iPhone 4の白はキャンセルされるのではという予感

iPhone 4の白モデル、一向に発売がアナウンスされませんね。待っている内に街で黒モデルをよく見かけるようになりました。

一説には白モデルの年内の発売はないだろうとまで言われています。でも、課題を解決できないまま向こう1~2ヶ月の内に確定情報が出せなければ、他ならぬAppleのことなので容赦なく発売自体をキャンセルしかねないのではと思えてきました。

ただし、それでは面目丸つぶれなので、新設計のiPhone 4.5的な製品を投入してくるやも。さしあたり最近の噂としては以下のような記事を読みました。

  • 年明けにはCDMA版が出るかも(Appleがチップを大量発注したらしい)
  • Appleが近距離無線通信技術の専門家を招き入れたらしい。いよいよお財布iPhoneか?
  • 来るiTVのリモコンにiPadが使えるらしい。ならばiPhoneも?

Apple関連の噂には裏付けのない願望が多分に含まれていることが多いので、どれもまったく当てにはならないものの、バンパーが最初から付いているぐらいでは消費者の失望感をかわすことはできないでしょう。

でもまあ特に2番目は、日本以外でのインフラが課題(方式が違えば日本でも整備し直し)なので、そうそう早くは実現しなさそうな気もします。いや、先に載せておいて「こんなことができる。さあみんなで取り組もうじゃないか!」という煽動はありかな…。

もっとも白モデルを無事発売できるようになれば、こんな弥縫策を取ることもないでしょうが。

日本通信、iPhone 4向けマイクロSIMよりも…

iPhone 4をdocomoの回線で使えるようにするサービスの詳細が発表されました。

確かに導入すれば通信エリアは改善するでしょうが、一方で速度は300kbpsかそこららしいので何とも痛し痒し。加えてSIMフリーのiPhone 4を入手する手間やサポート体制の不透明さを考慮すると私はあまり現実味を感じません。故障しても即時交換か、修理待ちの間、代替機を貸してもらえるぐらいの体制が整えば、そのときは改めて検討しましょう。

それよりも日本通信にはモバイルWi-Fiルータの方の注力に期待したいところです。例えば、iPhone 4向けのバッテリジャケットと合体させるとか。iPhone 4をセットしたまま一度にiPhoneとバッテリジャケットの両方に充電できれば、多少厚くなるにせよ見かけ上は単体で運用できるようになります。その上、専用クレードルが用意されればかなり便利そうです。


iPhoneをdocomo回線で使いたくはない

docomoがSIMロックを解除していく方向だそうですね。「閉鎖的だ」とのレッテルを貼って世間のSoftbankへの風当たり、プレッシャーを強めようという作戦でしょうか。「消費者は通信会社を自由に選べるようになるべきだ」と。

一見ごもっともな話に聞こえます。確かに選択の自由があるのは好ましいことです。でも、もし政治主導でiPhone/iPadのSIMロックが解除されたなら、それこそ皆docomoに流れますよね。仮に「Softbank回線の方が1,000円安いです」などと言われても、多くのiPhoneユーザは「1,000円の差なら繋がりやすい方が良い」と考えるはずです。結果、docomoが勢いづいてSoftbankが失速すれば競争が阻害されてしまいます。両者の契約者数の比率はおよそ56:22と、いまだダブルスコア。弱い方のSoftbankがiPhone/iPadという類い稀な武器を持っているからauを含めた三つ巴の競争が成り立っているわけで、SoftbankがiPhone/iPadの事実上の独占権を失えば、遠からず彼らは死に体となって、後はdocomoのやりたい放題にもなりかねません。

と言うことで、私はiPhone/iPadがより繋がりやすいdocomo回線で使えるようになるのではなく、インフラが整備されてSoftbank回線のままで今よりも格段に繋がりやすくなることを強く願います。差し当たり東京の地下鉄を何とかしてもらいたいものです。

iPhone 4ホワイトモデルの発売が延期に

私もホワイト待ちのクチだったのですが、どうやら年内に入手できるかも怪しい感じですね。残念な気もしますが、まあそれもいいでしょう。iPhone 3GSでも困ってませんし、ここまで待って黒を買うのもシャクなので。

ただし、発売が遅れに遅れて年を越すようだったらiPhone 4は購入をパスするかもしれません。来年の6月ごろにはきっとiPhone 5(?)が発表されてしまうでしょうから。

それに、Appleは他にも何やらサプライズ的なプロダクトを準備しているらしいので、お財布に余力を残しておかないと。