ピグミーシーホースだと思ったら

アンボンにて。事前のブリーフィングでガイドから「ピグミシーホースが見られる」と聞かされ、「おう、自分の好きな被写体だ」と意気込んでエントリ。

じきに黄色のシーファン(ウミウチワ)が視界に入ったので急いで泳ぎ寄ってピグミーシーホース探し。でもいたのはピグミシーホースではなくこのカニでした。これまた名前は解りません。体の幅が1cmぐらいだったかな。

アンボンのカニ

この通り何かの拍子に右腕を失ったみたいで。まあそのうち生えてきますよね。

アンボンのカニ

結局、アンボンでは計26ダイブも潜ったもののピグミシーホースは1匹も見かけませんでした。まあいいけど。私としては甲殻類の方がより専門っぽい分野だし。

忍び寄るカニ

アンボンのエンペラーシュリンプ(ウミウシカクレエビ)、さすがに印象的な写真は出し尽くしたかと思ってたけど、Apertureのライブラリを見返したらまだありました。

このエンペラーシュリンプは体長1cmにも満たない若い個体。背中の白い模様がまだ不完全です。これって成長と共にしっかりした模様ができ上がるみたいですね。

エンペラーシュリンプ(ウミウシカクレエビ)

どれぐらい小さいかというと、奥のナマコマルガザミと比べてもこんな感じ。ナマコマルガザミの体幅がせいぜい2cmぐらいだから、かなり小さいのが解ろうかと。

エンペラーシュリンプ(ウミウシカクレエビ)とナマコマルガザミ

ジャノメナマコ、一見して何も棲んでなさそうに見えても、じっくり観察してみるべきですね。数ミリサイズのエビがいるかもしれないし。

モエビかロウソクエビか

台風8号、7月としては史上最大級ですか。台風好きとしてはゾクゾクしますね。各地の被害が少なければいいけど。

それとDive Awaedが土曜日から今日までの与論ツアーに行ってたはずだけど、どうなったのだろう。さすがに今日は飛行機飛ばないよね。


アンボンのエビ。例によって名前解らず。

アンボンのエビ

実は私の夢はあぶく銭を掴んで自堕落に暮らすことだったりします。でもそんな生活は1週間もしない内に飽きるので、生涯を費やしてエビの研究に勤しみたいものです。まあ夢は夢。まったく叶わなそうだけど。