犯人はiOS10

最近、iPhoneで使っているIIJみおふぉんのLTE通信枠の減りが妙に激しかったのですよね。気づいたら日に2〜300MBほど消費されてたりして。でもそんなに使った覚えはありません。ポケモンGOの通信量なんて微々たるものだし、私が出先でダウンロードするポッドキャストもせいぜい数十メガです。

ならばとLTEをオフにして使っていたら、低速モードに速度制限が掛けられてしまいました。

不審に思ってたところ偶然原因を発見。アプリが勝手に更新され始めたので。どうやらiOSの「Appのバックグラウンド更新」がオンになっていたようです。ほんでもってGmailやらFacebook など重めのアプリが自動的に更新されていたと。


この設定はオフにしていたはずなので、おそらくiOS10へのアップグレード時にオンにされてしまってたのでしょう。そういや先月もLTEの消費は激しかったもんな。

まったくもう。いらんことしやがって。

Googleマップはあてにならん

新百合ヶ丘から町田には電車だと往復430円ぐらいかかるので、急がないときは自転車(ミニベロ)で行くことにしています。

ただし初めてのときはGoogleマップで経路を検索しました。表示されたのはこちら。

Googleマップの新百合ヶ丘→町田

これに従って走ったところ辛いのなんの。こどもの国や緑山、玉川学園の東側は坂道が長くて6段変速を駆使しても汗だくのヘトヘトになります。「これじゃチャリで町田に行くのは厳しいかも…」と思ったものです。

でも改めてiOSのマップアプリで経路検索すると、もっと素直な経路が出てきますね。

iOSマップの新百合ヶ丘→町田

こちらに従って走ったら、難なく行かれることが解りました。片道1時間ちょっとです。

まあ、車やバイクなら坂道は気にならないけど、iOSマップが「22分」なのに対してGoogleマップは「37分」と出ているし、経路選出ロジックがちょっと妙な印象を受けます。

それに新百合ヶ丘駅からアカハチという沖繩食堂に歩く場合、iOSマップではこれ以外にありえないという経路を提示します。

iOSマップの新百合ヶ丘駅→アカハチ

でもGoogleマップだとこう。

Googleマップの新百合ヶ丘駅→アカハチ

Googleマップ、利用者に嫌がらせしてるんじゃないかと思うほど強引な道を探してくれます。歩きの経路を調べたら、ときに山のあぜ道みたいな細道を提示することがあるし。

iOSマップ、一時期バグが多かったら使わなくなってたけど、もはやGoogleマップよりも信頼性は高そうです。というかGoogleマップが怪しすぎるかな。

ポケモントレーナーの心得

ポケモンGO開始後初めての日曜日である昨日は時間をたっぷり使えたので、野生のピカチュウ、フシギダネ、ゼニガメ、ニャースなどを順調にゲット。もちろん滅多に出てこないのだけど、自宅からそう遠くない範囲に出没するのが解ったので一安心です。

ポケモンGOのピカチュウとニャース
これらを進化させられる日は来るのだろうか…。ピカチュウはうっかり強化させてしまったけど、それでよかったかも

さて、ポケモンGOはサービス開始前から安全性が懸念されていました。案の定、歩きスマホでプレーしている人も見かけます。でも、このゲーム、そうする必要はないはずです。

おそらく音を聞かずに画面を見てプレーしようとするから歩きスマホになるので、まずイヤホンを用意するべきですね。外の音も聴くべくステレオヘッドホンよりもBluetoothの片耳用が最適です。ゲーム内の音楽はOFFに設定してポケモン探し開始です。

以下、私が考えるポケモントレーナーの心得。

  • 訪れるポケストップを決めたら画面を見ずに歩く
  • ポケモンが出た時とポケストップが有効範囲に入った時には音が鳴るので、通行の邪魔にならないところに立ち止まってからスマホを操作する
  • その他の操作も立ち止まって行う

もし今後Bluetooth イヤホンの販売が増えたら、きっとポケモンGO効果ですね。

TBSラジオCLOUD vs. ポケモンGO

昨日、私もポケモントレーナーになりました。すぐ飽きるとは思うけど、知りたいことがあって。

2年前、ポケモンGOの前身であるIngressもやったけど、あれはつまらなくて早々に止めたのですよね。「歩いた距離がモノを言う陣取りゲーム」という性質上、先に始めてた上級者が幅を利かせていたので、後から参入しても楽しめなくて。

で、さすがにポケモンは、どのレベルの人でも楽しめるように作られているのではないかと。少なくとも登場ポケモンのコンプリートまでは続けたくなる工夫がされているかも。

でも噂ではどこか遠くに行かないと出ないポケモンがあるらしいし、割と身近な場所で目ぼしいところが集められなければ、やはりがっかりして止めてしまう人も多かろうと。某テレビ番組ではポケモンを求めて東京から名古屋まで旅していたけど、そういうのは誰だってできることじゃないから。

そのあたりのゲームデザインの出来栄えは興味深いです。

コナミスポーツでポケモンGO
コナミスポーツでエアロバイクを漕いでいたらコラッタが出現

他方、6月いっぱいでTBSラジオのPodcastが終了したため、7月に入ってからはしかたなくTBSラジオCLOUDのストリーミングで番組を聞いていたのですが、それも止めてしまうかも。というのもポケモンGOが頻繁に通信するためパケットを節約したいから。私は格安SIMなので3GB/月しかないし、通信枠は買いたくないので。

この点でもTBSラジオCLOUDはダメですね。

TBSラジオのアプリはこうするしかないな

TBSラジオCLOUDの評判がすこぶる悪いらしいので、今ごろTBSラジオではアプリ計画を真剣に詰めていることでしょう。広告商売をしている以上、これまでPodcastでTBSラジオを聴いていたリスナーが他局のPodcastに流れて相対的なプレゼンスが低下するのは拙いはずだから。

ただし、TBSラジオCLOUDアプリなんて作ってもユーザーの評価は上がらないかと。現行のTBSラジオCLOUDの仕組みだと、アプリで改善できるのは複数エピソードの連続再生や未再生/再生済み表示ぐらいだろうから。

そこで私ならこうするという案を考えてみました。

TBSラジオPodcastアプリのアイコン案私が決定権者ならTBSラジオCLOUDアプリではなく、TBSラジオPodcastアプリにしますね。ストリーミングではユーザーのニーズに十分に応えられないので。

まず、配信番組に独自のDRMを掛けるかPodcastのプロトコルに独自の拡張を加えて専用アプリでないと聴けなくします。前者だと他のPodcastアプリで聴こうとしてエラーが出るから後者が妥当かな。TBSラジオの番組専用だから独自仕様プロトコルになっても不都合はないでしょう。

そして専用アプリでは最初にユーザー登録を求め、住所や年齢、性別、興味がある分野などを訊ねます。

あとは一般的なPodcastアプリと同様。番組をダウンロードしたら、エピソードをまたいで連続再生できるようにします。倍速再生や中断した箇所から再開する機能も盛り込みたいところです。

ただし、アプリの起動時や各エピソードを再生する際にはユーザの属性に応じた広告をスキップ不可状態で流します。また、広告が最後まで再生されたらアプリがサーバーにフィードバックします。LINEの既読みたいなものですね。Podcastアプリは定期的に新規エピソードの有無を確認するので、その際のパケットに乗せれば良かろうと。

この方式の難点は再びPodcast配信用のサーバーが必要になり、応分のコスト負担が発生すること。でも、おかげで本来の広告ビジネスが成り立つようになります。果たしてそれでコストを相殺できるかは解りませんが。

そしてリスナーにはダウンロードという最大のメリットを提供できます。望むなら特許を申請したり、他局に相乗りを働き掛けても良いでしょう。マージンを受け取って他局の番組も配信してあげるとか。