コナミスポーツはどうしようもないな

今週、約一週間ぶりにコナミスポーツ新百合ヶ丘店にトレーニングに行ったらこうなっていました。

コナミスポーツ新百合ヶ丘店のクロストレーナー

コナミスポーツ新百合ヶ丘店のクロストレーナー

このクロストレーナー、以前は7台あったけど故障で5台に減らされ、さらに2台が壊れて今では3台しか稼働していないという有り様です。しかも現在故障中の二台の内、右側の1台は何ヶ月もこの状態のままという。

店舗としてはそう簡単に新しいマシン導入とはいかないのでしょうが、それは経営側の話。客の立場からすれば前と同じ会費を取る以上、不都合は速やかに解消してくれないと不満が募ります。

それにそもそもコナミ仕様(各人の運動履歴が保存される)の特注マシンなんかを導入したもんだから、こんなときにもなかなか修理できなかったり、置き換えも利かないんじゃないかと。もっとシンプルな量産品にしておけば良かったものを。トップの判断ミスですね。

もっと言うと液晶モニタに表示されるコンテンツもゲーム会社を系列に持つ割にはお粗末。丹念に運動履歴を残しても「いいペースです。この調子で頑張りましょう」ぐらいしか表示されないし。何か客商売としていろいろと間違っている気がします。

ナタリー・ロス

今秋発売の週刊文春センテンススプリングにTBSを電撃退社した小林悠さんの記事が載りました。不規則な重労働と心無い憶測報道の末、適応障害となったとのこと。休養ではなくいきなりの退社を選ぶほど深刻な状態だったのですね。

いやぁ残念。私はラジオパーソナリティとしての彼女が好きだったから。テレビで見せる知性派のイメージとは違い、ラジオのたまむすびでは赤江珠緒さんと同じくエロな下ネタに乗ったり受け流す度量があり、かなり愉快なトークを展開していたのですよね。

赤江珠緒たまむすび & 小林悠たまむすび

まあ彼女が熟考した末の選択です。受け入れて応援しないとね。今の彼女は例の超リッチな彼が支えてくれているそうだし、ゆっくり療養してプライベートにおける幸せを掴んでもらいたいですね。でもしばらくこちらはナタリー・ロスだ。

本人は「もう戻らない」と言っているようだけど、それは事の直後だから。いつか落ち着いたらまたラジオの世界に帰ってきて欲しいな。

東京はやっぱり狂ってる

wordpress-logo今年11月、築地市場が豊洲に移転します。問題山積みらしいけど。

なお、築地の跡地は五輪まではバスターミナルとして利用し、その後にスタジアムやショッピングモールに再開発する建設計画がていますね。なんと愚かしい。スポーツ報知が報じたってことは巨人軍も東京ドームから移転させたいのか。

でもその頃の東京圏には後期高齢者が175万人増加しており、65歳以上の人口が26%も占めると予想されています。まあ足らないからとわざわざ銀座に介護施設を作る必然性は薄いので商業的な再開発自体は否定しないけど、大規模な介護施設はどこかには建てなきゃいけないわけで、もっと先に検討することがあるはずなのに。

結局、商業効率が最優先で金儲けには熱心だけど福祉はそっちのけ。こんなことだと団塊世代が皆後期高齢者となる2025年頃の東京圏では介護離職者が大勢出ていることでしょう。

持家か賃貸か

wordpress-logo持家と賃貸、どちらが有利かという議論は永遠のテーマとも言われていますが私の中ではとっくに結論が出ています。断然、賃貸です。理由は「状況の変化に対応しやすいから」。

先日、ダイビング仲間のご夫妻が近々東京のマンションから山梨に引っ越すという話を聞きました。理由はまだ伺っていないものの、そのマンションは売るか貸すのでしょうね。確かローンがまだ10年くらい残っているはずだけど。まあ、転居先にも家を持っているか社宅があてがわれるとかなら貸し出せるか。

持ち家派の「賃貸だと払い続けても何も残らないが買えば資産になる」って考えも解らなくはないけど、東京圏ともなると多くの人は分譲住宅を30年とかのローンで買うことになります。でも今の時代、公務員でもなければ30年間もローンを払い続けられるとは限らないので、かなりのギャンブルです。自身が大丈夫でも家族に常時介護が必要となれば離職せざるをえなくなるかもしれないし。

そして何かの都合でいざ売ろうにも、マンションは買った瞬間に資産価値が3割下がるというし、よほどの良好物件でもなければローン残債を精算できるほどの額で売り抜けるのは無理でしょう。手放してもローンが残るわけです。

また、30年のローン返済が可能だったとしても、環境が変わっていくリスクもあります。最近の事例ではマンションのくい打ちデータ改竄の発覚だとか、Airbnbに感染して中国人観光客が連日大騒ぎするとか。100%自分のせいではないのに急に住みにくくなったりするわけです。これが賃貸ならいつでも逃げられます。

もっというと2035年には3軒に1軒が空き家という未来予測も出ています。ならば20年後の住宅向け不動産は飽和状態です。一部の優良地を除けば資産価値は大きく下がり、「安くするから借りてくれ」という借り手市場になっていることでしょう。当然、もっとも顕著になるのは人口が多い東京圏です。

よって冒頭のご夫妻が今の内に東京を離れるのは良い判断ですね。この先の東京圏は一極集中の副作用で高齢化が急激に進んでひたすら痛んでいきます。団塊の世代がリタイヤして税収が大きく下がる一方で病院や介護施設が大幅に不足するのが解っていながら、未だにオフィスビルやマンションばっかり建てているのだから救いがありません。病院建設はともかく、医者の養成には何年もかかるというのに。

ならば遅くとも10年以内には東京圏を離れるのが懸命だと思います。じゃないと「医者にかかろうにも、どこの病院もお年寄りの先客でいっぱい」なんてことになるので。

新国立競技場は無用の長物

新国立競技場の二案が発表されました。 A案がこちら。

新国立競技場のA案
新国立競技場のA案

そしてB案。

新国立競技場のB案
新国立競技場のB案

さすがにどちらも悪くないと思うけど私はC案支持かな。つまり「建設しない」です。日産スタジアムや味の素スタジアムで代替するという。東京の将来を見据えると、こんなの造っている場合じゃないと思うのですよね。

なにしろ五輪後は団塊の世代が後期高齢者となっていきます。最大ボリューム層が所得税を払う側から高齢者向けサービスを受ける側に回るインパクトは大。特に高齢者人口の多い東京圏の財政は一気に悪化していくはずです。果たして新国立競技場が独立採算でやっていかれるかも疑問だし。

またこの先、東京圏では医療介護の供給能力が不足するので高齢者を地方に移住させよという提言すらなされています。つまり何も手を打たなければ、まともな医療や介護のサービスを受けられない人が大勢出てくるわけです。待機児童ならぬ待機老人。当人はもちろんだけど、その家族も介護離職を余儀なくされたりして厳しい状況に追い込まれます。優秀なビジネスマンらがキャリアを捨てざるをえず、後年再就職しようにも安定収入の職が得らないなんて話も聞かれるし。

だったらあの広大な敷地には競技場ではなく病院や介護施設を建てるべきだと思うのですよね。それこそ世界に誇れる最先端医療・介護の一大拠点にするという。周りには広大な公園もあって環境も良いし。

ほんでもって海外からも医療ツーリズムを受け入れれば、爆買い以外のインバウンドにも期待できます。

でも、きっとどちらかの案で新国立競技場が造られてしまうのでしょうね。やはり東京の将来は暗いようです。都市計画なんてものがなく、経済効率最優先で発展してきたツケを払わされることになるのだから。