九州も寒かとです

ANAのマイレージを使って帰省中。3月からは東京⇔福岡(往復)が3,000マイル上がるし、3月は花粉に加えて黄砂も飛ぶので月内ってことで。日付けは漠然と決めたものの、よりによって中二日とも雪の日に当たってしまいました。青空も見えてるんだけど。天気雨が「狐の嫁入り」なら天気雪はなんと言うのだろう?

九州に暖かいところというイメージを持っている人も多いようですが、同じ九州でも北部の福岡や佐賀は東京よりも寒いです。首都圏ほどは開発が進んでませんし。子供の頃に住んでいた長崎は東シナ海側なので、いくぶん暖かかったかな。

まあでも暑がり体質の者にとって雪の日は割と快適だったりします。九州は雪国みたいに殺人的な寒さにはならないし。

そうそう、今やJR九州はもちろん地下鉄も西鉄もSuicaでOKなのですね。便利になったもんだ。

Sugocaの相互乗り入れマップ

さすがに甘木鉄道は無理だけど、あれはレールの上を走るバスだから。

パラワンガイドの得意技

2003年、私が初めてパラオスポートを利用した際のトリップディレクター兼ガイドは巨漢のパラオ人でした。ちなみに彼は日本人女性と結婚して今は千葉に住んでいるらしいです。もともと日本語ぺらぺらでしたしね。北海道出身とうそぶいていたなぁ。

その彼の得意技がナポレオンフィッシュとのハグ。ブルーコーナーの棚上でダイバーに愛想を振りまいていた大きなオスのナポレオンフィッシュを腹合わせに抱きかかえる技です。かつて誰かがゆで卵で餌付けしたと聞きます。よほどその味が気に入ったのが馴染みの彼を見分けると魚の方からすり寄ってきていました。彼がBCのポッケやサーフパンツの裾などから卵を出すふりをするとナポレオンフィッシュの目が釘付けになるのですよね。卵持っていなくても。奴ら、嗅覚は発達していないのかな。

ブルーコーナーのナポレオンフィッシュ
ブルーコーナーのナポレオンフィッシュ 十分に育って額が張り出したブルーコーナーのナポレオンフィッシュ

後年、誰かがそのハグの様子を写真に撮って「サービスという名の虐待」だっけか、そんなタイトルでどこかのフォトコンに入選していましたが、私はそうは考えないのですよね。あれのどこが虐待なものかと。

それって、単なる野生動物との接触、たわむれです。自然界において、まったくもって触れられないものもいれば、割とたやすくさわれる種や個体もいます。もちろんいろんな理由で触れてはいけないものもいますが。でもこれはさかなクンが蛸を抱きかかえるのと大差ないと。あるいはダイバーがハリセンボンやコクテンフグを膨らますのと。

そのナポレオンフィッシュは1m超級まで育ったのですから、そもそも十分に警戒心を持った個体のはず。だいたい海ではサイズのある魚の方が人間の接近には神経質だったりしますし。ゆで卵欲しさかもしれないけど、毎回ハグされていたのだから、彼に心を許して寄って来ていたとも言えましょう。中には人になつく野生動物もいるわけで、虐待なんて言うのは観念的で想像が逞しすぎです。

でもまあナポレオンフィッシュは一応絶滅危惧種だし、誰かれともなく真似してはまずいんで、その意味では慎んだ方が良いかもしれません。

ちなみにナポレオンフィッシュがレッドリストに乗った理由はご多分に漏れず乱獲。種の存続に関して言えば、ダイバーの振る舞いよりも人間の食文化の方がよっぽど残酷なわけです。

iPhoneのバッテリーをどげんかせんといかん

11月にiPhone 4Sを紛失してiPhone 3GSユーザーに戻ったわけですが、低速・低性能でも特に不満はないのでこのままiPhone 5まで引っ張ろうと思っています。iPhone 4Sは秋発売でしたがiPhone 5は例年通り夏になるという噂。私にとってもその方がありがたいです。

ただし、さすがに2年半も使い込んだバッテリーだけはいただけません。もはやPodcastなどを2時間ほど再生すると力尽きるありさま。再充電しないとメールも取れないわけで、さすがにこれでは拙いです。

しかも困ったことにバッテリーの残量が60%以上残っていても、Webにアクセス(おそらく通信は電力消費が大きい)した途端に電源が落ちてそれっきりなんてことも。残量表示がまったくあてになりません。

知っての通りiPhoneはバッテリー内蔵型なのでフタを開けて換装とはいかないので、ポータブルな外付けバッテリーを買おうと思い立ちました。

まずは要点の整理から。

  1. ジャケットタイプではない
  2. 残量0から充電できる
  3. 末長く使える
  4. 安価

1はiPhone 4/4S用がiPhone 3GSには着せられないことと、iPhone 5の形状がiPhone 4Sと同じになるかは解らないので却下。

2は私の用途では必須です。iPhoneを残量0からは充電できないバッテリーが数多く出回っているのでちゃんと見極めないと。

3と4は「なるべくなら」といったところです。

あれこれ物色し、最終的に残ったのはこれ。

SANYO eneloop USB出力付ハンディ電源(単3形2個セット) KBC-D1BS

充電には別途エネループの充電器が必要になるものの、既に持っているので追加の出費はなし。旧型のエネループ付きなので2,000円弱とお手ごろ。先々使い込んでへたってきたら新型エネループを買い直してもいいし、予備のエネループを持てばいくらでもスタミナを増強できます。

と思ったのですが、iPhoneのバッテリーを交換するという手段もあることに気づきました。ネットで検索するとたくさんヒットしますね。

自分で交換するなら互換バッテリーが送料込みで2,000円ぐらいで買えます。動画を見る限り、さほど難しい作業ではないようです。

iPhone 3GSのバッテリー交換手順

なお、業者に頼むと4,000円~5,000円といったところ。私は不器用な方ではないものの細かすぎる作業は好きではないので業者に頼んだ方がいいかな。万が一自分で交換して失敗したらiPhone 3GSからiPhone 3Gへとさらに先祖返りすることになるし…。

調べてみたら私がお昼休みに行きやすい池袋駅近辺にもiPhone修理110番というお店がありました。3GSのバッテリー交換は3,900円だそうです。iPhone 5が8月発売と仮定して640円/月。悪くない、というかいい感じです。

外付けバッテリーを常時携行するよりもiPhone自体のバッテリーの持ちが良くなる方が楽ですし、自分の場合、きっと充電し忘れたり、バッテリーを持って出るのを忘れがちになるのが解っていますし。

というわけで善は急げとiPhone修理110番でiPhone 3GSのバッテリーを交換してきました。引き渡しまでの待ち時間は50分。同店のすぐ近くにはmic21池袋店があるのでダイバーならこちらで待ち時間を潰すのも良いでしょう。

でき上がりを引き取ったら、さっそくフル充電して検証。うん、Podcastを2時間再生してもバッテリーが4%ぐらいしか減りませんね。新品の頃のスタミナに戻った感じです。バッテリー交換には3ヶ月の保証も付いてくるし、新品を買い直すよりもずっと安くすんだので大満足です。

「Edy」が「楽天Edy」になるのだと

6月から電子マネー「Edy」の名前とロゴがが「楽天Edy」に変わるそうです。何か嫌だ。一頃世間を騒がせた「円点円天」みたいだし…。

Edy→楽天Edy
この新ロゴも手抜き過ぎるだろうよ。Eとdの高さも揃ってないし…

かつてJリーグが発足する際、讀売が傘下のチームに企業名を入れる入れないでリーグと揉めました。このときはJリーグ側が理念を通して「ヴェルディ川崎(当時)」となったわけですが、今回は企業グループ内の決定なので覆らないでしょう。そうか、ビットワレットは楽天の子会社だったのか…。

いや、プロ野球チームの多くは企業名を冠していますが、電子マネーの世界では各社ともそんな露骨なことはしてませんよね。ワオンはイオンと韻を踏んでいて、ナナコもセブンイレブンを連想させるものの、せいぜいその程度。「JR東日本SUICA」や「NTT docomo iD」なんて名乗りはしないわけです。たとえ電子とはいえ企業名が付いたお金(的なもの)というのは…。

てなわけで、6月以降はEdy離れが起きるかも。

ちなみに私はプリペイド方式のEdyではなくポストペイのiDかQUICPayが好きです。EdyはいまだにiPhoneではチャージできないし、現金でチャージするなんて手間は省きたいので。QUICPayももう少し勢力を伸ばしてくれると良いんだけどなぁ。

マイレージの使い道はどっちがお得?

ANA JCBカードANAのマイレージが羽田⇔福岡の往復に必要な12,000マイルを超えました。これで帰省できます。

という話を飛行機好きの知人(やはり実家が福岡のダイビング仲間)にしたところ「自分なら帰省には使わず沖縄行きにとっておく」とのこと。「3月25日搭乗分から導入される旅割55だと片道1万円だから往復2万円。そうやって自腹で帰省してマイレージは沖縄との往復に使う」のだそうです。旅割ならマイル(往復1,134マイル)も貯まりますし。

私はレジャーならともかく実家に帰るのに高い費用をかけるのが嫌なので使ってしまおうと思ってたのですが、なるほど福岡とは別に沖縄に行くことをセットで考えれば、そうする手もありますね。その知人とは6月ごろに沖縄に潜りに行こうと意気投合しましたし、那覇のビジネスホテルは3,000円/1泊ぐらいなので往復の航空券に引き換えれば3泊4日が12,000円で行かれることになります。

イシガキカエルウオ
昨年沖縄で撮ったイシガキカエルウオ

ただし、ANAの東京⇔沖縄はLシーズンで14,000マイル。ダイビングに適した5月~11月はRシーズンなので18,000マイル必要です。私の利用状況からして+6,000となると6月の便の予約には間に合わないかも。

それに、那覇だとピーク期を外せば3泊4日のツアーが30,000円ぐらいからあります。スカイツアーズ利用ならANAのマイレージも50%貯まり(往復984マイル)、便の時間指定も安価です。

一方で羽田⇔福岡(木曜日~日曜日)を旅割55で押さえるとなると実際には片道1万円とはいかず、往路は安い便でも11,970円。平日の会社終わりで利用できる20:00の便だと15,470円といった感じです。復路も概して15,000円前後。旅割55をもってしても往復3万円は下らなそうです。1,000円、2,000円のために朝早い便にするってのも何だし。

もう一つの選択肢は1泊付き帰省ツアーを使うというもの。一晩だけ博多のホテルに泊まれば往復航空券を買うよりも安かったりします。調べた限りでは1泊4日、ANA便で26,000円~といった感じでした。でも便指定に追加料金がかかるのでトータルではやはり3万円を超えます。

結局のところ、福岡行きと那覇ツアーのセットでどれも3万円コース。そして今の私は金欠気味。各種支払いが続く上、先月ピグミーシーホースを撮りにセブに行ったのが響いて…。

やはりマイレージはここで帰省に使ってしまっても良いかな。