テレコンバーターについての訂正

テレプラス-MC7-DGX先日、テレコンバーターの注意点で私のレンズAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDとテレコンバーターの組み合わせだとオートフォーカスが効かないと書いたけど間違っていました。

いや、以前ケンコートキナーに問い合わせたらこのような返信だったのですよね。

お客様がお持ちのレンズではないのですが、AF-Sマイクロ60mmでは完全マニュアル操作となっておりAF非対応となっております。
同じ様に完全マニュアル操作となる可能性が高いのでがっかりする前にこちらでの検証をお勧めするわけです。
どうぞご遠慮なく試しにご来店ください。

そこで中野のケンコートキナーのショールームに行って試させてもらいました。

するとオートフォーカスがちゃんと効きますね。どうやらf8を越えると無理らしいけど、幸い私のレンズはf2.8と明るいので、テレコン装着で2段階暗くなってもf5.6。ならば買ってもいいかも。安いし。

テレコンバーターの注意点

AF-S TELECONVERTER TC-20E III先日のテレコンバーターという手があったの続き。

動物園などで遠くの被写体を写すべくテレコンバーターを使うって話ですが、注意点がありました。どうやら私のレンズAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDだとオートフォーカスが効かないようです。調べていて、KENKOやSIGMAやテレコンバーターの都合かと思ったけど、Nikon純正品でも同じですね。WebサイトのAF-Sテレコンバーター使用上の注意という欄に書かれていました。

だとするとテレコンバーターが有望な選択肢かは怪しく思えてきました。被写体が静止した生き物とかなら良いのだけど、動き回るオランウータンとかだと厳しいですね。レンズのフォーカスギアを回していては追いつかないから。考え直しだ…。

ちなみに以前沖繩で、Gallery H(現F360)の及川さんが「小さな被写体を大写しにしたい」という私に「テレコンバーターを使ってみたら?」と提案してくれました。でもオートフォーカスが使えないなら無理ですね。ナノマクロ撮影では最終的な調整はマニュアルになるけど、その都度ギアを回していては追いつかないので、大まかなピント合わせにオートフォーカスが必要です。

まあ、テレコンバーターを着けるならレンズポートを拡張しなければならないし、そうするとマニュアルフォーカスのギアが合わなくなるので選択肢には入っていなかったけど。

テレコンバーターという手があった

昨日、TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)が欲しいと書いたけど、9万円くらいしてるし約20kgのレンズ重量も気になります。 そこで代替手段としてテレコンバーターを使う方法があることを思いつきました。

AF-S TELECONVERTER TC-20E III
AF-S TELECONVERTER TC-20E III

これで焦点距離が2倍になります。つまり私の105mmが210mm相当になるわけです。105mmはマイクロレンズなので撮影倍率はは1:1。しかも私のカメラはDX機のD7000。FXよりも1.5倍大きく写ります。イメージセンサーの面積が小さく、レンズが捉えた絵の外周部分を棄てているだけだけど…。 2倍のテレコンバーターを使えば210mm * 1.5で315mm相当。600mmクラスのレンズの撮影倍率が1:5とかだから、被写体を大写しするという意味では良い勝負ができそう。うん、これがいいかな。

予算優先ならサードパーティ製もいいかも。こちらはアフォーダブルですね。

今欲しいレンズ

今私がほしいレンズがこちら。

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)

TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)です。

私が丘陵ウォーキングがてらよく行く多摩動物公園には大勢の写真家が来訪します。なかにはhassyさんのように気合いの入った方も。彼は600mmの巨大な単焦点レンズで毎週末のようにオランウータンを撮っています。600mmっていいですね。FXカメラとの組み合わせで撮っても、私のDX(D7000)と105mmマイクロで撮った写真より被写体が大きく写るので。

とは言えNikon純正の600mmレンズ(AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR)は売価でも120万円以上しています。500mmのAF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRでも90万円以上。ちょっと手が出せません。水中では使えないし。

 

でも単焦点を諦めてズームレンズにすれば、何とか買えるレンジ。それが冒頭のTAMRON SPレンズです。

もちろん単焦点とズームでは絵も違ってくるけど、きっとこんな写真をトリミングなしに撮れるようになるだろうな。

多摩動物公園のオランウータンのリッキー(2歳)

写真集アプリをリリースしました

電子書籍として出版済みの写真集『FROGFISH.JP』をアプリにしてみました。iOS版とAndroid版があります。無料なのでぜひダウンロードしてお楽しみください。

appicon_shrimpheads-128

FROGFISH.JP

よがたみちあき

¥0

アプリ化の背景:

かねてより電子書籍の写真集制作を研究していて、iBooksストア、Goolgeプレイストア、amazonでの出版まではこぎ着けました。

ただし、Adobe InDesign CCで作成したEPUB3.0(固定レイアウト)のコンテンツはMacやiOSの各種ビューワアプリででは正しく表示されるものの、Android版のGoogle PlayブックスアプリやKindleアプリではテキストが崩れます。

それがアプリの都合なのかOSの制約なのかは解りません。バグは逐一報告しているけど、まだ直してもらえてません。

もしアプリ側ではなくAndroidの制約だとすれば修正までに時間がかかるか、もしくは放置されるかも。OS Xから派生したiOSはマルチフォント表示が前提に作られているけど、Androidはどうなのだか。

国際標準規格なんてあてにならないですね。規格自体が立派でも実装が追いつかなければ標準の意味をなさないのだし。

というわけで電子書籍には一旦見切りを付けてアプリにしました。