タパス&タパス

アンボンのタコ。種類はまだ調べていません。どことなくタパス&タパスのロゴに似ているかも。

アンボンのタコ

別角度。

アンボンのタコ

レンベもそうだったけど、アンボンもタコは多いですね。インドネシアでは食べないのかな?

フィリピンではあんまり見かけないけど。

コガラシエビ

アンボンの海のコガラシエビです。

コガラシエビ

体長3cmぐらい。より大きなペア個体もいたようですが、遅れて到着した私が見たのは小さい方だけでした。

愛称「割り箸エビ」なので頭の先っぽが割れた瞬間を狙ったものの、撮れたのはちょい割れ止まりでした。

コガラシエビ  

アンボンの海のお勧め度

先のGWにインドネシアのアンボンに潜りに行きました。

ただしアンボンは宗教紛争が断続的に続いており、2011年にも暴動があったため、かつてのようにワールドツアープランナーズのツアーも組まれていません。よって行くには航空券とダイブリゾートを自己手配することになります

とは言え日本⇄ジャカルタの航空券購入は簡単だし、ジャカルタ⇄アンボンの国内線と宿を兼ねたダイブリゾートの手配交渉は担当の方と日本語で行えます。代金のルピアでの送金は面倒だけどハードルはそれぐらい。実際に行ってみても宗教紛争の形跡などはまったく見受けられませんでした。まあ私は空港とリゾートと途中の道路しか見ていませんが。

そんな風に実は平和なアンボンですが、海の方はちょっといただけません。なぜなら海底にゴミが多すぎて。定番の瓶・缶・ビニール袋の類はもちろん、プラスチックのおもちゃや電化製品の類いも多数。加えて衣類も。くたびれたシャツやらブリーフやら。ひいては女性の生理用品まで。もちろん場所によっても違うけど、目ぼしいダイブサイトにも容赦なくゴミが落ちていて、半ば埋もれています。よって海底はヘドロっぽいところも多々。サイトによっては潜ってると気持ち悪くなってくることも。

フィリピンのマクタン島やレイテ島の海にも、あるいいは同じインドネシアのレンベの海底にもそれなりにゴミは落ちているけど、アンボンではケタ違いに多い印象です。

推測するに、社会インフラの整備具合が悪かったり現地住民のモラルが低いままなのと、アンボンにはダイビングサービスが少なく、ゴミ回収ダイビングがなされていないのが原因ではないかと。日を追うごとにゴミが増えていく一方なわけです。多分。

よくもまあこんな海のどこかにサイケデリカが出没したものだと感心します。というか、近年のゴミ問題の悪化でもってサイケデリカも出なくなったのかも。

まあ、そうはいっても普通種のカエルアンコウの生息数は多いし、ポテンシャルに恵まれた海だとは感じます。だからこそ残念でなりません。

ニシキフウライウオ
こういう美しい柄のニシキフウライウオが…
ニシキフウライウオのペア
ペアでゴミに寄り添って生きていたりもします

他方でダイビングサービスMALUKU DIVERSのサービスはとても充実していました。よって懸案のゴミ問題が大きく改善されたらまた行ってみたいと思います。

でも改善されないままならアンボンにはもう行かないでしょう。サイケデリカがまた出るなら別ですが、目撃情報が途絶えて久しいようだし。

てなわけで当面は他の人にもアンボンはお勧めしません。マクロ狙いでインドネシアに行くなら、やっぱりレンベですね。

ハナイカだらけ

アンボンの海にはいくつかの顕著な特徴がありました。 その一つはハナイカをやたら見かけることでしょう。 こちらは2cm級の若い個体。

ハナイカ

ハナイカ

英名は「Paintop cuttlefish」のはずですが、ヨーロピアンダイバーや現地ガイドは「フランボイヤ・スクイード」なんて呼んでいたような。