはありません。よってゴミとして処分する手間もありません。

Toilet 1Paper, トイレットペーパー

ちなみに飛行機のトイレも日本と同じですね。トイレットペーパーを便器内に捨てられます。

コンビニコーヒー

フィリピンのセブンイレブンのドリップコーヒーは、自分で機械を操作して備え付けのカップに注いでからレジで清算する方式ですよね。でも日本のコンビにでは違います。セブンイレブンとファミリーマートではレジで空のカップを買ってから自身で機械を操作して注ぎます。ローソンではレジでコーヒーを注文すると店員が注いでから渡してくれます。

7-Eleven coffee machine in the Philippines. フィリピンのセブンイレブンのコーヒーマシーン
フィリピンのセブンコーヒー。自分でカップに注いでからレジで精算します。
ちなみに肉まんも同じです。フィリピンでは自分で包装紙に入れてレジに持っていくけど、日本では注文すると店員が包装紙に入れてから渡してくれます。

お箸は何膳ご利用ですか?

温めますか?」の続き。

コンビニでお弁当やカップラーメンを複数個買うと、店員から「お箸は何膳ご利用ですか?」と訊かれるでしょう。つまり「何人分必要ですか?」または「何食分ですか?」という意味ですね。日本では一般的にコンビニのお弁当やカップラーメンのパッケージには箸やフォークが付属しないので。

Chopstick、箸

なお「膳」は箸の個数を表現するときの語尾の言い方で、英語の「one person」「two peaces」「three blocks」という表現に似ています。

よって「お箸は何膳…」と訊ねられたら数を答えてください。模範的な答え方は「一膳」「二膳」「三膳」だけど、「1つ」や「1個」でも十分通じます。もちろん指のサインでもOK。数字なら英語も通じます。

不要な時の答えは「いりません」です。店員が箸をくれなかったけど、それが欲しい時は「お箸をください」と言います。

温めますか?

当然ながらコンビニエンスストアは日本にもあります。というか店舗数もサービス内容もフィリピンや他の国より日本の方がずっと充実しています。

なお、コンビニエンスストアは通常「コンビニ」と略して呼ばれます。

convenience store、コンビニエンスストア

なお、お弁当やお惣菜を買おうとすると「温めますか?」と日本語で尋ねられるでしょう。これは「電子レンジで加熱しますか?」という意味です。「はい」または「いいえ」で答えてください。

また、訊ねられなかったけど温めて欲しい時は「温めてください」と言いましょう。

お風呂

フィリピンの人にぜひ試してほしいのが日本のお風呂文化です。

フィリピンに気候が近い沖縄県を除いて、住宅の風呂場にはバスタブが備え付けられています。欧米だとバスタブは体を洗う場所かもしれないけど、われわれ日本人はバスタブに40℃前後のお湯を張って数分間浸かります。体はバスタブの外で洗います。

bathing、入浴

熱いお湯に浸かる行為は最初は慣れないだろうけど、特に秋や冬、寝る前にこの入浴方法を試してみてください。フィリピン人にとって日本の寒さはこたえるだろうけど、お風呂に浸かると体の芯が温まるので、寒い夜もぐっすり眠れます。

その上、入浴には自律神経を整えるリラックス効果もあります。きっと気に入りますよ。

卵かけご飯

卵かけご飯は多くの日本人の大好物です。何しろ安価だし、手早く食べられ、栄養価も高いので。

作り方は簡単。暖かいご飯に卵の中身を全部乗せ、醤油をかけるだけ。それを箸でかき混ぜて食べます。いや、卵は他の器の中でかき混ぜてからご飯に掛けた方がいいかな。

Tamagokake-Gohanm、卵かけご飯日本以外では生卵を食べるのは一般的ではないと聞くけど、日本人からするとBalutの方がよっぽどグロテスクに思えます。

グリーンクロス・アルコール

今年の夏に来日したばかりの知り合いのフィリピン人女性はGreen Cross Alcoholが恋しいといいます。母国では保湿効果のあるこの消毒液をよく使っていたようで。

Green Cross Alcohol

この商品、日本では一般的に売られておらず、わずかな輸入品店で買えるだけです。しかも500mlボトルが1,000円くらいしています。フィリピンだと確か70ペソ(170円くらい)ですよね。バカ高だ。

よって以下のどれかの方法で入手するのがいいでしょう。

  • 自身が帰国する時に買って持ってくる
  • 一時帰国またはこれから来日する知人に買ってきてもらう
  • 現地の家族に国際荷物で送ってもらう(※)

※ 液体物は送れないかもしれないので要確認。

なお、日本では液体ではなくジェルの方が一般的です。液体タイプならこちらの商品が入手しやすいかも。

シーフードヌードル

フィリピンの人は日清のシーフードヌードルが大好きだと伺っています。かつてはそれをめぐって殺人事件まで起こったともあるとか。私も馴染みのダイビングサービスのフィリピン人スタッフにお土産としてプレゼントして感謝されたことがあります。

Nissin CUP NOODLE SEAFOOD シーフードヌードル

さて、そんなシーフードヌードルですが、それを提供するラーメン店はなかなか見つかりません。もっというとカレーヌードルも街では滅多に見かけません。それらは日清がカップヌードル用に開発したものなのでしょう。

よってシーフードヌードルに最も近いのは長崎ちゃんぽんかも。長崎ちゃんぽんはリンガーハットなどで食べられます。