シンガポール航空のアプリ

レンベに行くにあたり、シンガポール航空のアプリを入れていきました。

Singapore Airアプリ

このアプリではチェックインや座席指定ができ、おかげで空港ではスムーズ。例えば帰りのサムラトゥランギ空港では、前に並んでいた欧米人の団体さんが手続きに一人当たり2分ぐらいかかっていたけど、私のときは15秒ぐらい。国際線へのチェックインが済んでいたから。もちろん座席は隣も空いている箇所を選んでおきました。

また、スターアライアンス加盟のマイレージも登録できるためANAマイレージの番号を登録しておいたら、搭乗の数日後に自動的にANAマイレージが加算されました。ちなみに往復で4,600マイルくらいです。

そんなわけで、シンガポール航空に乗るならこのアプリの利用をお勧めします。

レンベツアーのフライト事情

ふと思うところがあってインドネシアのレンベ行きの空路を調査してみました。3年前に行ったときとは変わっているかもしれないので。

モデルケース的なツアーを選んで調べたところ、こんな感じです。

羽田→チャンギ国際空港

22:55発 シンガポール航空(ANA) 05:00着(7時間5分)

成田→チャンギ国際空港

20:50発 シンガポール航空 03:00着(7時間10分)

チャンギ国際空港→羽田

22:15発 シンガポール航空(ANA) 06:30着(7時間15分)

チャンギ国際空港→成田

23:55発 シンガポール航空 08:00着(7時間5分)

シンガポール航空

羽田便は往復ともANAとのコードシェア便で機体はANAのB787です。対して成田便は往路A380、復路B777か。

シンガポール→メナド(サム・ラトゥランギ国際空港)のフライトは同じなので成田から行くと2時間余計に待つことになりますね。帰りも待ち時間が1時間長くなります。チャンギ空港は大型ショッピングモールみたいな感じだけど、長時間飽きずに楽しめる感じでもありません。

よって往復羽田便を使うのが何かと有利なのだけど、ツアー代金は1万円ほど高くなるようです。だったら妥協して往路成田で復路羽田がいいかな。こちらだと往復成田の料金らしいので。1万円あればナイトダイブに2回参加出るもんな。

ただしレンベの場合は移動日に前後二日ずつ必要なので、6日間のツアーでも2日(+到着日のナイトダイブ)しか潜れないのが難点です。その点、フィリピン各地の方が断然楽ですね。

シンガポール航空

レンベにはシンガポール航空おおび、参加傘下のシルクエアを使いました。 シンガポール航空では、離陸直後におしぼりが配られるのですね。 往路の機内食(もちろんエコノミークラス)はこんな感じ。まずは夜1時ぐらいに出てくる軽食。「リフレッシュメント」だそうです。そんな時間帯には何も食べたくないけど決まりなら仕方がない。

航空会社は万が一の航空事故の備えかなにかの理由で、乗客に高カロリーの食事を提供しなきゃいけないのかな。

シンガポール航空の機内食
ほうれん草トルティーヤ

次に朝食。4時だか5時だか。ちょっとうとうとしたら、もう食事の時間です。せわしない。

シンガポール航空の機内食
チーズオムレツにベーコンポテト添え

シートのポケットにメニューの小冊子が入っていて、あらかじめ選べるようになっているのですが、洋食と和食だと、洋食のメニューがショボそうなので、和食に人気が集中するようです。私の席は後方だったので和食は売りきれていました。

このときの和食はスズキの西京味噌焼き、玉子焼き、季節の野菜、ご飯。

それからシルクエアの機内食。

シルクエアーの機内食
パンじゃなくクラッカーなので咽が渇きます。 朝っぱらから飲む気にはならないのでコーヒを

そして復路、午後4時頃のシルクエアの機内食がこちら。

シルクエアーの機内食

シルクエアーのピーナッツ

リゾートを出発するのが10:30頃。機内食にありつくまで5〜6時間。次回行くときは、この間で何か食べたいところ。 といっても選択肢は空港内のカフェぐらい。というか問題は現地通貨を余らせていなさそうなこと。いくらあれば何が食べられるのか見当もつきません。

シンガポール航空に乗り換えてからの夕食。といっても10時すぎ。

シルクエアーの機内食
またしても和食(菊乃井風牛肉の胡麻ソース、季節の野菜とご飯添え)にはありつけず。 ローストチキンとマッシュルームソース、野菜のソテーとローズマリーポテトのメドレー
シンガポール航空のデザート
デザートのアイスクリーム

その後も軽食の時間ってことで早朝にたたき起こされます。

シンガポール航空の機内食

なお、往路の機体にはなかったけど、復路は座席エンターテイメントがついていました。

シンガポール航空の座席エンターテイメント
USB端子があるのでiPhoneを充電できます

それと往復で1個ずつ配られるポーチ。

シンガポール航空のサービスグッズ
中身はかかとのない靴下と歯ブラシ。 機内での使い捨て用ですね

最後に感想を。別にシンガポール航空の都合ってわけではなくマレーシア航空でもそうなるけど、どうも機内泊の7時間超のフライトでは時間のペース配分が解らんです。良いタイミングで寝ておかないと、すぐご飯になっちゃうもんで。

このときは海の日を挟んだ3泊6日、平日を1日休むだけの弾丸ツアーっぽい日程で行ったけど、やっぱ無理があった気がします。早朝の帰国後、その足で出勤したものの、その日はあんまり頭が働かなかったから。

次回はもう少し現地滞在日数を長く取りつつ、帰国後はもう数時間寝てから出勤するべきかな。

MoneyT Globalは使えるかも

MoneyT-Global-Card以前、マクタン島ではMoneyT Globalが使いづらいと書きましたが、レンベ旅行では有益そうな感触を得ました。

まずはマナドでの空港使用料100,000ルピア。空港レートで1,000円が84,000ルピアぐらいだったかと。硬貨は使えないので最低でも2,000円換金して168,000。68,000ルピアが余るけど物価の相場が解らないので何とも使いあぐねます。カサワリレンベリゾートでチップにするか(往路で換金していれば)、せいぜい空港の飲食店で強引に使うか。

WTPの羽田発着ダイビングツアーの場合、市内観光の時間はありません。リゾートの周辺にも大きなマーケットもないし。

でも、マナド空港の2FにはATMがあることを確認したので、前もって口座に日本円で入金しておけば、かっきり100,000ルピアを引き出せるはずです。こちらを見ると引かれる手数料がけっこう違ってきますね。

マナドの空港、てっきり与論空港とか旧石垣空港とか昔のパラオ空港(15年前はベルトコンベアーすらなかったよなぁ)みたいなこぢんまりとしているかと思っていたら、そこそこしっかりした造りの空港でした。一応、国際空港ですからね。

マナド空港(サムラトゥランギ空港)
マナド空港(サムラトゥランギ空港) マナド空港(サムラトゥランギ空港)。 トイレに寄るべく外階段を2Fに登ったところにATMコーナーがありました

次にシンガポールでの食事。今回のツアーでは、往路のチャンギ空港到着は機内食が2回出た後(変な時間帯に食べさせられた)の朝だったのであまり気にすることもなかったけど、復路は夕方着でかつ羽田行きの搭乗までが長く、空港で夕食をとりたい感じでした。

ざっと見て回ったところ飲食店での支払いには各国通貨が使える風ですが(全部のお店がそうかは解らないけど)、当然基本通貨はシンガポールドル。他国のお札で払うとシンガポールドルのお釣りがきます。もし財布に万札しかなかったら、お釣りもちょっとした大金です。次回に繰り越すか、無理やりお土産を買い込むか…。

まあ、1,000円札を多く持っていくのが海外旅行の基本ですが、先にリゾートでのオプショナルフィーの支払いなどに使って大きな額の札だけが残っている可能性もありましょう。

そういうときにもMoneyT Globalが活躍してくれます。チャンギ空港では一定距離ごと、いたるところにATMコーナーがあるので夕食代に必要な額だけを引き出せば、シンガポールドルの残りを最小限にできます。

これって1,000円単位で現地通貨に換金するよりも効率的です。持ち帰っても使えない現地通貨が手元に残るより、端数でもMoneyT Globalの日本円の口座残高が残る方がまだ都合がいいので。

ああ、シパダン方面に行く際もクアラルンプール空港で同じ方法が取れますね。最小限のリンギットを引き出すと。

MoneyT Globalのカード、マクタンでは使いづらくて解約も考えたけど、もうしばらく保有してみることにします。その内、マリバゴ地区にもATMができるかもしれないし。

レンベ旅行のおさらい

忘れないうちにレンベ旅行について要点をまとめておきます。

飛行機の重量制限:

最近発売されたガイドブック類には「シンガポール航空の預け荷物は20kgまで」とあったし、シンガポール航空のWebサイトにもそう書かれていたけど実際にはダイバー特典で30kgまで許容されるようです。

とはいえ規定は変わるかもしれないし、不安なら念のため事前に問い合わせてみるといいでしょう。

シンガポールでのトランジット:

話には聞いていたけど、シンガポールのチャンギ空港、アホみたいに広いですね。成田空港何個分なのだろう。

とはいえ各所に運行状況のLCDモニターがあるし、ターミナル間にはシャトルも走っているので困ることはありません。

トランジットなら入国審査の類いもないので、飛行機を降りてちょっと歩いたらすぐにショッピングモールみたいなゾーンに出られます。機内預け荷物もマナドまで運んでくれるので、チャンギでは身一つで乗り換えるだけ。

ただし、移動する際は構内地図を確認してからの方がいいですね。無造作にシャトルを使うと、下りたターミナルの端から端まで歩かされかねないので。

帰りなんか、無計画にシャトルに乗ったら目的のゲートまで「20min」なんて案内板が出てたような。実際はそこまで時間はかからないけど。

でも、もし遠くまで歩くのが面倒なら、大型カートみたいなやつで目的のゲートまで運んでくれたりもするみたいです。

必要な現金

関連投稿:レンベ行きにビザは必要?

マナド空港で支払う到着ビザ代が$25(US)。日本円でも払えるようですが、3,261円みたいな変な金額表示でした。硬貨は使えないのでお札で払うと、お釣りがインドネシアルピアで返ってきます。1万円も渡そうものなら約500,000ルピアが戻ってきて使い切れずに往生するので、事前にUSドルを用意しておくのがベストですね。ビザ代、きっかり3,000円とかにしてくれると楽なのだけど。

インドネシアの到着ビザ
インドネシアのビザ。旅券にかっこいいページが増えました

なお、マナドから出国する際には空港使用料として100,000ルピア(約1,000円)が必要です。ただし空港で日本円を換金すると100,000ルピア=840円ぐらいだったかな。よって少なくとも2,000円は換金しなければなりません。

3,000円分のルピア
3,000円を換金したらこうなりました

結論としては、$25 + 2,000円がカサワリレンベリゾートにダイビングに行く際に最低限必要な現金ということになります。

ラマダンの影響は?:

インドネシアは世界で最も多くのイスラム教徒を抱える国。私が訪れたときはちょうどラマダンの時期だったものの、何ら影響は見られませんでした。

滞在したカサワリ・レンベリゾートが外国人(もちろん非イスラム教徒が多い)向けだということの他にも、そもそもマナドのあるスラウェシ島ではクリスチャンの比率が高いのだとか。当然、リゾートでお昼ご飯が出てこないとか、ダイビングガイドが日中空腹でへろっへろなんてことはありません。マナド空港のカフェやレストランも普通に営業していました。

私にとってインドネシアは3回目で、シンガポールでのトランジットは始めて。でも弾丸ツアーっぽい日程を除けば、何ら不自由もない快適な旅でした。これなら(リゾートでの部屋代が上がらないように連れさえ見つかれば)気軽にまた行かれそうです。