ety tv macOS 64bit

Macの定番ビデオキャプチャアプリであるEyeTVがアップグレードされました。前のバージョンは32bitアプリだったらしく、最新のmacOS Catalinaでは使えなかったのですよね。

eye tv macOS 64bit icon

Catalinaリリース以降、ずっとこれを待っていたので早速サイトにアクセスしてアップグレードしました。

以前のバージョンのキーコードは使えず、€25,17(3,000円ちょっと)で買い直しになるけど、さほど高額でもないのでまあ良いでしょう。

PayPalで購入を済ませたら、PayPal内のリンクをクリックしてインストーラーをダウンロード。インストールもあっさり完了、無事アプリが使えるようになりました。

私がリポートしておいた日本語が表示されない不具合ももちろん解消されています。

これで私もようやくCatalinaに完全移行できそうです。

恐竜についての素朴な疑問

Animal Planetが最近恐竜の番組に力を入れています。やっぱ映画『ジュラシック・ワールド』の公開に合わせたのと夏休みの子供受けが良いからかな。

Animal Planetのバナー
Animal Planetのバナー

恐竜研究は日進月歩。断片的な化石しか残っていないのに、さまざまな事が解ってきました。最近ではティラノサウルスに羽毛があったことはほぼ確実なのだそうな。

そこで私には一つの素朴な疑問があります。鳥はいわば恐竜の生き残りですが、小さなハチドリから大きなダチョウまで様々な種類がいます。数世紀前まではさらに大きなモアなんてのも生きていました。

哺乳類の場合、爬虫類から進化した共通の祖先がいたとのことだけど、鳥にも共通の祖先みたいな恐竜がいたのでしょうかね。それとも何種類かの恐竜が鳥となって今日に至っているのかな。

エビのままでいたい

映画『アリのままでいたい』が公開中です。まだ見ていないけど楽しそうですね。

しかも撮影監督の栗林慧さんと主題歌を歌う福山雅治さんは私にとって同郷の長崎県出身。その上、福山さんと私はは同じ日に生まれたのだよな。何もかも、えらい違いだ…。

それはともかく、昆虫の生態をマクロに動画撮影している点は私の写真にも通じるところがあります。私の場合はメインの被写体がエビだけど、同じ節足動物だしサイズ感も同程度。こちらが愛情をもって接しても決して懐かない点も同じです。

Hairy shrimp
私が好んで撮影するのがHairy shrimp

てなわけで、自分もエビが主役の動画を撮ってみたくなりました。

ただし、水中ではさまざまな制約を受けます。空気残量、水深、水圧、冷え、窒素酔い、流れ、うねり、濁り、浮力、危険生物、そしてダイビング代金。

本格撮影のために海底に三脚を立てるぐらいはできるけど、エビが魚に食われたり、エビが他の生き物を捕まえるシーンを粘って撮るにはリブリーザーでも背負って水中で何時間も粘らないことには。もはやレジャーダイビングでは不可能な領域です。どうにも昆虫映画の真似はできそうにありません。

技術的な面で言うと、栗林さんは内視鏡のレンズを元に独自開発した例のアリの目カメラで撮っていますね。あれは被写界深度が深く、バッタのクローズアップの向こうに遠くの海がしっかり映ります。

対して私は市販の一眼レフカメラと105mmの中望遠マイクロレンズ。寄れば寄るほど被写界深度が浅くなり、エビのアップを撮ろうものならほんの奥行き1〜2mmにしかピントが合いません。被写体が僅かに動いただけでピントが目から外れてしまいます。

いや、そもそも私のカメラではハイスピード撮影が不可。もし印象的なシーンが撮れても鮮明な像によるスロー再生はできないわけです。

動画を撮るならもっと違う機材が必要になるけど、そんなお金はないや。

8ミリビデオ全滅

断捨離の一環としてビデオテープを棄てることにしました。若い人は解らないだろうけど昔は動画をビデオテープに録画していたのですよね。DVDもYoutubeもない当時、多くの人がテレビ放送を録画して手元に残していました。ほんでもってそのコレクションの充実ぶりが誇らしかったという。私もVHSと8ミリのテープにあれこれ録画していたのですが、あれはもう20年も前になるのか。

そこで8ミリビデオテープを棄てるにあたり、希少なものだけはMacのHDDに保存しておくことに。例えばRINGSのコレクションです。

Fiting Network RINGSのビデオコレクション

知らない人に向けて言うと、RINGSは1991年に発足し、前田日明が率いた当時新興の格闘技団体。月1回のペースで開催されるイベントがWOWOWで放送されていました。空手やキックボクシングのような立ち技系選手、柔道やサンボのような寝技系選手、そして投げ技を持つプロレスや総合格闘技の選手が統一ルールの下で戦う斬新な格闘ショーでした。特にヴォルク・ハンやアンドレイ・コピィロフといったロシア勢の知恵の輪のような関節技の攻防は圧巻だったのですよね。有名どころでは若かりし頃の角田信朗さんが名を上げたのもここでした。

よってヤフオク!で8ミリビデオカメラ(レンタル品)を落札。2週間コースで2,000円+往復の送料です。返送費を含めたら4,000円ちょっとですね。

後日、商品が到着。さっそくケーブルをMacに繋いだEyeTVに接続し、カセットを挿入して再生。でも30本近くあるRINGSのコレクションはほぼ全滅でした。ひたすら砂嵐です。時折映るものの、すぐに絵と音が飛び飛びになって視聴に耐えません。RINGSだけでなく初代タイガーマスク特集もブルーザー・ブロディー特集も映らず。カセットの保存状態が悪かったんでしょう。残念。

RINGS時代の前田日明
RINGS時代の前田日明。かろうじて映ったテープから

そればかりかテープを取っ換え引っ換えで3時間ほど使っていたらビデオカメラのカセットトレーが飛び出して、それっきり戻らなくなりました。もう何もできません。まあ20年以上前の機械です。そんなこともありましょう。

レンタル業者に連絡を取ったところ交換か返金してくれるとのことだったので迷わず返金を選択。交換してもらっても同様の古い機械が届くだけだし、もはやビデオテープの多くが無事ではないことが解ったから。コレクションは棄てるしかないですね。

そんなわけで、もし貴重なビデオ(お子さんの幼少時代の記録など)がそのままになっている人は、急いでHDDなりDVDにダビングした方がいいです。テープとデッキの両方がいつまで無事か解らないから。

DVDレコーダーが壊れたが…

wordpress-logo私は気に入ったテレビ番組をMacに保存しています。ジャンル的には海洋生物関係のドキュメンタリーが多いです。最近ではNHKのダイオウイカの番組がコレクションに加わりました。

保存方法は、J:COMのHDDレコーダーの再生を東芝のRD-E305K(HDD搭載DVDレコーダー)のHDDに録画し、DVD-RWにダビングしてMacでリッピングするというもの。まどろっこしいけど過去の経緯でそうなっています。

でも最近RD-E305Kが不調をきたしDVDを認識できなくなりました。DVD-RWが1回しか使えなくなり、DVD-Rもダメ、終いには再生用タイトルすら認識しないというありさま。買って3年経っているので、そういう不調が出てもおかしくはないのですが、素直に修理していいものか。

というのもこのRD-E305K、ユーザーインターフェスの設計がお粗末すぎるのですよね。

例えば、番組表から選んで録画予約した際、そのチャンネルが未契約だったとしても警告はありません。そんでもって時刻が来ると「この番組は録画できません」だと。ならばと予約を取り消そうにもそれもできません。

他にもメニューから設定をリセットする項目を選ぶとHDDまで初期化してくれたり、「このDVDは認識できません」が表示されたからとDVDを取り出してもメッセージが消えなかったり。

また、DVD-RWを挿入して「かんたんダビング」を選ぶと「初期化してください」と言ってくるので初期化して再度試すと、ダビングの冒頭で初期化を始めます。だったらやらすなよ。この手の予想だにしない操作方法や、何かにつけ二度手間、三度手間を強いる設計が随所に見られます。およそ取説を読まないと、ちょっとした操作すら把握できないUI設計です。

だいたいボタンが60個以上もあるリモコンやA4判で合計250ページ超の取説(2冊)が付属している点で落第でしょう。内情は知らないけど、私が思うに昔のビデオデッキの頃の開発体制を引きずっているのかなと。まずハードウェアありきで開発して、各機能をリモコンのボタンに割り振りつつソフトウェアを作り、取説で網羅したら完成という。

私は二度と東芝製のAV機器は買わないと決めました。ユーザーインターフェスの設計力がなさそうだぞと。

現象からしておそらく内蔵のDVDドライブを交換すれば直ると思うのですが、自分でやるのは難儀。特にドライブの調達が厄介です。「東芝用」なんてのが売っているわけではないから。

さてどうしたものか。修理代は新機種を買うよりはずっと安上がりだとは思うけど、これ以上この機種にお金を掛けるのは…。

この際、誰かに譲るかネットオークションに出そうかな。地デジを撮って、見たら消す用途になら不自由はないし。修理するならどうぞってことで。