相撲は個人競技ですが、団体戦でもあります。
すべての力士は「相撲部屋」と呼ばれるグループに所属しています。相撲部屋は現在45あり規模は様々ですが、大会では同じ部屋に所属する力士同士は対戦しません。
従って、横綱を輩出している部屋の力士は、横綱のいない部屋の力士よりも有利になります。
相撲のことはフィリピン人も漠然と知っているでしょう。短く「相撲」と呼ばれることもあります。有力力士の1人である高安は母親がフィリピン人です。
相撲は日本の国技とも呼べるスポーツで、もともとは神事でした。そのため新しく横綱(ランキング最上位の名称)に昇格した力士は神社で神様に向けて土俵入り儀式を行います。
ほとんどの力士は肥満体に見えるけど意外にも彼らは運動神経もいいアスリート達です。中には288kgの力士もいます。体重に見合った筋力を持っていないと日常生活すら困難な重さです。
相撲は柔道やレスリングのように体重別ではないので巨漢と小兵も対戦します。多くの場合、重たい人の方が有利だし、持久力よりも瞬発力が有効なので、それに最適化された体形と言えるでしょう。
フィリピンでは9月からクリスマスシーズンが始まるけど、日本ではだいたい11月末から12月25日までの一ヶ月間です。
ただし、日本におけるクリスマスは、人口の数%のクリスチャン以外にとっては単なる商業的なお祭りです。様々な場所でイルミネーションが飾り付けられます。
もしくは以下のような日です。
30年ほど前、日本の景気が最高潮だった頃は「カップルが親密なひと時を過ごす日」という意味合いだったので、どこのホテルやロマンチックなレストランも予約でいっぱいでした。
でも、その後の景気の停滞により、そのような風潮はすっかりなりを潜めました。普段通りに仕事をしていて気づかない人も多いようです。
ドナルド・キーンさんという日本人がいます。95歳になるキーンさんは米国生まれですが若い頃から日本の文学や文化への造詣が深く、長らく日本で通訳や文学者として活躍し、東日本大震災の後は日本に帰化しました。よって今の彼の正式な名前は苗字が先に来るキーンドナルドさんです。以前はよくテレビ番組に出ていました。
彼のエピソードで私が好きなのは「街で見知らぬ日本人の老夫婦から道案内を頼まれた」というもの。彼は日本人以上に日本に精通しているけど顔立ちは西洋人そのものです。その老夫婦がキーンさんのことを知っていたのなら納得だけど、知らなかったなら、話しかける前から「見た目は外国人でも日本人同然だ」と判断したことになります。