玄関先にゴミを置いていくNTT

一昨日、帰宅したら玄関先にタウンページの冊子が置いてありました。

でもインターネットが当たり前になった今、タウンページなんかゴミ同然です。資源ゴミ。というか紙にしろインクにしろ運送にまつわるあれこれにしろ、まったくの無駄です。そんなもの希望者にだけ届ければいいものを。

私は数年前、今の住居に引っ越す際、NTTに「電話帳いらない!」とはっきり伝えましたし、フレッツ光ユーザでもあります(引っ越し当時、他のブロードバンドサービスは範囲外だったので…)。それでも連中は顧客管理やら顧客サービスなんぞはまるっきり考えてなくて、どうせ下請け、孫請けの業者に丸投げして黄色い資源ゴミを町中に撒き散らしているのでしょう。もちろん顧客から徴収したお金の一部を使って。

私は通信会社としてのソフトバンクもあまり好きではないものの、例の孫さんの「光の道」提案では、ぜひともお役所体質が色濃く残るNTTを市場競争のど真ん中にぶち込んでもらいたいものです。

プロ野球のプレーオフ制度は実にけしからん

5年前の悪夢の再現。またもやシーズン優勝の福岡ソフトバンクホークスがクライマックスシリーズで千葉ロッテマリーンズに負けて日本シリーズへの出場を逃しました。よもや杉内がまたやられるとは。しかも、今回は一勝のアドバンテージもあったのに…。

まあ負けてしまったのはしかたがないのですが、やはり3チームによるプレーオフ制度に無理があるとは思います。休養が取れる優勝チームと、さらに戦って勝ち上がる必要のある2位3位チーム、いちがいにどちらが有利不利とは言えないものの、興行の観点からすると、頑張って優勝したばかりに2位チームよりも試合数が少なく出番とメディア露出が減って稼ぎそこなうというのはどうにも腑に落ちません。

かといってクライマックスシリーズへの進出権を4位チームにまで与えるのもさすがに無理がある気がしますし、いまさらクライマックスシリーズを無くすのも望ましくないので、やはりパリーグだけでも早急に8チーム制に移行すべきだと思います。

とはいえ急には無理なので、クライマックスシリーズ1stステージの日程で、優勝チーム対下位3球団選抜チームのドリームマッチを3試合組むというのはどうでしょうかね。選抜チームが勝ち越しても勝ち上がりはないものの勝利や活躍には賞金を出すことにして。選抜チームは感覚的にはNFLのオールスター「プロボウル」みたいな感じでしょうかね。選ばれることが名誉であり、シーズン直後の見せ場でもあるという。

そういうことを主導すべきコミッショナーって今誰でしたっけ?たぶん何もしてないんだろうな…。

iPhoneの海外利用はおっかなくて

先のマクタン島での最終日の朝、現地を立つ前にお世話になったダイビングショップに連絡を入れる用事ができたのですが、どうにも躊躇してしまいました。料金がいくらかかるか解らないからです。電話でも良かったのですが、開店前の時間帯だったためメールにする必要がありました。

海外パケットし放題バナー私のケータイはiPhoneなので、もちろんフィリピンでも使えます。そして先頃始まったSoftbankの海外パケットし放題サービスを活用すれば一日あたり上限1,480円で収まることは知っていました。

ただし、旅先ではケータイ無し生活を送ろうと決めていたので提携の指定業者はうろ覚えでした。確かGlobe Telecomだったと思いましたが確信がありません。データローミングをオンにすれば調べることも出来ますが、その際に提携外の業者を介してしまうとかなりの通信量を請求されパケ死しかねません。iPhoneはインターネットに接続した途端、受信メールボックス内のすべてのe-mailを読みにいってしまいますので。どれくらいのメールを送受信すれば、どれほどの通信量がかかるのか皆目見当がつきませんし。

とは言え、要件を伝えないわけにもいかないので、iPhoneでメールを打ち終えてから覚悟を決めてデータローミングをONにして送信。そして返事を待つことなく、すぐさま通信を遮断。そのわずかな時間内にもかなりの数のメールを取得してしまっていました。

後日、My Softbankにアクセスし、おそるおそる9月分の明細を確認すると以下の記載が。

iPhoneがdocomoの回線で使えるようになる?

日本通信株式会社が輸入iPhone/iPadをdocomo回線で使えるようにするとのこと。まあ、いいでしょう。MVNOではあってもdocomoがiPhoneの国内販売権を手に入れる話とは違うので。と言うか歓迎します。

私は東京デジタルホン→J-Phone→Vodafon→Softbankと継続的に10年以上使ってきましたが特に愛着はありません。むしろSoftbankにはやや不信感を抱いています。二年前にiPhone 3Gが発売された際、前日になって予約を一方的に取り消されましたし、翌日その店舗の抽選に並んだものの外れ。しかも抽選の前には店員が「外れても次回入過分の予約が可能」と言っていたにも関わらず、抽選後には「予約不可」と。まったく統制が取れていないだけでなく、接客業としての基本教育すらなされていないことが見て取れました。その頃のSoftbankには、その手の風評がたくさんありましたよね。今はどうかは解りませんが、嫌な思いをした時の印象は強く、後々まで記憶に残るものです。

そういうわけでiPhone/iPadの取り扱いにライバルが現れ、Softbankに緊張感が生まれることは好ましく思います。こちらが流行ればSoftbankは懸案のインフラの増強計画を強化せざるをえないでしょうから。私はちょうど白モデルを待っていたところなので興味深く動向を見守っていきたいと思います。

ただし、気掛かりは輸入iPhoneが壊れた場合。Appleは通常、外国で買った同社製品も修理対象にしているようですが、さすがに輸入iPhoneだと銀座や渋谷のAppleストアで即時交換とはいかないでしょう。輸入業者に託すも、繋ぎの代替機も貸してもらえずに修理待ちなんてことであれば、ちょっと契約するのがおっかないです。このあたりがこのサービス最大の課題かなと。

iPhoneをdocomo回線で使いたくはない

docomoがSIMロックを解除していく方向だそうですね。「閉鎖的だ」とのレッテルを貼って世間のSoftbankへの風当たり、プレッシャーを強めようという作戦でしょうか。「消費者は通信会社を自由に選べるようになるべきだ」と。

一見ごもっともな話に聞こえます。確かに選択の自由があるのは好ましいことです。でも、もし政治主導でiPhone/iPadのSIMロックが解除されたなら、それこそ皆docomoに流れますよね。仮に「Softbank回線の方が1,000円安いです」などと言われても、多くのiPhoneユーザは「1,000円の差なら繋がりやすい方が良い」と考えるはずです。結果、docomoが勢いづいてSoftbankが失速すれば競争が阻害されてしまいます。両者の契約者数の比率はおよそ56:22と、いまだダブルスコア。弱い方のSoftbankがiPhone/iPadという類い稀な武器を持っているからauを含めた三つ巴の競争が成り立っているわけで、SoftbankがiPhone/iPadの事実上の独占権を失えば、遠からず彼らは死に体となって、後はdocomoのやりたい放題にもなりかねません。

と言うことで、私はiPhone/iPadがより繋がりやすいdocomo回線で使えるようになるのではなく、インフラが整備されてSoftbank回線のままで今よりも格段に繋がりやすくなることを強く願います。差し当たり東京の地下鉄を何とかしてもらいたいものです。